文献名1大本神諭
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3明治36年旧5月19日よみ(新仮名遣い)
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データ凡例
データ最終更新日2020-05-31 16:40:21
年月日1903(明治36)年6月14日(旧5月19日)
神霊界掲載号大正8年6月1日号(第87号) 7頁
神霊界八幡書店復刻版第5巻 15頁
七巻本第5巻 141頁
五巻本未調査
三五神諭なし
東洋文庫天の巻なし
東洋文庫火の巻なし
連合会水の巻なし
大本史料集成未調査
庶民生活史料集成なし
OBC os175
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本文
是迄の世は悪の世で、悪と申すのは、世が覆りて居る故に、何を致しても終局には悪に成りて、人が難渋を致す事より出来は致さんぞよ。世を立替ねば世界の人民助ける事は出来んが、思ひの違ふ人が沢山在るなれど、此の世は悪の行り方では永くは続かんぞよ。岩戸を開いて、元伊勢のウブガマのウブダライの御ン水は、昔からチットも変らん水晶のその御ン水を、世の立替について、明治三十四年の三月の八日に、世界の水は一平らに泥水であるから、其の泥水の中に住みて居る人民、段々一年増しに、今表面から見ては何とも無いが、モウ表面も飾られん世に成るし、まだまだ強い者勝ちに成るぞよ。夫れで水晶の御ン水を頂きて、綾部の邸の内には、その結構な御水で、身魂の洗濯を日々致して居るのじゃぞよ。女島と男島との間にも、此の御水を少し滌いであるが、此の御水が世界中へ廻りたらボツボツと大望を始めると申して在るが、モウ廻りたから、是からは世界に何が在らうやら知れんぞよ。変性男子、変性女子、龍宮の乙姫殿日の出の神、金勝金の大神殿四魂揃うて御守護なさるなり、三代の木花咲耶姫殿も揃うて元伊勢へ御礼参拝が出来て、元伊勢の宮川で罪や穢れを洗りて了うて、是で立替の御用は勤めて呉れて神は満足で在るぞよ。明治三十四年の三月の八日に、元伊勢の昔からチットも変らぬ水晶の、岩戸の御水取りの大望な御用が、木下慶太郎、輔佐が森津由松。
今が天地がクリッと返る辛い所、金は段々逼迫に成るし、世界の人の心が何となしに淋しくなりて、総体が気の毒が出来るぞよ。御用致す御方、神の申す様に致せば迫々楽に御用が出来て結構。
○
綾部の大本は世界の本に成る霊的大経綸の神廷で在るから、綾部の神業之大橋を越して、まだ前へ行かうと思うても道が判らぬ様に成て、一筋の誠の道に後戻りを致さぬと、外に何彼の事の判る所は有りはせぬぞよ。世界の人民よ、段々是からは世界は心淋しく相成るから、恋しく成りたらば綾部の大橋へ参いりなされ、外では判らぬ世界の一切の事を説いて聞かして上げますぞえ。是からの世はドウ成ると言ふ事は、此の大橋を越して来んと、何も判りは致さん気の毒が出来るぞよ。
○
変性男子は、畏こくも天照皇大神宮様の御妹御の御魂で在るから、二度目の天之岩戸を開きて、三千世界の世を立替へて、天下泰平に世を治る大望な御役であるから、此筆先通り何彼の事を致して下されば、人民力の出来も判りも致さぬ事を為せて、此の世の手柄者と致すので在るぞよ。今度は水晶魂の選り抜き斗り神が使うて致すので在れども、今の人民は悧巧過ぎて天地の事の判る身魂は無いから、何遍致しても後戻り斗り、差添の種は揃うて水晶魂に磨いて下さらぬと、神も難渋、世界もヒシと行ん事に成るぞよ。外国の教は手本ありて金を沢山使うて、末々まで間に合はぬなれど、元のいろはの勉強は、手本なしに書き放題に書した事が、其通りに成れば此の世は結構な、末代続く神国の代に成るので在るぞよ。