文献名1大本神諭
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3明治36年旧1月30日よみ(新仮名遣い)
著者
概要
備考小の月なので旧1月30日は存在しない
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データ凡例
データ最終更新日2017-06-30 21:10:42
年月日1903(明治36)年0月0日(旧1月30日)
神霊界掲載号大正8年6月1日号(第87号) 8頁
神霊界八幡書店復刻版第5巻 16頁
七巻本第5巻 147頁
五巻本未調査
三五神諭なし
東洋文庫天の巻なし
東洋文庫火の巻なし
連合会水の巻なし
大本史料集成未調査
庶民生活史料集成なし
OBC os176
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本文
昔の元の神が表に現はれて、世界の霊魂の立替を致すには、変性男子と変性女子との御魂を現はして、善と悪、神力と学力とを立別けて、世界の人民に改心を為して、善一筋に復帰らす仕組にして在るから、此の事が天晴れ判る様に成りて来たら、日本の国は国は小さくとも、ナシタ結構な国で在るじゃらうと申して、外国精神の何程悪に強い身魂でも、善の御道にはかなはぬと申して、外国人も往生を致すぞよ。三千世界の立替は是迄の何彼の行方を改変て了はねば、モウ一寸も行けん所まで世が上りて居りては、行く道が無くなりて居るから、行り方を変て、末広き穏かな世に致す大本は、薩張り今迄の行り方や行為を改へて、世の持方の鏡を致さねば成らんから、皆の人に頼むぞよ。彼の大本の行り方なれば結構と、立寄る人も他外へ行く人も、何彼の事を人から目に付くやうに為て見せねば成らぬ大本の中の人よ、世の立替が延びると世界は一日増しに苦しむから、早く改心して行り方を薩張り変へて呉れいと申すのじゃぞよ。此の艮の金神の差添に成らうと思ふと普通では行かぬ、格別此の方の行り方は辛い行り方で在るから、辛い辛棒を致さねば、誠の事は出て来んから、今の人民の心では行かぬ、発根と神心に磨いて来んと勤め上らんぞよ。是迄は嘘でも弁口が立派くて言い勝ちたら良いので在りた、総体世界中が乱れて居るから、何を致しても見苦しき事より出来ては居らんぞよ。事体の判らん人民に、悪神の守護で在るから、何んな結構な事を申して与りても、身魂が十分曇りて居るので在るから、何も判りは致さんから、悪神の訳の判らん守護神を薩張り立別けて、ドウしても改心の出来んのは外国行きと相足めるから、其の覚悟を致されよ。約らん守護神、外国へ行きても又夫れ夫れ審判を致す守護神を付けて与るなれど、余り仕放題に致して来た身魂は、ドコへ廻されても世が変るから、辛く成るぞよ。日本の内ではテンで守護して賞へん様に成るぞよ。日本の国ほど尊とい結構な国は、外に世界に有りはせんなれど、此誠の判りた守護神は無いから今の状態なれど、此の方が表はれて此の事を実地に見せて与れば、日本も外国も皆吃驚致して、早速には物も言へんぞよ。一人でも多く此の日本の内で守護さして、結構にして与りたいなれど、何時迄も判るものが無いので、厭な事で在るが、外国行きが沢山在るが、其処に成りてからは、ドコも恨み言ひに行く所は無いぞよ。助けて与りたいは胸一杯なれど、我が心でドブ壷へ陥る悪神斗り、モウ気の付け様は無いから、落伍者と見たら何も申さんぞよ。神力と学力との戦が始まるから、神を下に見降して、外国の風に移りて喜びで居りた人民、キリキリ舞を致して苦しまねばならんぞよ。此の世強い者勝ちと申すは、地の世界に大将が無く成りて、地を整頓致す者が無かりたから、真美と言ふ事が世界中一平らに無く成りて居るのを、一人変性男子の日本魂の御種で、世界中を水晶の様に致すので在るから、大本の筆先通りは今では馬鹿らしい様に在るなれど、先を見て居ざれよ。従うて来ねば行けん様に成るぞよ。
○
是迄の世は高し低しの争ひで、運不運が出来て、人民の至粋至醇霊性発揮と言ふ事がチットも出来なんだから、運不運の無き様に世界中を水晶に治め度いので、外国から渡りて来た学文事を平げて了うて、日本はいろは四十八文字にして、何彼の行り方変へさすぞよ。鼻高斗りが上へ上りて、是れ丈け下々の人民が苦しみて居りても、鼻が邪魔を致して気の注く人民が一人も無からうがな。チット何彼の事が判らんと、余り身欲にホウケテ居ると、足を上げて顔の色を変へねば成らぬ事が出来て来るぞよ。神が世を変へて法律行り方を改へて了ふから、上に立ちて居る人民よ、慮見が皆違ふ事が出来て来るから、俄にドサクラな成らん様に成るぞよ。外国の七王八王を平げて、外国を万劫末代モウ日本神国へは敵対はんと言ふ所まで誡めを致して、日本から構うて与る様に致すのじゃ。日本の国は国土は狭少うても、神の神力を表はして、元からの因縁を説いて、日本の真相を見せて与ると外国の畜生の国に従うて行く国で無いと言ふ事が能く判りて来るから、日本の人民にもチットは改心が出来かけるぞよ。外国は毛物の世で在るから、王を平げて天からの一つの王で治めぬと、世界に苦舌が絶んから、日本の人民が皆揃うて日本魂に成らんと、今度の大戦ひは、日本も一旦敵はぬ処まで行くから、学で出来た鼻高が神に助けて貰はな成らんと、鼻が折れる処迄行くぞよ。日本は学では役目が尽せぬから、鼻高の鼻を折らな、神が承知致さんのじゃぞよ。大分辛い鼻高が有るぞよ。身魂の審査が始まると恥かしきて、早速には大本の高天原には来られん身魂が沢山有るぞよ。此の世の人民ほど結構なものは無いぞよ。神は夜、昼、暑さ寒さの厭いも無く守護致せども、此の誠の思ひの判りた人民、出口直より外に無いが、余り仕方題に致すと、今に天地のミャウガに尽きるぞよ。余り上へ上りて栄耀を致して居りた人民、世が上下へ変へるから、上に立つ者程苦しまねば成らん様に成るぞよ。罰が当りて、頭に足が生えて逆様に歩くと言ふ事が譬へに申すが、下の人民を苦しめたものは其の通りに成りて、恥さらさな成らんぞよ。昔が世に出て居りても、世に落ちて居りた同様に口惜しかりた神霊は能く審査て在るから、今度変性男子が現はれるに付いて、口惜しかりた御方、御手柄次第で夫れ夫れ出世を為せて上げるぞえ。身魂に曇り在りては仕組て在りても、チト変る事も在れど、水晶の身魂で在りたら、今度は早く出世が出来るから、疑ひ在りたり、身魂がスックリ磨けんと思わくに出世が出来んから、改心致して身魂の洗濯を早く致せと申すのじゃぞよ。皆感得りやうが違うて居るぞよ。不動明王殿も力有るのに、アソコまで落ちて居れるのも何も都合の事、今度出世が出来るぞよ。変性男子、変性女子の大化物が現はれると筆先通りが出て来るから、仕組通りが出て来ねば人民の改心は出来ず、出て来ては世界に難渋が在るし、出口には明治二十五年から何も申して有るから、日々大難を小難にとの御願をして居るぞよ。綾部の大本に信心する人は、是迄の行り方を変へて貰はんと、誠の神力は授興れんから、是迄の行ひ致すなら世の立替で無いぞよ。世の立替を致さずに行けば行く程悪くなるから、世を立替てヒロき世に致さねば、余り此の世は学が漫りたので、上に立ちて居る人民の良い世で、下に立ちて居る人民は頭上らん世で在りたのを、善く整理して、運不運の無き事に致すぞよ。日本は学が在ると神力が判らんから、学で智慧の出来た途中の鼻高が、日本の神力が判らずに、世を汚して居るから、学を平げて鼻を折りて与るぞよ。何も昔の神代へ世を復興すぞよ。此の先は神力を頂いて置かんと、一寸も先へ行けんやうに成るから、気が附いて来たら、精神丈けの神徳を与るなれど、まだ気が附かずに、何んどヤマコでも致す様に思うて嘲笑て居るもの斗り、何れは立替の最中に成ると、苦しむものが八九分出来て来るなれど、神が可愛想に思うて気を附ける程、悪く思うて反対致すので在るから、ナントも仕様は無いぞよ。此の天地を潰滅す事は出来んので在るから、邪魔致すものは、夫れ夫れ誡めを致すから、国とは換へられんから、嫌な事でも立替を始めるぞよ。唐天竺も動くぞよ。
○
変性男子が現はれて世界の守護致すには、明治三十六年の四月二十八日に岩戸開きと相定まりて、変性男子と変性女子と和合が出来て、金勝金の大神は純子に、龍宮の乙姫様は日の出の神に、夫れ夫れ御守護なされて、四魂揃ふて三千世界をナラし、今度の仕組を成就致さすので在るぞよ。外国は、龍宮の乙姫様が日の出の神を御使ひに成りて、三千世界をヒックリ反しなさるなり、世に落ちて居る神と、世に出て御出でる神と和合致さな、世は治らんぞよ。於与岐は因縁の在る所、清らかな弥仙山と言ふ結構な御山の在る所、御山の頂上に木花咲耶姫殿、中の御宮が彦火々出見命殿、下の御宮が三十八社なり、今度は頂宮の木花咲耶姫殿が世に出ておいでる神サンと、世に落ちて居りた神との和合を為せる御役を、神界から仰せ付けが在りたのじゃぞよ。人間界では出来ん事ぞよ。今度大望が出て来たら、夫れが艮めと成るのじゃぞよ。艮の金神は此の世のエンマで御座る。怖い斗りがエンマでは無いぞよ。昔からの事此の世の事から、昔から霊魂の為て来た事から、世に出て居れた神サンの所作柄から、何も彼も世界中隅々まで調査が致して在りての今度の二度目の世の立替、世界に何も皆仕組が致して在るので在るから、始めたら何も一度に成るぞよ。今の人民心が見苦しきから、ワザとに神は大本へは寄せんのじゃぞよ。大本は世界の人民の心の判別を致す神の元で在るから、此の中に辛い道と楽な道と、二タ道造りて置いて、辛い道行く身魂と楽な道へ行く身魂とを立別けが仕て見せて在るぞよ。辛い道へ行く身魂は、艮の金神が力を着けて与るから、変らぬ心で行ひさへ致せばドンな徳でも授て、水晶の種に致して与なれど、其処まで辛棒致す身魂はナカナカ無いので、神が骨が折れるぞよ。