文献名1大本神諭
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3明治33年旧8月5日よみ(新仮名遣い)
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データ凡例
データ最終更新日2022-04-28 21:39:59
年月日1900(明治33)年8月29日(旧8月5日)
神霊界掲載号大正8年6月15日号(第88号) 1頁
神霊界八幡書店復刻版第5巻 61頁
七巻本第5巻 180頁
五巻本未調査
三五神諭なし
東洋文庫天の巻なし
東洋文庫火の巻なし
連合会水の巻142頁
大本史料集成未調査
庶民生活史料集成なし
OBC os180
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本文
艮の金神の筆先は世界の事を、何も彼も皆前に書き置かせるから、昔の筆先をセングリ出して見て下さりたら、其の通りが世界から出て来るのじゃぞよ。世界の混雑、今では治まりたやうなが、中々治まりたのじゃないぞよ。是れは神界の様子の在る事、人民と申すものは利口に在れど、先途の判らんものゆえ、先途の見え透く神が気を附けて与るが、世界は今が三番叟じゃぞよ。其の心得で居らんと、世界の人民は難渋致す事が在るぞよ。世界の大望は未だ是から初段が始まるので在れど、コンナ経綸は万の神様も御存じ無いこと、チョットの戦ひでは治まらんぞよ。今度の世界の大望と申すは、天で調査致して在る事を、地の高天原でモウ一度調査致して、世界中が其の通りに成りて来て、世が水晶に治まるやうに成る事であるが、世界のものは皆神の所有物ゆえ、世の洗らひ替を致すと、大分混雑が在るぞよ。ヲドスのじゃ無い、世界の神さまに警告すのじゃぞよ。此の世界の万有何一種人民の力で造りたものは無いぞよ。大海山、大河、小川、草木、人民は申すに及ばず、畜類、鳥類、虫族も、皆天地の道具に造りて在るのじゃぞよ。苦労致して世界を造りた神は、天地の守護を末代致さなならん世界の守護神で在るなれど、一旦は悪が栄えて、此の神は蔭から苦労を致して、世界を助けて居りたと云ふ事は、判りたものは在ろまいがな。是の事が判りたら、神を是れ丈け粗末には出来やうまい。是れから昔からの因縁を説いて聞して与るから、判りて改心の出来る人民は結構なり、出来ん人民は其のやうの誡めを致して、世界の身魂の整頓を致して、世界のものは一旦天地へ薩張り引き上げて了ふぞよ。夫れに異背申すもの有るなら、此の艮の金神の大本へ、智慧でなりと学でなりと、誰でも申して出て下されよ。此の世界の事は何一色でも、人民の力で出来て居る様に思ふて居るから、薩張り何彼の取違がいが出来て、天地が暗雲の世に成りて了ふので在るぞよ。大本の変性男子の因縁はナカナカ判らん事じゃ。何も知らんものが大望な真似致しても、パケが露はれて恥かしき事が出来るから、此の大本は世界に他にコンナ粗末な神の祭り様は無いので在るが、是れも都合の在る事じゃぞよ。是で信徳を外づす人は、誠の利益は無いぞよ。是の大本の様子を見判ける人で在りたら、結構が出来るので在るぞよ。艮の金神、元は月の象徴じゃぞよ。日に日に変るぞよ。世変えの事は万の神も判りて居るなれど、肝腎の本源の仕組は判らん勝で在るから、事が六ケ敷いのじゃぞよ。変性男子の因縁を説いて聞かして、判らなんだ神に改心が出来たら、御用に使ふなれど、今は判りて居らんから、我れが大将を致そうと為るので在れど、ソンナ小さい仕組で無いぞよ。此の事が判りて来たら如何ものも吃驚致すなれど、判らん中に心得て居らんと、恥かしき事が出来ると気の毒なから、誰に依らず、是から神界は激しく成るから、皆に気を附けて置くぞよ。