文献名1大本神諭
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3明治32年旧1月(日不明)よみ(新仮名遣い)
著者
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日----
年月日1899(明治32)年0月0日(旧1月0日)
神霊界掲載号大正8年6月15日号(第88号) 5頁
神霊界八幡書店復刻版第5巻 65頁
七巻本第5巻 197頁
五巻本未調査
三五神諭なし
東洋文庫天の巻なし
東洋文庫火の巻なし
連合会水の巻66頁
大本史料集成未調査
庶民生活史料集成なし
OBC os183
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本文
明治二十五年に出口直に申し置きたが、神は元は一株で在るから、神の道は皆一ツで在るから、終局には皆一ツに成るので在るぞよ。神は一ッで在れども、布教師が小さい事を申して居るが、わけへだてを致すやうな小さい事を申して居ると、何時に成りても神の思はく立たんから、世の立替に付いて、わけの判らん教会の布教師から、淘汰致すと申して在るぞよ。小さい事を申して頑張りて居りても、神は皆元源へ立帰りて御働きが在るから、他の教会は火の消えた如くに成りて、誠の教も一寸も立たん事に成るぞよ。
是れから艮の金神が、出口直を経綸の所へ連れ行きて、誠の者に対面さして、誠斗りを引き寄せて、其の誠の御ン方を使ふて、正真の神が世を開かな、ナカナカ末代の世を開くと言ふ事は、大望な事で在るから、人民の細工で、チッタテの人民に言い聞かして居る位では間に合はんから、神が開かな誠の事は開けんぞよ。申すやうに致して居りて下さりたら、神が開かすぞよ。三千年の仕組を致した事は、世界の人民を助ける為で在れども、暫く誠の処へ連れ行かんと、誠の御用が出来んから、直を連れ行くから、其の心得で居りて下され。
○
今の人民は神から見ると余り心が悪道なから、正真の神が世界助けの教の、誠を申して警告して与りても、誠に承服さぬが見ておざれ、誠の神が誠の人民に憑りて誠の花を咲かすぞよ。此の天地真相発輝を致すのは、至誠で行かぬと、此の仕組の華は咲かんのじゃから神の仕組を成就致さすに付いては是から誠の在る人斗りを引き寄せて誠の神業を建設さすぞよ。誠斗りを結びて三千世界を開くので在るから是から誠の人は世界に判りて来るぞよ。我が身を捨てても世界助けの信心致す位な熱心の在る人民で在りたら其の者は神が守護て難儀は為せぬぞよ。此の出口直が良い鏡で在る、是の御方が三千世界の鏡で在るぞよ。神に一すじ神の御用なら命すてても為て下さるから八人の御子は此の方が日々守護て居るから、子の事はチットも思はいでもよいやうに致して在るぞよ。此の事、世界の事は根神で無いと判らんぞよ今の人民は表面さえ良けりや肝腎のお性念ばドウでも好いのじゃな、夫れでは人民の誠で無いから、世の立替に付いては人民の腹の中から掃除を致さな成らんので神は骨が折れるぞよ。
○
明治二十六年に出口直に露国から始まりて大戦が在ると申して在ろうがな日本の国の人民が皆面揃ふて改心致して下されよ日本の国は尊い世の根の神が住居致して世界を治める神国の国で在るから天地の神の大恩と言ふ事が判りたならば何程大戦が在りたとて天からと中界からと地からと、神々の御加勢が在るから国は小さいなれど、日本へ手柄を致さして世界を治めさせるなれど、神の大恩が判りて来んと日本の国にもドエライ気附け致すぞよ。皆の人民、今さえ好けりゃ何時迄も好い様に思ふて、ソンナ事が在るものかと申して、神が気を附けて与りても、ヤマコかヲドス位に悪くより感得りて居らんが、疑ふて居りて実地が出て来た折には不足言ひに行く所は無いぞよ。此の筆先を見て置くが良いぞよ如何にもと吃驚致して、フンノビる者も出来るぞよ。