文献名1大本神諭
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3明治35年旧6月16日よみ(新仮名遣い)
著者
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日----
年月日1902(明治35)年7月20日(旧6月16日)
神霊界掲載号大正8年7月15日号(第90号) 7頁
神霊界八幡書店復刻版第5巻 171頁
七巻本第6巻 47頁
五巻本未調査
三五神諭なし
東洋文庫天の巻なし
東洋文庫火の巻なし
連合会水の巻なし
大本史料集成未調査
庶民生活史料集成なし
OBC os201
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本文
我れの我力で行ろうと思ふても、出来んやうに仕て在るから、人に言ふて貰ふての改心は、又後戻りを致すから、行ろうと思えば行りて見るも良い、恥かしき事が出来るなれど、変らぬ信心致せば後で発根の改心が出来ようぞよ。二度目の世の立替は引掛け戻しの仕組、同じ事を仕て見せるぞよ。鬼でも邪でも発根と改心為せて見せるぞよ。今度此の大本の規則を破りた守護神は、此の大本で帳を切られたら、万劫末代、世に出る事は成らん規則に定まりたので在るから、一度申し附けたら、此の先きで此の方出口の申す事を逆いて何致しても、規則破りで在るから、其の身魂は厳しき事に致すぞよ。昔の岩戸が閉まりた折より、今度の二度目の世の立替は、まだ骨が折れるぞよ。世が悪る開けで、守護神が皆悪へ覆りて居る故に、人民が此の上は無い悪く成りて居る故に、ナカナカ厳しき懲戒が無いと立て変らんぞよ。恐ろしき事に曇りたものじゃな。是でも時節が来たから、見て御座れ、大神様の御守護が在り出したなれば、是迄の守護神はメザメザだぞよ。何事もものは云ふ中に聞かんと、忍り耐りて隠忍袋が切れたら、きつき事が出来るぞよ。取り返しは出来んぞよ。
天の規則を地で致す様に変りて居るのに、余り何時迄もよう判けんと、誰に因らん、一度に分けて見せて与るぞよ。夫れでは何も知らん人民が、可愛想な事に成るから、種々と申して知らして与れば、悪く申す者斗り、夫れでもと思ふて、大神様へ御詫びを申して、其の間に気が注くで在ろうと思ふて、一年延ばせば、結構な事が在る様に思ふて、筆先は偽じゃと申して不足を申す人が在るし、悪き事が在ると、又不足を申すで在ろうが、何ありても不足を申して呉れなよ。此の上は、改心致そうより仕様は無いぞよ。艮の金神は、改心さえ出来たなれば、敵でも助ける。此の艮の金神、又敵対ふて来たなれば、鬼か蛇に成る神。是迄は夜の守護で在りたから、左程にも無かりたなれど、是からポツボツ何彼の事をはじめるぞよ。出口直には、是程大謨な御用を命せて居るのに、何も判らずに敵対ふて来るのは、守護神の思ひが、是迄の俗悪世界に跳梁て御居でる方の行り方で在るから、肉体も同じ心なのじゃ。モウその行り方の世は終結みたから、此の方の申す様に致さんと苦しむ斗り、人の苦しむのが面白いと申す様な守護神は、大本の竜宮館へは、一寸も這入る事は成らん規則に定めるぞよ。此の出口が、末代の世界の鏡で在るぞよ。何時の昔からか判らん程永い苦労を為て、今だに喉から血を吐く程気苦労を致して居るが、規則破りは、是程の艱難を致さねば、天から御許しが無いから、可愛想なからクドウ気を付けて、不調法の無い様に、身魂を磨けと申すのじゃぞよ。世を立替致すと、モウ一ツ規則が厳しく成りて、今度規則破りた身魂は、末代御許しが無い、此の明るい世界には出て来られん所へホリ込まれて了ふぞよ。コンナ厳しき規則で無いと、ままよままよの仕放題の行り方では、末代の世が神国の世に治まらんぞよ。夫れで人民の力では、此の世は持てんと申すのじゃ。改心が一等ぞよ。今度竜宮館で変性男子に定めさした規則は、末代の世の規則で在るから、チットも違はす事は出来んぞよ。此の規則で、世界中の善し悪しが判るから、此の中さえ規則通りに成りて来たら、艮の金神は自然的に表に出る神で在るぞよ。思ひが違うと、物事が天地の違いに成るから、誠の人よ、能く筆先を見て下されよ。筆先と実地とを命すから、此の中の三人の致す事に、能く目を付けて置いて下されよ。何も神が経綸で能く判る様に、実地が命して見せて在るから、モウ経綸が能く判るから、是迄は実地の経綸を申すと、邪魔致す守護神が在りたから、何も余り言はなんだなれど。是からは、実地の事を申して、楽に御用を為すぞよ。判りた守護神を竜宮館へ引き寄して、御用に使ふて、何彼の事を判けて見せば、発根と改心が出来るから、此の中に、今に判らん様な事では、大変不都合な事が在るぞよ。