文献名1大本神諭
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3明治35年旧3月(日不明)よみ(新仮名遣い)
著者
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日----
年月日1902(明治35)年0月0日(旧3月0日)
神霊界掲載号大正8年8月1日号(第91号) 2頁
神霊界八幡書店復刻版第5巻 222頁
七巻本第6巻 62頁
五巻本未調査
三五神諭なし
東洋文庫天の巻なし
東洋文庫火の巻なし
連合会水の巻なし
大本史料集成未調査
庶民生活史料集成なし
OBC os204
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本文
是から艮の金神が守護を致すと、何彼の事が激しく成るぞよ。善き事を致した人民と悪き事を致した人民とを立分けて見せて与れば、筆先に出して在る事が能く判るぞよ。世界に見示めが為て見せて在れども、毎度申す通り目暗、聾の世の中で在るから、何して見せても何も判らんから、神の神力は是れ位なもので在ると云ふ事を、為て見せて与りて、改心させねば助ける事が出来んが、人民と云ふものは万物の長と申して、神にも成る性来の結構な御魂を頂いて居り乍ら、是れ丈けに曇らして、何も判からん様に成りたのは、外国の教を良き様に日本の人民が皆詐されて、日本魂が無く成りて居るのじゃぞよ。此の艮の金神が表面で守護ねば、国は乱れて了ふから、万の神様が此の方の行り方は守護が辛いと申して、押込め様と目論見なされたなれど、此の方が世を守護ねば暗黒と成るから、頑張りたなれど、大勢と一人とは叶はいで、艮へ押込られたので在りたが、此の方が申した様に、薩張り暗黒に成りて了ふたが、此の暗の世を光明彩筆の守護に致すのであるが、其の力に致す神在れば申して出て下されよ。コウは申しても此の方が世に出て覇張るのでは無いぞよ。此の世を此の儘で置いたなれば、日本の国は取られるし、外国へ服従わねば成らん様に成るから、此の方が守護て世を立直さねば、此の世に神はドウでも好いものと致して置いて、今の様な難渋な事に成りても、世に出て上に立ちて居れる神サン、自分さへ好けりや良いので在るから、世は難渋が増溢る斗りで、チットも安心すると云ふ事は出来んが、モウ是迄とは薩張り世が変るから、是迄の事は用ひんと申すのは、今迄の行り方は世を持つ神の行り方とは何彼の事が薩張り反対で在るから、今迄の事を為て居りては、何時に成りても真美と云ふ事がチットも出来は致さんぞよ。是からは力次第でどんな出世も為せるなれど、此の方の申す事を背いて為て見よれ。キリキリ舞いを致すと申して、煩う筆先に出して在るのに、この事が何時迄も判らんと、気の毒な事が出来てから御詫びしたとて聞き入れは無いぞよ。申す事を背いて為損ひを為て置いて、誤目多を持って来て呉れなよ。今迄世に出て世を持荒して居りた神、皆此の方の申し付けを背いて、今だに何も判らんが、改めて世の立替を致すに付いて、是程申して知らすことを未だ悪く取りて、トコトンの終局には、大分筆先通りの制裁を致さな成らん身魂が在るが、そこに成りてから、誤目多を以って来て呉れても此の方はやう御相手に成らんぞよ。今迄仕放題に仕て置いて、世が変るからと申して、瀬戸際から神国の行なひはエラウて勤まらんから、こういう守護神を検挙致して、判りた守護神から御用に使ふ様に致さねば成らんから、ナカナカ骨の折れた事で在るぞよ。一度の改心は辛うて、何うして宜いか早速には見当が取れんから、助かるべき道を踏み外づす事が出来ては可愛想なから、言ふ中に何も聞いて置くが宜いぞよ。世界中の事は何も皆隅々迄の事を調審致して在りての此の方が致す事を知らせるので在るから、世界の事は、何も間違ひは無き事ぞよ。上へ上りて居りた守護神は、検挙致すと誠に気の毒が出来るぞよ。上下へ覆る時節と成るので在るから、今が金輪際の辛い処で在るぞよ。上へ上りて結構な役をして居りた人チット変るから用意を成されよ。薩張り天地が元へ復るのが今度で在るが、世は持ち限りには為せんぞよ。今迄好かりた人民は是から悪く成り、悪かりて苦労致して居りた人民は好く成るぞよ。誰に依らずコンナ大望な神業を、苦労も無しに早く出世を致さうとはチット慮見が違ふぞよ。我れの出世を致し度い様な目的信心は、神は心丈けの御蔭より与らんから、其の様に致すから心得なされ。艮の金神の経綸の判る処は、此の大本より外には無いので在が、時節が参りて何彼の事が判りかけるから、判りかけたらボツボツ人が寄りて来るが、寄りて来だしたら、此の中の教を致さな成らんのに、肝腎の人から行ひを神国の行り方に更へて貰はんと、筆先は誠の凝結で在るなれど、行ひが出来んと開きかけが出来んから、神が骨が折れるぞよ。