文献名1大本神諭
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3明治34年旧12月3日よみ(新仮名遣い)
著者
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日----
年月日1902(明治35)年1月12日(旧12月3日)
神霊界掲載号大正8年11月15日号(第98号) 18頁
神霊界八幡書店復刻版第5巻 507頁
七巻本第7巻 3頁
五巻本未調査
三五神諭なし
東洋文庫天の巻なし
東洋文庫火の巻なし
連合会水の巻なし
大本史料集成未調査
庶民生活史料集成なし
OBC os224
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本文
太古から松の世の来るを待兼たが、松の世になりて、松は変らん常磐色、神の心は変らねど、変り易いは人の心、紫陽花の花程変る人心、松の葉の心になりて下されよ。
世の太元の神の心は、今に変らん松葉色、松の心になりさへすれば、万古末代続く事が出来るなれど、花の心を持ちて居ると、今度の神業は出来せんぞよ。
春を待つ、夏は涼しき風を待つ、秋は悲しき寒さに近寄る。老人島やら沓島やら、淋しき所に太古から、住居を致した大本の神。時節到来りて、沓嶋冠島を開いて貰うて、世に落ちて居りた神、世の立替に顕現れて、太初の神代に立替る経綸、なかなか大神業、神は世に出して貰て結構であれども、世界の世の立替と言ふ如うな大謨な神事があるのに世界の人民が改心出来んが、気の毒な。何程言はしたとて言ひ聞かした位では判らんのは当然であるぞよ。神に御存知無き神事が沢山あるのざ。気の毒な此の方は、敵でも改心出来たなら、敵には致さん神ざぞよ。敵対て来れば障りも致すなれど、改心致せば早速赦す神、改心一つじゃ如何な大事の人でも此の方敵対うて来たら、微驅ともならん如にするぞよ。隔ては致さん神なれど、判らん事がある故に気の毒な神様も大分有るなれど、改心なさらんとお主の損ざ。此の方は何も判りて居る故、是の判らん御方は、モウ世が迫りて来てをるから、改心なさらんと気の毒があるから、一寸筆先で知らして置くぞよ。此の化物も世界に応じて顕彰すぞよ。余り俄かに表現すと、気の毒な事がありては、神の思ひが水の泡となる依って、皆揃うて今度は良くならねば、運不運ありては、此の世が治さまらんから、運不運無き世に致すのざ。なかなか大神業であるぞよ。世の立替を致して、お宮を建て貰うて、お宮に住居を致すのを、待兼山のほととぎす、姿隠して蔭からの守護致した御蔭に依りて、表面で太古の御用、皆さしてお貰ひ申す世になりたのは、永がき苦労の固まりで、金銀積んでは出来ん神業ざぞよ。紫陽花の色ほどかはる世の中、梅で開いて松で治める、なかなか骨が折れる転換期、今迄は先途の判らん世でありたなれど、世の立替で先途の判る世になるぞよ。世が変れば太古から無き神業を致すと、出口に申してあらうがな。判らん筈ざ、神も御存知なき事あるぞよ。今迄は智慧学で渡りた世の中が、世の立替致して、智慧学で判らん世になるぞよ。神徳無くては先途が判らん。綾部の大本は世界の大橋。此の橋渡らねば何も判らん、世に変はるぞよ。変性男子は人の知らん世界の真相先途の事変を書すなり、女子は何なりと判らん事は問うて下され、人の知らん事説いて聞かせる御役ざ。変性男子、女子と申すのは、人の知らん事を知りたり致したり為るのが、変性男子女子と申すのざ。綾部の大本今は淋しき大本なれど、判りて来たら結構であるぞよ。艮の金神出口の体内に入りて守護致して居りたなれど、龍宮の乙姫様が初発にお越し遊ばしたが、今度の乙姫様の御活動、偉大活動なされて、御手柄なさるぞよ。出口の御血統に附き添うて御手柄なさるぞよ。