文献名1大本神諭
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3大正元年旧7月30日よみ(新仮名遣い)
著者
概要
備考小の月なので旧7月30日は存在しない
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データ凡例
データ最終更新日----
年月日1912(大正1)年0月0日(旧7月30日)
神霊界掲載号大正8年12月15日号(第100号) 5頁
神霊界八幡書店復刻版第5巻 553頁
七巻本第7巻 79頁
五巻本未調査
三五神諭なし
東洋文庫天の巻なし
東洋文庫火の巻なし
連合会水の巻なし
大本史料集成未調査
庶民生活史料集成なし
OBC os235
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本文
大国常立尊変性男子の御魂が、出口の神と現はれて、三千世界の事、何彼の此の世一切の事を経綸ふ時節が参りて来たから、今迄の事は皆限り換えと致して、昔の根本のミロク様の世と致して、是迄の事は用ひんやうに変るぞよ。
世の変り目の辛い御用の出来るやうに、皆の守護神人民よ、心得て居りて下されよ。
何彼の事が一度に破裂致した時に、間に合ふ様に、充分揃ふて身魂を磨いて置いて下されよ。
一厘の経綸の開ける時節が回りて来たので在るから、身魂さえ磨けたら、此の方が使ふて、楽に御用が勤まるやうの力を附けて与るから、左程辛いと思はずに、結構な御用が出来るぞよ。
是迄は一厘の経綸は申さなんだなれど、此の先きは何彼の事、世界の事が一度に成りて来るから、何を申さいでも、実地を為て見せて、世の元の一厘の経綸の身魂を御苦労に成りて致すから、始まりたら早いぞよ。
末代の事を経綸致すのは、綾部の大本より外には無いので在るのに、今迄上へ上りて、末代の仕組みを仕て居りた上の守護神に余り大きな間違いで、日本の経綸は早速には見当が取れようまい。何も判らん守護神が、外国の方が文明見えて、肝腎の本源を下に見下して、日本の国をえらい見損いを致して居るぞよ。
今に実地を為て見せたら、余り大きな間違ひで、言語も言へんやうに成ると申して在るぞよ。
何時も三四月八九月と申して在るが、世界には遅し速しは何れは在るなれど、何も違ひは致さんぞよ。
末代の事の判りて居る、此の世のエンマとも言はれる、地の世界の先祖であるから、水の洩れるやうな、屁弱い経綸は致して無いぞよ。
此の方の行り方が辛いと申して、押込めて、暫時の間は楽に、好きな様に行けるなれど、永ふは続かふまいがな。
天地の冥加で盗みた世で、楽を致さうとは、そんなうまい事は無いぞよ。
悪の行り方は、我れが楽をして他の苦労で、出世致さうと致すから、強い者勝ちの暗がりの世に成りて、薩張り梟烏の宵だくみと成りて、末代の世が、途中で持ちも卸しも出来んやうに成って了ふので在るぞよ。
それで今度の世の立替は、苦労致した丈けの神徳より貰へんので在るぞよ。
此の世は末代続かして行かねば、途中で潰す事は成らん、天祖国祖の世界で在るから、天のミロク様が、地の先祖の御魂は、世の元からこしらえて御いで成さるので在るから、外の御魂の手には合はん、煮ても焼いてもたたき潰しても、ビクリとも致さん御魂、此の御魂が幽界の世を持たねば、世は何時までも治まりは致さんぞよ。
艮へ落されて、陰からでも守護致して居りた故に、今まで世が続いて来たので在るぞよ。
天地の先祖がチットでも守護はねば、此の世は国がじりじりと無くなるより仕様は無いぞよ。
今度は天晴れと表に成りて、三千世界の艮めを刺すので在るぞよ。
コンナ世界に口舌の絶えん行り方を、何時限り無しに、人の殺し合ひといふやうな、ツマラン事を何時まで致して居りても、何の効能も無しに、金は無くなるし、間に合ふ人民は無いやうに成って、何方の国も、ひしと行けん事に成るが、そんな陰謀を仕て居ると、長い陰謀が水の泡と成るぞよ。
モチトらしい仕組を致して居らんと、心の事より出来んから、早く往生致して、服がふて来るが、おぬしの徳で有るぞよ。
誠ほど強いものは他には無いから、日本の霊主体従の日本魂の性来で有りたら、数は要らんぞよ。
正実の無いカラの身魂の翻弄物には、モウ此の先きでは、天の御先祖様、日の大神様、天照皇大神宮様へ恐れの程が勿体ないぞよ。
悪では此の先きは霊が利かんのが、世が変るので在るから、此の世を持つのは、末代の事が判りて居らんと持てんから、天地の先祖は何も末代の事を仕組て居るぞよ。