文献名1大本神諭
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3明治36年旧10月1日よみ(新仮名遣い)
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データ凡例
データ最終更新日2017-07-12 13:17:11
年月日1903(明治36)年11月19日(旧10月1日)
神霊界掲載号大正9年1月1日号(第101号) 3頁
神霊界八幡書店復刻版第6巻 9頁
七巻本第7巻 126頁
五巻本未調査
三五神諭なし
東洋文庫天の巻なし
東洋文庫火の巻なし
連合会水の巻なし
大本史料集成未調査
庶民生活史料集成なし
OBC os247
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本文
艮の金神若姫岐美命変性男子の身魂が、顕現れる機運が循環て来たから、何かの因縁神理を懇諭して遣るから、聞き度くば、此の綾部の大本は地の高天原であるから、磨けた身魂でありたら、同じ神の座席で御話を説教して遣る如うになるから、身魂を磨いて御坐れよ。
時節が到来りたぞよ。
是迄の世の処世法は、飲めよ、騒げよ、此の世は喰おうか飲むかの浮世であると申して、栄耀栄華の仕放題。
嘘は此の世の宝と申して、アチラからコチラに向く間に剝る如うな、嘘や追従の世でありたなれど、今度は変性男子が現はれて、二度目の天岩戸開を致すには、全然世の経綸法を変えて仕舞うぞよ。
此の世に出て居れた方の守護神も、狐神の眷族も、此の世一切の真相が、調査審神が致してあるから、気の毒でも、太古からの遣り方、世の経綸法の実状から、全部暴露せるから、辛き御方あるなれど、是は時節が到来りて来たのであるから、仕方は無いぞよ。
夫れで天地が転覆ると申してありたが、何事も時節が到来りて、何かの因縁が判りて来るから、実地を現はすから、此の真相が聞き度い人は、此の大本、地の高天原へ出て御座れよ。
此の変性男子の身魂の書いた筆先は、根原の実地の由来を、至尊至醇の神が書かしたのであるから、是迄の書物やら新聞を読みて聞かせる如うに思うて聞く人には、聞かせずと、腹に這入る人には徹底的判るように、説いて聞かして遣るが良いぞよ。
此の大本に来て、世間話を為る如うな人には、余り結構な所は却って神に無礼になる依って、見合わして、何かの事を眼配り心配りを致すが、差し添えの役人の御役であるぞよ。
此の大本の出来事は嫌な事でも忠告してやるぞよ。
判らん人民には、其点は又、余り扣えて居ると御神徳を能う感得らず、余り実地見せてやれば御蔭を落とすし。
辛い教と申すのは、微塵末も違はん此の筆先を、是迄の世界の書物の如うに思うて居るから、取り損ないを為て居るから、眼先を利かして、拝読みて聞かせるのが良いと申すのざ。
誠実ある人は、夜間にチト睡眠に不足致しても、拝読て置かんと、残念な事が出て来るに近うなりたから、気を注けて置かせるぞよ。