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文献名1霊界物語 第2巻 霊主体従 丑の巻
文献名2余白歌よみ(新仮名遣い)
文献名3余白歌よみ(新仮名遣い)よはくか
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ データ凡例 データ最終更新日----
あらすじ
主な人物 舞台 口述日 口述場所 筆録者 校正日 校正場所 初版発行日1922(大正11)年1月27日 愛善世界社版 八幡書店版 修補版 校定版 普及版 初版 ページ備考
OBC rm028801
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本文の文字数2156
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本文 夢ならばいつかは醒めむ夢の世の
    夢物語聞いて目さませ〈序前〉
古へゆ今に変らぬ神の世の
    活物語するぞうれしき〈序前〉
天地のあらむ限りは人の世の
    光とならむこの物語〈序前〉
浮き沈み憂きを美山の彦神と
    化けおふせたる棒振彦の神〈第2章(初)〉
苦にならぬ国照姫の名をかたる
    鼻高虎の醜の曲津見〈第2章(初)〉
奸策を種々さまざまに振りまはす
    棒振彦の汚れたる身は〈第2章(初)〉
高虎の醜女の神はロツキーの
    山の鼻高姫を使いつ〈第2章(初)〉
顕はれて間なく隠るる二日月〈第4章〉
四日月を三日月と見る二日酔〈第4章〉
空海も必ず筆を選むなり〈第4章〉
美山彦国照姫は名を替へて
    言霊別や言霊姫となりぬ〈第5章〉
病神どこへうせたか春の風〈第5章〉
神徳は山より高し天真坊〈第6章(初)〉
天地の律法を正す天道坊〈第6章(初)〉
尻尾まで別れて逃げる古狐〈第8章(初)〉
春霞棚引きそめて久方の
    高天原の教の花咲く〈第8章(初)〉
久恵彦の足は行かねど天の下
    世の悉々は覚りましけり〈第8章(初)〉
人皆の夢にも知らぬ幽事を
    覚すは神の教なりけり〈第8章(初)〉
惟神道の奥処に別け入れば
    心の罪の恐ろしきかな〈第8章(初)〉
冠を足にはきつつよろこびて
    沓をかしらにかぶる世の中〈第9章(初)〉
良き人はしいたげられて曲者の
    もてはやさるる暗の世の中〈第9章(初)〉
毒よりも気の毒としれ曲つ神〈第10章(初)〉
毒々し曲津の毒の巧みごと〈第10章(初)〉
気を付けよ味方の中に敵潜む〈第10章(初)〉
虎よりもおそろしき口を人は持ち〈第11章〉
しこめとは我大神をおしこめし
    からの身魂の使なりけり〈第12章(初)〉
まごころを貫きとほす槍の穂に
    常世の鬼も逃げうせにけり〈第13章〉
蜂かこむ室屋を出て大巳貴
    須世理の姫の比礼に免れつ〈第13章〉
烏羽玉の暗き天地照らさむと
    雲押し別けて月は出でけり〈第13章〉
惟神宇宙の外に身をおきて
    日に夜に月の光あらはすも〈第13章〉
炉の傍に居ても寒けき冬の夜の
    御空に澄める月もありけり〈第13章〉
いつはりの無き世なりせば斯くばかり
    心も身をも砕かざらまし〈第14章(初)〉
初めてぞ神の恵みの知られけり
    苦しき坂を登り終ふせて〈第15章〉
病む時は神の御前に平伏して
    心の罪の在所たづねよ〈第15章〉
梟や宵になく声朝のこゑ〈第16章(初)〉
登りゆく神路の山の山松に
    神の恵の露の玉散る〈第17章〉
八島国島の悉々照り渡る
    神の威徳に隈蔭もなし〈第17章〉
大空にきらめき渡る星かげも
    のぼる旭にかくろひにけり〈第19章〉
一切のことに疑問を抱く内は
    まだ小人の境を脱せず〈第22章〉
世の中の総ては区々の感情の
    争ひなりせば神に在れ人〈第22章〉
幸福は家内揃うて睦まじく
    暮すにまさる歓びはなし〈第23章〉
産業の外の事業の一切は
    皆空業と覚るべきなり〈第23章〉
現し世の濁りに濁り乱るるは
    みな黄金の禍ひなりけり〈第25章〉
神界の真の神業は産業に
    あらねど唯一の実業と知れ〈第25章〉
奇魂智慧の光は村肝の
    心の暗を照り明すなり〈第26章〉
奇魂智の道の程々に
    世の物事を裁く義しさ〈第26章〉
世を救ひ国を開きて曲津まで
    すくふ言霊別の雄々しさ〈第28章〉
国々に御名を変へさせ玉ひつつ
    救ひの為に降ります主〈第29章〉
天のはて地のきはみもおつるなく
    照らす光と現はれし救主〈第29章〉
老人も若きも男子女子も
    上る神路の山は変らじ〈第30章〉
あし原の中つ御国は異人の
    夢にも知らぬ宝ありけり〈第30章〉
教とは人の覚りの及ばざる
    神の言葉の御告なりけり〈第30章〉
躊躇の心打ち捨て勇ましく
    思ひし善事遂ぐるは義し〈第34章〉
国人を幸ふために身を忘れ
    難みに殉ふ心義しさ〈第34章〉
一家内和合なければ自棄自暴
    遂には離散の憂目見るべし〈第36章〉
咲く花の散り行く見ればいとど猶
    身の果敢なきを忍ばるるかな〈第37章〉
身体はよし死るとも霊魂は
    幾千代までも生きて栄ゆる〈第37章〉
みづみづしをしへの主の御姿は
    空照り渡る月のかんばせ〈第40章〉
春の朝露にほころぶ白梅の
    花にもまして美しき救主〈第40章〉
万有に通ずる真の神力は
    自信の光に如くものは無し〈第42章〉
わが祈る誠を愛でて惟神
    奇しき力を授け玉へよ〈第44章〉
天照神の教は神国の
    人のふむべき大道なりけり〈第44章〉
釈迦孔子や外の聖の唱へたる
    教も一つは善き節もあり〈第44章〉
今の世は神の職の多けれど
    神の真教を知る人まれなり〈第44章〉
時つ風吹き荒ぶとも真木柱
    立てし初めの心ゆるめな〈第49章〉
醜草を薙ぎて放りて神国の
    日本魂の松の種蒔け〈第49章〉
いろいろと世は紫陽花の七変り
    変らぬ道は天津日の道〈第49章〉
道のため書き記したる教典の
    千代万代に栄えとぞ思ふ〈第50章〉
この道の光も知らぬ人草は
    醜の魔風に靡き伏しつつ〈第50章〉
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