本巻の前半は、亀岡の瑞祥閣で口述された。後半は綾部の竜宮館である。
谷口正治氏が第二巻完了とともに、出口教祖伝編集のために、筆録者から抜けている。
盤古大神は、支那の人民が天王聖母として尊崇する盤古大神のことである。盤古大神は体主霊従(われよし)、国常立命は霊主体従(ひのもと)である。本書では国常立尊は、「国治立命」と申し上げている。
大自在天は力主体霊(つよいものがち)である。バラモン教徒が言う世界の造物主である。仏教で大自在天と命名された神である。
常世の国は、海外の絶域を指している。日本から見ればアメリカが常世であり、アメリカから見れば日本が常世である。