文献名1霊界物語 第3巻 霊主体従 寅の巻
文献名2余白歌よみ(新仮名遣い)
文献名3余白歌よみ(新仮名遣い)よはくか
著者出口王仁三郎
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日----
あらすじ
主な人物
舞台
口述日
口述場所
筆録者
校正日
校正場所
初版発行日1922(大正11)年3月3日
愛善世界社版
八幡書店版
修補版
校定版
普及版
初版
ページ備考
OBC rm038801
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本文
愛善の花咲き充つる神の代は
人の心も華やかなるらむ〈序〉
我国は徳主法従神国なれば
理屈ばかりで治まらぬ国〈序〉
大日本の国は更なり地の上の
凡てに道を明かす斯道〈序〉
善きにつけ悪しきにつけてうれしきは
神に任せし心なりけり〈総説(初)〉
天も地も清め澄して大本の
神の教を布かむとぞ思ふ〈総説(初)〉
我魂汚なき物と思ふかな
研けば光ることを忘れて〈総説(初)〉
今日の日は暮果てたれど今更に
業怠りし事をしぞくゆ〈総説(初)〉
量り無き教の玉と成なんと
朝夕心研きこそすれ〈総説(初)〉
真寸鏡見むと思へば外国の
醜の教の塵をはらへよ〈第1章〉
何事も神の御教に任すこそ
罪を清むる便りなりけれ〈第2章〉
ヒマラヤの山より高き神教は
高天原に昇るかけはし〈第2章〉
刈ごもの乱れたる世を治めむと
本つ教を説きひろめたり〈第3章〉
親々の立てたる教をひと筋に
守るはおのが願ひなりけり〈第3章〉
日も月も天津御神の造られし
物と思へばわが物は無し〈第4章〉
親しきは常のことなり皇神の
直なる御法曲ぐるべしやは〈第6章〉
世の人の口の車に乗せられな
悪魔は人の口を借るなり〈第6章〉
踏て行く神の正道広けれど
心せざればつまづきぞする〈第6章〉
五十鈴川澄み渡りたるひと筋の
清き流れは世を洗ふなり〈第7章〉
神といへば皆かしこくや思ふらむ
鬼をろちあり曲津霊もあり〈第8章〉
我こそは神の教の御柱と
誇りたかぶる醜のとりつぎ〈第8章〉
勇ましく事はなすとも恥づること
知らずば遂に争とならむ〈第9章〉
真心をこめて御教をとく舌の
剣に亡ぶ曲津霊の神〈第9章〉
選まれて教の柱と生れたる
ひとの言霊世を活かすなり〈第12章〉
大方の世人の眠りさましたる
人は現世の木鐸なりけり〈第12章〉
神つ代の神の御典を明めて
本津大道に世人を導け〈第13章〉
二世契る夫婦の間も踏みて行く
道し違へば憎み争ふ〈第14章〉
博愛の神の教を聞かずして
身を亡ぼすは己が為す罪〈第14章〉
神言を正しく説きたるひとつ火の
光は闇世の灯台なりけり〈第14章〉
君のため御国のために尽したる
人をなやむる暗世忌々しき〈第14章〉
奇魂曽富戸の神と生れたる
人は現世の導師なりけり〈第14章〉
蹴落され踏みにじられて世のために
つくせしひとは真の神なる〈第16章〉
斯の道の蘊奥を深く究めたる
人のひらきし三五の教〈第17章〉
逆しまの世に悩みたる人草を
生かさむとして天降りし神子はも〈第17章〉
天津空ゆ地上のために降りたる
ひとの子独り世を偲び泣く〈第17章〉
神殿に神は在ねど人々の
斎かむたびに天降ますかも〈第18章〉
皇神の恩頼に報いむと
直心かけて拝む斎庭〈第18章〉
国々の神の政を知食す
生国魂の御勲功著きも〈第19章〉
敷島の道開きたるひとの声は
天地四方に鳴り渡るなり〈第21章〉
皇国のために誠を尽したる
人の子攻むる世こそ歎てき〈第21章〉
背に腹を替へて斯の世に降りたる
人の子攻むる世こそ歎てき〈第22章〉
形ある宝に眼くらみなば
罪に汚れし身となりぬべし〈第22章〉
人を愛で慈しむとも天地に
おそるるなくば道にさからふ〈第22章〉
味気なき舌の剣や大砲は
万のあだを招き集むる〈第22章〉
久方の天津御神の御心は
人の魂の基なりけり〈第23章〉
肝向ふ人の心は天地の
神のまにまに動きこそすれ〈第23章〉
軒ゆがみ壁の落ちたる人の家に
産声あげし瑞御魂かも〈第24章〉
反きたる人も吾が子の如くして
神は恵みに活かせたまはむ〈第26章〉
高天原紫微の宮より降りたる
ひとつの魂ぞ世の光なれ〈第27章〉
千早振神の任さしに天降りたる
人の御魂は顕幽に照る〈第27章〉
苦しみて数多の人に使はれて
始めて人を使ふの道知る〈第29章〉
命まで道に捧ぐる心あらば
如何なる事も叶はざらめや〈第29章〉
天津神依さし給ひし真心も
省みせずば曲津霊とならむ〈第31章〉
年若き時より神と呼ばれたる
人の世に立つ五六七の神代かな〈第32章〉
何もかも知りつくしたる人の子の
出づる五六七の御代ぞ待たるる〈第32章〉
和妙の綾の聖地に召されたる
人は伊都能売みたまなりけり〈第33章〉
奴婆玉の闇に御魂を汚したる
ひとを清むと伊都能売の神〈第33章〉
根底までおちたる人を救はむと
ミカエルとなり現れし伊都能売〈第34章〉
腹借りて賎ケ伏家に産声を
あげたるひとの神の子珍らし〈第36章〉
王仁といふ韓の物識皇国に
そぐはぬ教を伝へけるかな〈第37章〉
同じ名の出口の王仁は日の本の
本つ教を開き初めけり〈第37章〉
足曳の山路を夜半にたどる身は
月の神こそ力なりけり〈第39章〉
石の上古事記は神つ代の
神のいさをのしるべなりけり〈第39章〉
素盞嗚の神の命の作らしし
三十一文字は言霊の本よ〈第39章〉
敷島の歌の調べは知らねども
世人のために作りそめけり〈第39章〉
知らずして知り顔なすは曲霊の
神に魅れし人にぞありける〈第40章〉
吾こそは神の霊の宮居ぞと
世人を欺く曲津霊の神〈第40章〉
越国の雪より清き大道も
世は白妙のとく人もなし〈第41章〉
千早振神の教をかしこみて
駒立てなほす元の住処へ〈第42章〉
言霊の幸ふ国に生れきて
神の御声を聞かぬ人あり〈第43章〉
千早振神ぞあらはれきたのそらの
綾の高天に教伝へますも〈第43章〉
烏羽玉の世を晴さむとあらがねの
地の御祖は現れましにけり〈第43章〉
言霊の天照る国の尊とさは
神の御声を居ながらに聞く〈第45章〉
恥かしく無きまで心洗へかし
身魂の審判はじめかくれば〈第46章〉
何事がありとも世びと心せよ
罪ある限り祓ひ清むる〈第46章〉
久方の天津空より降りたる
ひとつの御魂は神の楯なる〈第48章〉
不思議なる赤縄の糸のからみたる
人の子つひに世に勝てるなり〈第48章〉
現し世の総ての人に幽世の
様教へむと神現れましぬ〈第49章〉
隔たりし天と地との結びより
生れ出でたる人の子神の子〈第49章〉
幽世の事はなほ更現し世の
事さへ知らぬ神の子うたてき〈第49章〉
如何にして知らさむ由もなきじやくり
神の心は山時鳥〈第49章〉
霊交活力体因出燃地成弥疑足
諸血夜出の神の功績〈第50章〉
隠身而形も見えず声もなき
まことの神は御中主なり〈第50章〉
神の元人の初まりつばらかに
知りたる者は神の外無し〈第50章〉