大宇宙の間に存在する小宇宙は、互いに牽引しあっている。太陽もまた、諸星に牽引されてその位置を保っている。
太陽の光は大空へは放射されず、すべて大地に向かって放射されている。
地球は球体ではなく、大地の中心にある一小部分である。大地はすべて氷山である。
月は中空にあって一ケ月で中空を一周する。宇宙の万物は月の運行に微妙かつ重大な関係がある。月が上線を運行しているとき、われわれの眼に見える。これは月読命の活動である。下線を運行しているときは、素盞鳴尊の活動である。
銀河とは、太陽の光が大地の氷山に放射され、それが大空に反射して大空の暗星が見えているのである。銀河の外べりにある凸凹は、氷山の高低が見えているのである。
小宇宙を外から見ると、大空は薄い紫、赤、青などの霊衣に覆われている。大地は黄、浅黄、白等の厚い霊衣で覆われている。小宇宙全体は、紫色をしている。これを顕国の御玉という。
小宇宙は、他の小宇宙とそれぞれ霊線をもって蜘蛛の巣のように四方八方に連絡し、相通じている。それぞれの小宇宙が、無数の霊線の中心にある。
他の小宇宙にも神々はあるが、地球と同じような生物は存在していない。