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文献名1霊界物語 第11巻 霊主体従 戌の巻
文献名2前付よみ(新仮名遣い)
文献名3信天翁(二)よみ(新仮名遣い)あほうどり
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ データ凡例 データ最終更新日----
あらすじ
『天地の元の大神を祭った五六七殿に来て見れば、教えの庭にふさわしくない不都合なことをやっている。仮設劇場を設置して、野卑な三味線で節面白く婆や娘が歌っている。おかげでかかあどもは、夫の言うことをきかずに変性女子の言を重んじ、女権が拡大しつつある。さすが悪の写った変性女子のほざいた物語だ。こんなことは止めておかねばならない』

とねじり鉢巻の人がいるが、良妻賢母にしてあげるから、ご心配は無用である。

どうせ阿呆の瑞霊のすることだから、神審をするような賢いお方のお気に召さないのは仕方がない。しかしどう罵られようとも、大化け物の瑞月は、金輪際初心は変えません。

この世を御造りになった元の大神の目から見れば、娑婆世界はそもそもめくらとつんぼばかりである。ぐずぐずいわずによく味わってお聞きなさい。それがいやならどうぞ去ってください。

楽屋一同を代表して、愚痴をだらだら述べておきます。かなわぬからたまちはえませ、かなわぬならたちかえりませ。
主な人物 舞台 口述日1922(大正11)年07月14日(旧閏05月20日) 口述場所 筆録者出口王仁三郎 校正日 校正場所 初版発行日1922(大正11)年9月10日 愛善世界社版前付 13頁 八幡書店版第2輯 508頁 修補版 校定版前付 13頁 普及版前付 7頁 初版 ページ備考
OBC rm110003
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本文  天地の元の大神を  斎き祭りし五六七殿
 綾の聖場と畏みて  日毎夜毎に身を清め
 心を清め大神の  仁慈無限の神諭を
 拝聴せむと来て見れば  教の場の一隅に
 思ひも寄らぬ怪しからぬ  不都合なことがやつてある
 本宮山の神殿の  毀れたあとの材料で
 廃物利用か知らねども  仮設劇場常置して
 野卑な楽器と人の曰ふ  三筋の糸をピンピンと
 遊芸気分で曳き付ける  曳き付けられてワアワアと
 腮紐ほどく老若の  顔はまだしも古代冠
 頭に載せていかめしく  数多の人を見降して
 節面白く婆娘  皺枯れ声や黄な声で
 汗をたらたら蚊に刺され  上手だ下手だと口々に
 社会奉仕のロハ仕事  勤める馬鹿の気が知れぬ
 それでも一寸聞いて見りや  マンザラ捨てたものでない
 平素の夫の不始末や  女房としての尽す道
 敬神尊皇愛国の  教の道が徹底すと
 うまい言訳拵へて  一夜も欠かさず家の嬶
 変性女子のうさ言に  魂を抜かれて肝腎の
 大事の夫を軽蔑し  鼻息荒く成る計り
 こんな事をば平素より  圧迫して来た女房に
 聞かして呉れるものだから  女権は日に日に拡大し
 家内に却つて紛乱の  五月蠅の種を蒔き散らし
 今まで柔順なりし妻  この頃権幕荒くなり
 一々夫を手古摺らせ  二進も三進も手に合はぬ
 悪の写つた緯役が  ほざいた霊界物語
 泰の始皇ぢやなけれども  成る事なれば一冊も
 残らず灰にして欲しい  三千世界の大馬鹿の
 寝物語に夢うつつ  是では夫も堪らない
 世間の女房に比ぶれば  概して賢い女房も
 インフルエンザの風のやうに  頭の先から足の裏
 さつぱり伝染して仕舞ひ  百度以上の逆上方
 水をばさして五六七殿  節を付けたり三味線で
 信者を酔はす醜業を  止めてやらねば置かないと
 捻鉢巻の人がある  必ず心配遊ばすな
 良妻賢母にしてあげる  何程火になり蛇になり
 火ツ火になつて焦慮つとも  頭の上からザブザブと
 冷してかかるみづ御魂  どうせ阿房のする仕事
 神の使のさにはまで  為さる賢いおん方の
 お気に入りそな事はない  アヽ惟神々々
 御霊幸ひましませよ  朝日は照るとも曇るとも
 月は盈つとも虧くるとも  たとへ大地は沈むとも
 なにほど水をさそうとも  大馬鹿者と譏るとも
 四足身魂が騒ぐとも  体主霊従と曰はれたる
 大化物の瑞月は  金輪奈落の底までも
 決して初心は変じない  神が表に現はれて
 善と悪とを立別ける  神に任した瑞月は
 たとへ霊界物語  あくと言はりよが構やせぬ
 只何事も人の身は  神の教に任すのみ
 阿房と阿房の集まつた  この世の中にエライ人
 一人も有りそな事はない  至聖大賢紳士ぞと
 威張つたところで天地の  元を造りし大神の
 厳の御眼に見たまへば  盲聾の娑婆世界
 愚図々々言はずに皆の方  よく味はつて聞くが好い
 軽口きくにも金が要る  ロハで尊き神界の
 先人未発の物語  いやなお方はドシドシと
 去んで下され頼みます  憑いた狸を去なす様に
 エラソに吐かすと思はずに  この世を造りし大神の
 広き心に聞き直し  我言霊の過ちを
 直日に見直せ宣り直せ  楽屋一同を代表して
 愚痴をだらだら述べておく  アヽ惟神々々
 叶はん時の神頼み  かなはぬからたまちはへませ
 かなはぬならたちかへりませ
  大正十一年七月十四日
      出口王仁三郎
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