文献名1霊界物語 第11巻 霊主体従 戌の巻
文献名2余白歌よみ(新仮名遣い)
文献名3余白歌よみ(新仮名遣い)よはくか
著者出口王仁三郎
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日----
あらすじ
主な人物
舞台
口述日
口述場所
筆録者
校正日
校正場所
初版発行日1922(大正11)年9月10日
愛善世界社版
八幡書店版
修補版
校定版
普及版
初版
ページ備考
OBC rm118801
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本文
津牟苅の教の太刀を抜きつれて
醜の敵草薙ぎて放らむ〈言霊反〉
天津日の輝き渡る神教は
心の暗の明りなりけり〈言霊反〉
物質にのみたましひを奪はれて
まことの道をしらぬ濁り世〈信天翁(再)〉
日の本の魂腺濁りけがれつつ
外国学びのみぞ栄ゆる〈信天翁(再)〉
外国のよからぬ思想はびこれる
わが神国を道に清めむ〈信天翁(再)〉
進みゆく月日の駒に神ならひ
吾は進展主義をとるなり〈総説歌(再)〉
取越しの苦労もなさず過越しの
苦労も思はず刹那を進まむ〈総説歌(再)〉
進展は神のみ心緊縮は
皆凡人の心なりけり〈総説歌(再)〉
時津風吹きすさむなる東路に
神代の政治待てる久しさ〈第1章(校)〉
弱りゆく吾が身真幸くあれかしと
朝夕祈れ神の大前〈第3章〉
祈るとも心に曲のある時は
神の救ひの如何であるべき〈第3章〉
身を忘れ家を忘れて国のため
道を弘むる人は神なり〈第4章〉
むつかしき邪さの道を歩むより
神の正道安く渡らえ〈第4章〉
新しく更生したる神国に
昔の儘のまつりごとすも〈第6章(校)〉
有難し忝けなしと朝夕に
思ひ暮せば曲事はなし〈第9章(再)〉
から国の人も慕ひて寄り来る
綾の聖地は地上天国〈第12章(再)〉
栄えゆく吾が大本の光こそ
月日の神のしるべなりけり〈第12章(再)〉
高光る神の教の日に月に
海の内外にひろごる大本〈第13章(再)〉
天地は広しといへど頼むべき
光は神をおきて他になし〈第13章(再)〉
妨げに遇へば遇ふほど勇みたちて
一直線に真道たどりぬ〈第14章(再)〉
荒汐の寄するが如く襲ひ来る
曲神退ひぬ神の力に〈第14章(再)〉
味のよき果実又は美しき
花には虫のつくものと知れ〈第16章(再)〉
天地の神を忘るる其時ぞ
その身になやみの種はまかるる〈第16章(再)〉
天地の神のためには大いなる
力とならむ日頃の願ひ〈第17章(再)〉
朝夕に感謝の念にみちみちぬ
大いなる力給ひし神に〈第17章(再)〉
大いなる力たまひぬ天地の
光となりて暗夜を照らさむ〈第17章(再)〉
久方の高天原の生神は
世を思ひつつ延ばす立替〈第19章〉
掛巻も綾に尊き神の道
広く安けくを歩む人は稀れ〈第22章(再)〉
五月蠅なす曲の猛びの世の中は
誠の神より頼るものなし〈第22章(再)〉
惟神道を表にかざしつつ
曲の住まへる白壁の雪隠〈第22章(再)〉
天津神国津御神の守ります
この神国は常世にもがも〈第28章(再)〉
身に積る罪や穢も皇神の
教の風に散るぞ嬉しき〈第30章〉
二つ無き此れの教は天津日の
弥高光如くなりけり〈第30章〉
寝ながらに古き神代の物語は
よこの経綸にふさはしき哉〈第36章〉
群雲に隠れし月も時来れば
天津御空に冴え渡るなり〈第36章〉
汚さじと思ひ詰めたる村肝の
心の空に月冴え渡る〈第36章〉
(校は昭和十年二月、王仁校正時に挿入したもの 再は再版の略)