文献名1霊界物語 第28巻 海洋万里 卯の巻
文献名2余白歌よみ(新仮名遣い)
文献名3余白歌よみ(新仮名遣い)よはくか
著者出口王仁三郎
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日----
あらすじ
主な人物
舞台
口述日
口述場所
筆録者
校正日
校正場所
初版発行日1923(大正12)年8月10日
愛善世界社版
八幡書店版
修補版
校定版
普及版
初版
ページ備考
OBC rm288801
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本文
皆人の眠りにつける真夜中に
さめよと来鳴く山郭公〈第12章(初)〉
郭公声は御空に鳴き涸れて
月の影のみあとにふるへる〈第12章(初)〉
神の道ふみ分け行けばうれし野の
木々の梢に宿る月かげ〈第15章(初)〉
花散りて見るかげもなき梢にも
月は静かに輝き玉へり〈第15章(初)〉
科戸辺の風の姿は見えねども
真帆の孕みを眺めてぞ知る〈第17章(初)〉
水底に影をうつせし松ケ枝に
月は澄みけり魚も住みけり〈第17章(初)〉
玉の身を千々に砕きて木下暗に
ひそむ千草を照らす月影〈第18章(初)〉
君知るや高天原の神のそのに
身は他所ながらかかる心を〈第18章(初)〉
御空照る月の光のなかりせば
よるの旅路をいかにとやせむ〈第18章(初)〉
別れてもまた逢坂の関の戸を
開かむ道をそなへおかまし〈第20章(初)〉
小雲川ふかき心はとめずとも
また慕はしくなるものぞかし〈第20章(初)〉
(初は初版の略)