文献名1霊界物語 第35巻 海洋万里 戌の巻
文献名2第3篇 火の国都よみ(新仮名遣い)ひのくにみやこ
文献名3第17章 霧の海〔981〕よみ(新仮名遣い)きりのうみ
著者出口王仁三郎
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日2018-05-27 17:24:22
あらすじ荒井ケ岳の頂上に腰を打ちかけて、黒姫たち一行三人(黒姫・徳公・久公)は四方を見晴らして雑談にふけっていた。徳公はあたりの地理に詳しいのを幸い、黒姫に景色を示しながら筑紫島の地図の解説をしている。
久公にせかされた徳公はくってかかり、二人は喧嘩のような言い争いを始める。黒姫が止めに入ったが、そこへ四五人の男たちがかよわい女を伴って一行の反対側から急坂を登ってきた。
荒井ケ岳は山賊の名所とのことで、黒姫一行と、反対側から熊襲の国へ向かう一行は、お互いに相手を山賊ではないかと思って警戒している。最初はお互いに山賊だと思いあって手荒なことをしないようにと頼み込み、話がかみあわない。
黒姫が見かねて話に入り、ようやくお互いに山賊ではないことがわかり、ほっと胸をなでおろした。
旅の男の中でも勢いがよい鉄公は、黒姫一行が山賊ではないことがわかると途端にほらを吹きだした。黒姫一行の徳公と久公はそれを面白く聞いていたが、鉄公一行はまた急に臆病風に吹かれてか、坂道をっさんに下って去って行った。
主な人物
舞台
口述日1922(大正11)年09月17日(旧07月26日)
口述場所
筆録者松村真澄
校正日
校正場所
初版発行日1923(大正12)年12月25日
愛善世界社版195頁
八幡書店版第6輯 541頁
修補版
校定版207頁
普及版75頁
初版
ページ備考
OBC rm3517
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