文献名1霊界物語 第40巻 舎身活躍 卯の巻
文献名2第1篇 恋雲魔風よみ(新仮名遣い)れんうんまふう
文献名3第3章 落橋〔1087〕よみ(新仮名遣い)らっきょう
著者出口王仁三郎
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日2022-11-27 09:37:38
あらすじ鬼熊別は、大雲山の会議を終わって悄然として我が家に帰った。そこへ家老の熊彦がやってきて、大黒主が近侍を刺客に仕立てて鬼熊別に向かわせたという急報を注進した。
鬼熊別は、大黒主がそのようなことをするはずがないと一生に付したが、熊彦は、ハルナの館に仕える自分の親友が特に報せてくれた重大事だと主人をいさめた。鬼熊別はたとえそれが真実だとしても、大自在天に任せて主人たる大黒主に最期まで忠義を通す覚悟を熊彦に示した。
熊彦は逆に鬼熊別の覚悟を知り、諭されてただ涙を流して声を忍ばせ、しゃくり泣きをするのみであった。
刺客に仕立てられた大黒主の侍従たちは、黒装束に身を固めて鬼熊別の館を指して進んでいた。しかし館に通じる森の中の橋が落とされていることに気が付いた。熊彦が部下に命じて落とさせておいたものであった。
刺客たちはもともと怖気づいていたので、橋が落ちていたのを幸い、夜明けに間に合わなかったと大黒主に言い訳が立つとかえって喜び合う始末であった。
主な人物
舞台
口述日1922(大正11)年11月01日(旧09月13日)
口述場所
筆録者松村真澄
校正日
校正場所
初版発行日1924(大正13)年5月25日
愛善世界社版34頁
八幡書店版第7輯 430頁
修補版
校定版35頁
普及版16頁
初版
ページ備考
OBC rm4003
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