文献名1霊界物語 第51巻 真善美愛 寅の巻
文献名2第3篇 鷹魅艶態よみ(新仮名遣い)ようみえんたい
文献名3第14章 自惚鏡〔1329〕よみ(新仮名遣い)うぬぼれかがみ
著者出口王仁三郎
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日2023-09-09 17:00:32
あらすじ妖幻坊の高宮彦は、侍女の五月に命じて高姫を呼びにやらせた。高姫は鏡台の前に座って、若返った自分の姿に見とれている。高子と宮子は高姫の自惚れ姿を見て笑い、我に返った高姫は二人を連れて妖幻坊の居間に進んで行った。
部屋に入ると、四方の壁は鏡のように光って互いに反射し、高姫の姿を幾十ともなく映している。高姫は、妖幻坊が美人に取り巻かれていると勘違いして、悋気を起こして食って掛かった。高姫は鏡の女たちが自分と同じ動作をするのに怒って、こぶしを固めて突貫し、壁に鼻を打って倒れてしまった。
妖幻坊は豆狸に水を汲んで持ってこさせ、高姫の顔に吹きかけて正気に返させた。高姫はまだ疑っているので、妖幻坊は鏡を壁土で塗ってしまった。
高宮彦は、ランチと片彦をまんまと罠にはめて閉じ込めることができたことを喜び、高姫と共にさらなる悪計の相談に入った。妖幻坊の高宮彦は上機嫌で、高姫をからかってちょっとした夫婦喧嘩を演じ、高子と宮子は高姫の自惚れ姿を明かしてからかい笑った。
高姫が部屋を引き取ろうとすると、妖幻坊は高子か宮子の一人を置いていくように頼んだ。高姫は、高子に妖幻坊を見張って、他の女を引き入れたらそっと自分に知らせるように言い含めると、宮子を連れて自分の部屋に帰って行った。
主な人物
舞台
口述日1923(大正12)年01月26日(旧12月10日)
口述場所
筆録者松村真澄
校正日
校正場所
初版発行日1924(大正13)年12月29日
愛善世界社版201頁
八幡書店版第9輯 338頁
修補版
校定版208頁
普及版92頁
初版
ページ備考
OBC rm5114
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