文献名1霊界物語 第52巻 真善美愛 卯の巻
文献名2第1篇 鶴首専念よみ(新仮名遣い)かくしゅせんねん
文献名3第6章 梟の笑〔1342〕よみ(新仮名遣い)ふくろのわらい
著者出口王仁三郎
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日2023-10-18 06:45:42
あらすじ二人が進んで行くと、道の傍らの木の下に一人の美人が黒犬を連れて首をうなだれ、何か思案に沈んでいる。二人が女の挙動を伺っていると、女はたちまち木に細帯を投げかけ、首を吊った。
二人は木の下にかけつけて助け下ろした。女は気が付いて、自分は死ぬのが目的だったのになぜ助けた、と二人に喰ってかかった。女はひとしきり二人を罵倒すると、突然イクの横面を張り飛ばした。
イクがよろめいて田んぼの中に倒れると、女の連れていた黒犬が懐の水晶玉をくわえて駆け出した。女はその様子を見て手を打って笑い、自分たちは昨夜、山口の森で二人を脅そうとした怪物であり、水晶玉を奪うために計略をしかけたのだ、と言うと、大狸の正体を表し、逃げて行った。
サールはイクを助け起こし、ともかくも小北山の聖場に参拝しようと、トボトボと力なく進んで行く。傍らの枝には梟がとまり、神宝をあっさり取られた二人に鳴き立てている。
主な人物
舞台
口述日1923(大正12)年01月29日(旧12月13日)
口述場所
筆録者加藤明子
校正日
校正場所
初版発行日1925(大正14)年1月28日
愛善世界社版75頁
八幡書店版第9輯 406頁
修補版
校定版79頁
普及版35頁
初版
ページ備考
OBC rm5206
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