宣伝歌を歌っていたのは、白馬にまたがった梅公別であった。
神示により、水車小屋の地下に立派な人が押し込められていることを知り、地下室に降りて行く。
梅公別は、天の数歌の神力により牢獄の岩戸を解き放ち、太子とスバール姫を救い出す。
太子は、スバール姫との恋愛を貫こうと、城へは戻りたくないと宣伝使に頼むが、事情を聞いた梅公別は、自分が仲人をしようと太子を諭す。
恋愛、父との和解、国家の建て直し、これらすべてを全うする道を、梅公別は示す。
太子・スバール姫は、梅公別にすべてを任せて、城に帰る決心をする。