文献名1霊界物語 第71巻 山河草木 戌の巻
文献名2前付よみ(新仮名遣い)
文献名3総説よみ(新仮名遣い)そうせつ
著者出口王仁三郎
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日----
あらすじ妖僧・玄真坊は色欲に目がくらんで失敗を重ね、現幽二界をさまよって苦難を味わい、ついに照国別一行に救われる物語を骨子とする。
主な人物
舞台
口述日1925(大正14)年11月07日(旧09月21日)
口述場所月光閣
筆録者北村隆光
校正日
校正場所
初版発行日1929(昭和4)年2月1日
愛善世界社版3頁
八幡書店版第12輯 500頁
修補版
校定版3頁
普及版1頁
初版
ページ備考
OBC rm710002
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本文
稀代の妖僧玄真坊は折角掌中の玉と信じてタニグク山の岩窟に連れ込んだダリヤ姫に逃げ出され、シヤカンナの部下を借受け、八方へ捜索隊を差向け乍ら、自分は泥棒の小頭コブライを伴ひて、之を追跡し、途中神谷村の玉清別が館にバルギーと潜んでゐるダリヤ姫の消息を知りつつも、玉清別の悴神の子の言霊に追ひ払はれて其意を達せず、更に小盗児コオロを部下として泥棒稼業に逆転し、持前の色と欲とに再三失敗を重ね、現幽二界に憂目を甞め、遂に照国別一行に救はるる経路を本巻の骨子とし、之れに関する中途の喜劇や悲劇乃至千草の高姫、並に妖幻坊の出現等興味を新にするもの尠からず。且女色や金銭欲に対する霊界の戒飭など、吾人の省みて体得せざる可らざる教訓が深刻に与へられてあります。
あゝ惟神霊幸倍坐世。
大正十五年二月一日 於月光閣