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文献名1霊界物語 入蒙記 山河草木 特別篇
文献名2附 入蒙余録よみ(新仮名遣い)
文献名3蒙古の夢よみ(新仮名遣い)もうこのゆめ
著者出口王仁三郎
概要
備考2024/2/23出口王仁三郎全集第6巻を底本として校正。
タグ データ凡例 データ最終更新日2024-02-23 18:39:41
あらすじ
その昔、蒙古の英雄が十万の兵をもって神国日本を脅かしたが、伊勢の神風の佑助により、退けられた。

日本の武人の功にはあらず、主上の祈願の結果、神明の御加護があったのであり、われらの祖先の一大侮辱とも言うべき事件であった。

日本男子の気骨を示し、歴史の汚点を払拭するため蒙古に進出しようという思いは、少年のころから持っていた。

徒手空拳、三人の同志と共に万里遠征の徒に上った。蒙古の大原野に三軍を叱咤して雄図に就いたが、敵軍のために帰国のやむなきに至った。されど吾は再び。
主な人物 舞台 口述日1925(大正14)年08月15日(旧06月26日) 口述場所 筆録者北村隆光 校正日 校正場所 初版発行日1925(大正14)年2月14日 愛善世界社版377頁 八幡書店版第14輯 694頁 修補版 校定版380頁 普及版 初版 ページ備考
OBC rmnm7004
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本文  その昔  忽必烈なる
 蒙古の英雄  数千隻の戦艦と
 十万の精兵を以て  我辺境を脅かし
 其勢ひ当る可らず  神州の上下
 一時に震撼し  畏くも亀山上皇の
 宸襟を悩ませ奉る  時の執権北条時宗の勇
 力戦苦闘すれ共  目に余る大軍
 容易に退陣の気配無し  日本全国の神明
 膺懲の神軍を起して  敵を西海の波に没せしむ
 アヽ日本の稜威  神明の威力
 遂に大国難を排除し玉ふ  アヽありがたきかな
 皇天皇土の守護  敵軍の無事
 帰還せしもの  僅に三人と伝ふ
    ○
 蒙古十万の精兵  大敗して僅に三人を余したるは是
 日本武人の勇にはあらで  畏くも亀山上皇の
 岩清水八幡宮へ  御祈願の結果
 伊勢の神風の佑助なりと云ふ  吁いづこに日本武人の力あるか
 この大国辱大国難  何れも主上と神明の力のみ
 日本男子としての武勇にあらず  吾等の祖先は
 この一大侮辱を受けて  我国民の卑怯さを
 遺憾なく発揮せり  後世の子孫たるもの
 豈この侮辱に対して  会稽の恥を
 雪がざる可けむや
    ○
 日本男子の気骨を示し  神国臣民の
 勇侠心を発揮し  歴史の汚点を
 払拭せざるべからず  吾少年の頃より
 此蒙古襲来に対して  雪辱の挙に
 出でむと計るや  実に年久し
 アヽ日本男子の本領に対して
    ○
 徒手空拳  吾は三人の同士と共に
 回天の鴻図を抱いて  我国威を顕彰し
 神州男子の精神を  中外に暉さむが為
 万里遠征の途に上りぬ  漠々たる内外蒙古の大原野
 三軍を叱咤して  東亜存栄の為に
 雄図に就き  一時は
 敵軍の為に  空しく帰国の止むなきに至りぬ
 アヽ去れど去れど  吾は再び
 アヽ惟神霊幸倍坐世
(大正一三、一二、一〇号、神の国誌)
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