文献名1霊界物語 第11巻 霊主体従 戌の巻
文献名2第1篇 長駆進撃よみ(新仮名遣い)ちょうくしんげき
文献名3第3章 死生観〔470〕よみ(新仮名遣い)しせいかん
著者出口王仁三郎
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日2020-08-11 19:10:01
あらすじこの吉兆に、時公も東彦(本当は高彦)を疑う心はやや晴れ、宣伝使の話を聞かせて欲しいと願い出た。東彦は、人間とは神様の水火(いき)から生まれたもので、神の御子たるはたらきをするために、肉体に入って生まれてきたのだ、と説いた。時公は、何千万年も前から自分が生き通しであるとは信じられない、と返すが、東彦は、それは一日も長く現世に留まって、つらい現世の勤めを果たすために、死を恐れる精神を与えられてあるからだ、と答えた。さらに東彦は、人間と生まれた本分を尽くし、神様のために御用を勤めて、霊界から天使のお迎えがあるまでは、何ほど自分が死にたいと思っても、神様がお許しにならなければ死ぬことはできない、と説いた。時公は、子供のときは何もわからないのはどうしてでしょう、と質問した。東彦は答えて、子供は身体がまだ弱いので、霊魂が肉体に全部移って働くのは、一人前の体になってからだからだ、と答えた。続けて、しかし現世で悪事ばかりをなした人間は、結構な霊界に帰ることができず、根の国底の国に落ちてしまうのだ、と注意を促した。暗くなってきたので、二人はその場で野宿することになった。東彦は、人間の霊魂は生き通しであり、この世に肉体を持って何度も生まれ変わってくるのは、神様の御用を現世で行うためである、という宣伝歌を歌った。時公は続けて、人間の霊魂が生き通しであることを聞いた喜びを、滑稽な宣伝歌に歌った。
主な人物
舞台
口述日1922(大正11)年02月28日(旧02月02日)
口述場所
筆録者岩田久太郎
校正日
校正場所
初版発行日1922(大正11)年9月10日
愛善世界社版26頁
八幡書店版第2輯 523頁
修補版
校定版26頁
普及版10頁
初版
ページ備考
OBC rm1103
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