文献名1霊界物語 第56巻 真善美愛 未の巻
文献名2第3篇 月照荒野よみ(新仮名遣い)げっしょうこうや
文献名3第13章 不動滝〔1443〕よみ(新仮名遣い)ふどうたき
著者出口王仁三郎
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日2024-06-26 18:58:06
あらすじケリナの姉でデビス姫は、危険な猛獣毒蛇のために人も近寄らないスガ山の谷あいの大滝に夜中やってきて、荒行をしていた。病に苦しむ父・小国別の全快と、三年前に行方不明になった妹ケリナの無事の帰宅、そして館から失われた如意宝珠の神宝の帰還を願っていた。先にエンゼルの大火光に肝をつぶしたベルとヘルは、スガ山に逃げ込んで大滝のふもとまで逃げてきた。こんな山奥に夜中デビス姫を見た二人は、もしや妖怪ではないかとふるえていた。デビス姫の祈願の言葉を聞いた二人は事情を知り、また姫が身に着けている金銀宝石に目が留まった。ベルはまた追いはぎをしようとするが、ヘルは先の大火光に懲り、月の大神がすべてを見ているような気がすると怖気をついた。ベルは祈願しているデビス姫に近寄ると、一文無しで旅をしているから宝石を恵んでくれと声をかけた。デビス姫はこれは魔よけのためにつけているのだから今はあげられないが、物乞いなら改めてテルモン山の神館まで来るようにと答えた。ベルは自分はバラモン軍の鬼春別将軍だと嘘を言うが、すぐにデビスに見破られてしまう。ベルは力づくでデビスの宝石を奪い取ろうとするが、デビス姫は柔術の名手で、組みつこうとするたびに投げられてしまう。ベルは十数回も投げられてぐたぐたになってしまった。デビスはベルを締め上げている。ヘルは黙って見ているわけにもいかず、草の中から出てきて棒杭でデビスの頭めがけて力いっぱい打ち下ろした。手元がはずれて横っ面に当たり、デビスはその場に気絶してしまった。
主な人物
舞台
口述日1923(大正12)年03月17日(旧02月1日)
口述場所竜宮館
筆録者松村真澄
校正日
校正場所
初版発行日1925(大正14)年5月3日
愛善世界社版184頁
八幡書店版第10輯 214頁
修補版
校定版195頁
普及版88頁
初版
ページ備考
OBC rm5613
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