文献名1霊界物語 第42巻 舎身活躍 巳の巻
文献名2第3篇 意変心外よみ(新仮名遣い)いへんしんがい
文献名3第10章 墓場の怪〔1135〕よみ(新仮名遣い)はかばのかい
著者出口王仁三郎
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日2022-12-23 14:16:51
あらすじ右守はいい機嫌で歌を歌いながら城への道を歩いていると、セーリス姫と白狐におどかされて逃げてきたユーフテスに突き当てられ、道の真ん中に倒れてしまった。カールチンは怒って怒鳴りつけた。ユーフテスはこの声に、突き当たったのが右守であることを覚った。ユーフテスは白狐におどかされて意味のわからないことを右守に報告している。カールチンはユーフテスが肘鉄を食わされたのだろうと意にも留めずに城に行こうとするのを、しがみついて止めた。とうとう止めきれずに手を放したとたんに、カールチンは勢い余って小栗の森に飛び込んだ。この森にはイルナの城に仕えて居た先祖の墓があった。カールチンは石塔に頭を打って倒れてしまった。気が付くと、あたりは夕闇となっていた。カールチンは石塔の後ろから狸に話しかけられ、追い払った。やがて提灯をともしたヤスダラ姫が、小栗の森の墓場の道をやってくるのが見えた。カールチンは、大きな眼をした古狸ことをヤスダラ姫に話した。ヤスダラ姫はこんな眼か、と大声を出した。カールチンが見ると、ヤスダラ姫の口は耳まで裂け、蛇の目傘のような目をむいていた。カールチンは驚いて闇の道をイルナの城門さして逃げていく。
主な人物
舞台
口述日1922(大正11)年11月15日(旧09月27日)
口述場所
筆録者加藤明子
校正日
校正場所
初版発行日1924(大正13)年7月1日
愛善世界社版133頁
八幡書店版第7輯 690頁
修補版
校定版137頁
普及版55頁
初版
ページ備考
OBC rm4210
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