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文献名1王仁文庫
文献名2第3篇 瑞能神歌よみ(新仮名遣い)
文献名3いろは歌(其二)よみ(新仮名遣い)
著者
概要
備考
タグ データ凡例2017/9/15校正。 データ最終更新日2017-09-19 16:46:45
ページ59 目次メモ
OBC B115003c05
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本文 いまは斯世、落ぶれもよ。人に笑はれ、罵しられて、誠道を辿りつつ、末にや夜光、珠を得る。
ろこく斗りか亜米利加迄が、末に日本を奪る企画。金と便利に任しつつ。
はやく勝負を極めない事にや、枕を高く休めない、神政成就遂ぐるまで。
にしに亜米利加、北には露西亜、前と後に敵ひかえ、四方海なる日本国。
ほくそ笑ひを、為しつつ聞きし、神教へ現はれて、今じや頭が上らない。
べんべんだらりと、談判延ばし、深い巧みをする夷国、太平洋まん中に。
とくを貰うも又落すも、心次第大本ぞ。天岩戸御戸開き。
ぢしん雷鳴、火雨降らし、人心を戒しめる、天地御経綸。
りくつ斗りを、エラソウに言うて、腹に誠無いもは、今世界流行物。
ぬくい懐中八髭生やし、神も仏も要るもか、金が神じやと鰌鯰、一寸先きは泥暗み。
るすじや留守じやと、何時来て見ても、奥に主人は居る癖に。不思議と門に立留り、能く能く思案をして見れば、何時も嘘つくこ家に、神が御不在といふ事か。
をにも十八番茶も出花、時が過ぎたら間に合はぬ。世界立替あるまでに、身魂研いて置くが良い、後改心間に合はぬ。
わしは備前岡山育ち、米生る木は未だ知らぬ。綾部に生れた人でさへ、世大本を未だ知らぬ。灯台下は真暗。
かへせ戻せと扇を揚げて、招ぐは熊谷須磨浦、モ一度斯世を持たんとて、呼べど招けど白波、おき毒でも此度、二度目世界は返やしやせぬ。鬼門金神在る限り、世に出て居れた守護神、早く心を入れ直し、変性男子に従ひて、今度御役に立つが宜い。
よ言どころか確言ばかり、一分一厘違やせぬ。誠心で聞くなれば、ヒヤリヒヤリと汗が出る。何程邪慳な身魂でも、改心せずには居られない。皇大神御神諭。
たすけ給はれ世界人に、如何なる罪在りとても、暗夜如き人民、代りと天地へ御詫して、朝な夕なに変りなく、出口御祈念は、世界為と国為。
れん華経でも南無阿弥陀でも、今度事には間に合はぬ。木魚をどれだけたたいても、太鼓をドンドンなぐつても、妙見坊主や日蓮、一寸挺には合ひ兼る。二度目斯世立替は、勝手気儘神々や、生臭坊主明き。
そんじや徳じやと計算斗り、損中にも得がある、得と思へば損となる。兎角こ世は人民、思案斗りで行きはせぬ。万事万端神界、教を守り行くなれば、見えぬ所から神々が、守護なされて何事も、キチリキチリと遂げらるる。思案も工夫も要りはせぬ。心研いて御教に、なびけよなびけよ神子等。
つるぎ山に登るとも、千尋荒海打ち渡り、底藻屑と成とても、ナドヤ厭はん敷島、日本男子を引連て、丹後無人島、沓島冠島を開かんと、神御言を畏こみて、勇み進んで出て行く、出口雄々しさよ。明治三十三年、七月八日未明、一つ神祠を建初めて、唱ふる祝詞声清く、沖に聞ゆる浪音も、神御声と偲ばるる。東空は茜刺す、日景色拝しつつ、神神務終えて、大本さして帰らるる、出口御親勇ましさ。
ねらう要所は対馬に津軽、馬関海峡其次ぎに、舞鶴軍港岸和田、間軍備に眼を着て、地勢要害取調べ、又も越前敦賀より、尾張半田に至るまで、国探を放ちて探索し、一挙に御国へ攻め寄せて、総て活動中断し、日本を占領する企み。夢でも見てるか夷国人、日本神国敷島、神身魂を知らないか、鰐如うなる口開けて、只一呑みと思うても、日本男子魂は、胸に填りて呑めないぞ。行きも戻りも成らないぞ。綾部大本、十里四方は宮内、見事覚えが在るなれば、沓島沖まで来て見よれ。鋼鉄艦も潜艇も、丹後埋め草に、一隻も残さず揺り沈め、日本兵士忠勇と、出口御威徳で、艮大神現はれて、三千世界を立直す、首途血祭り覚悟せよ。
なり鳴りて鳴余りたる駿河なる、富士高峰神霊が、正勝時に現はれて、三千世界に鳴り渡り、登る竜巻すさまじく、清水港に攻め寄せし、外国船を残りなく、沈め絶やして葦原、中津御国を鎮めます、神は木花咲耶姫、神尊とけれ。
らん暴極まる畜生国、欲に眼光を曇らせて、我神国を屠らんと、日頃巧みし軍略は、旅順、大連、韓国に、計画外れて馬鹿を見む。石炭兵糧軍資まで、用意して置け旅順港に。今に日本が貰てやる。其返礼に日本刀、一度は切味見せてやろ。覚悟召されよスラブども。
むかし仕組まれし、最も便利な世が参り、蒸気、電気働きで、三千世界を近よせる、交通機関も完備して、千里万里も夢間に。是も昔神代から、神御裔奇魂、奇しき力賜ぞ。艮金神現はれて、世界一つに統べ玉ふ、天時節来たもを、訳分らぬ人民が、人智や科学活きと、誤解して居る憐れさよ。
うそで固めて得心させて、あとでペロリと舌を出す。今世界人々は、上から下まで其通り、一分も誠は無い、是が畜類中ぞ。
ゐつも鳴いてる烏と思ひ、神教もウワ空、欲と慢心強くして、心空もかけくもり、暗夜に鳥飛つ如く、何が何やら白雲、曙烏に近よりて、日守護と成るなれば、悪審判は眼あたり。罪穢深き人々よ、早く身魂を研き上げ、改心するが日本一、不二山ほど在る罪も、直霊御魂に清くなる。弥々日出と成るなれば、元生神あらはれて、激しき守護ある故に、心に曇りあるもは、余り眩ゆて寄り付けぬ、竜宮館庭までも。
奥も都路も、天にも地にも押竝べて、神坐まさぬ所は無い。日輪お照し在る限り、変性男子が現はれて、常磐世となれば、神守護はあり明、月御簾内。
おもひ違ひ斯世政治、是から総てを立替て、随意競争弊を去り、天下公共其為に、世界桝掛引き均らし、神も仏事も人民も、勇みて暮す神代とし、綾部を世界中心と、定めて国々統べ守る、天津日継御威徳と、変性男子御守護で。
くに為とは口先ばかり、今高座番頭は、我身好かれしがくして、下タ難義は露知らず、人車や馬車に打ち乗りて、然も大道中心を、従来妨害気にもせず、鼻高々と澄し込み、口に葉巻を啖へつつ、横柄面する見苦しさ。
やがて三十七年、明治四月には、斯世滅亡と基督、神信徒がヒマラヤ、高地を尋ねて寄り集ひ、寺を建たり祈禱して、総て事を打棄てて、救ひを祈る最中に、神御国に生れたる、日本人が知らぬとは、灯台下は真暗。さは去り乍ら世人よ、周章てず騒がず一筋に、神教に従ひて、誠を尽せば此度は、一先づ延ばす神旨、斯世滅亡来る事は、何れ神も知りつれど、此儘続かす経綸をば、知らざる故に色々と、騒ぐは無理も無けれ共、世界に鬼は無いとやら、鬼といはれし艮、隅に坐ませし生神が、斯世こ儘預りて、善と悪とを立別けて、世界洗濯為し玉ひ、清きは赦し玉ふなり。早く改心一等ぞ。心次第で此度は、どんな御徳も授けられ、心悪るい人民は、厳つき懲戒ある故に、何んにも知らぬ神子等、総てを捨て神界に、心捧げて祈れかし。
まいにち新聞披いて見れば、魔法斯世は眼あたり、殺人強盗窃盗に、詐偽に間男大喧嘩、一つも碌な記事は無い。熟々思案をして見れば、実にもこ世は暗黒よ。畜生ばかり住み処。思へよ思へ秋津人。日本は神住み処、大和御魂持主ぞ、世界に先立ち善行、鏡を出して敷島、水晶魂を輝かし、出口守に従ひて、二度目岩戸大前に、世界人を助くるは、日本天職ぞ。日本御魂持まへぞ。
けん利義務じやと小理窟斗り、潜りて飯を喰ふもは、我神国上に、いく十万穀潰ぶし、法律ばかりを楯と為し、情誼も義理も知らばこそ、鬼上前へ越す悪魔、日本御国に蔓こりて、今や斯世は真暗、仁義道徳敗頽し、誠人はなき暮し、獣畜ばかり住む世界、清めて元へ立て復す、変性男子教。
ふじ高峰に村雲懸り、清き姿を包めども、雲立ち退けば元不二、神代ながら山、気高き姿は世界一。日本魂も其通り、心に懸れる村雲を、除けば直ぐに光り出す、元は天地分身魂。魂を磨けよ人々よ。神御教を、畏こみ謹しみ赤心に、誓ひて固く守る可し。
こん輪奈落底まで落た、腐敗堕落中に、水晶御魂がただ一つ、一つ御魂を種として、日本御魂を培養し、二度目世界御柱と、したつ岩根大本、神御役に立てんとて、心を千千に砕きつつ、血を吐く思ひ辛労を、世人為に舐め玉ふ、変性男子雄々しさよ。
明治三十六年九月八日えん慮笑釈も梨地硯、齢も長き命毛、筆を振ひて皇神は、三千世界出来事を、示して斯世を救はんと、明治廿五年より、出口守は一筋に、知らせ給へど濁る世、人心は真暗、悪魔住家と成果てて、誠言葉は聞入れず、何時も恐喝と思ひつめ、悪胴据へて動かない、訳分らぬ人草は、地球上に充満し、益々こ世は汚れ行く。
てん神勅を畏こみて、泥海世界を清めんと、三千年間、堪らへ玉ひし御苦難は、種々雑多に身をやつし、神政成就其為に、守り給ひし霊徳が、天運循環りて歴然と、花咲き初めぬ煎豆に。
あ細亜、亜弗利加、ヨウロツパ、南北亜米利加、太洋洲、一つに丸めて日本、天津日嗣神徳で、万古末代続かせる、神出口道開き、竜宮やかたに表現れて、三千世界主と成り、普天率土を統一し、元神世と改めて、神も仏も人民も、勇んで暮す松、七福神楽遊び。
さん千世界花、一度に開く今や時、鬼門金神現はれて、鬼も大蛇も帰順して、松神代と成る上は、二度目世界は天国ぞ。曲も醜女も消え失せて、上から下まで神心、勇みて暮す楽しさよ。
きもん神は元神、国常立大神よ。斯世を造り固め成し、世本に隠身て、善悪正邪審判を、最と厳重に立て玉ひ、こ世一切守ります、尊とき神にましませり。鬼門神は男神、経守護と定まりて、緯守護が裏鬼門、女神に坐して坤、変性女子神霊ぞ。世界悪魔や病ひ神、悪しき心鬼どもを、払ひ清めて経緯、夫婦神は人民を、導びき給ふぞ尊とけれ。
ゆめになり共セメテは一度、綾部高天大本、竜宮館へ往て見たい。ト言ふて霊魂は泥まぶれ。何うしたら垢が落るやら。近所に居ながら気が揉める、教祖を一度拝したさ。
めくら聾よ世界九分は。昔神代が巡り来て、変性男子が現はれて、世界事を知らせども、実地見せても気が付かぬ。一度に驚愕する事が、出来ては成らぬと朝夕に、声を限りに叫べ共、何処を風が吹くらんと、言はぬ斗りに鼻先、フフンと笑つて空向ひて、自が乗り行く火車、実に憐れな人ばかり。
み仙神山に立籠り、こ泥を清めんと、三十四年は菊月、八日に館を立出て、神徳も高きこ山に、祈り玉ひし我教主。至誠は天地に通じけん、十五有明に、尊とや神霊現はれて、世行先き事どもを、いと懇ろに説き給ひ、教御祖御心は、春野雪と解け初めぬ。され共高き神山、木立は繁く渓深く、雲霧四方を閉籠めて、月日も為に光り浅せ、常世如くなり。
しん徳高き神山、開けて茲に千四百、四十余年と成りぬれど、女人禁制山、今に汚れし事も無く、神祇集ひ神園として、清き霊地と鳴響く、浪音たかき八塩路、女島男島と諸共に、神代姿変へぬなり。神代国、瑞穂国を守らんと、冠島沓島神々は、弥山神山に神集ひ、清けき和知河水に、世界を清め人々を、安きに救ひ助けんと、天岩戸を押開らき、村雲四方に掻別けて、教御祖手を通し、口を通して詳細に、諭させ玉ふぞ尊とけれ。
ゑい耀栄華に暮して来たが、報ひは忽ち丸裸体、楽した後糠苦労、難義ばかり珠数つなぎ。誠苦労なら、神助で何事も、末に萎れぬ花が咲き、万古末代名を残し、斯世神と仰がれん、勤めよつとめ人々よ、誠道に乗り替て、松心で励む可し。
ひろい世界に只一柱、是を誠神といふ。斯世つくりて万類を、育てむ為に日月を、守り神と神定め、神御子なる民草を、養ひ賜ふ難有さ。
ももち万神々が、鬼門神に従ひて、三千世界を夫れ夫れに、持場々々を守ります。山には山神坐まし、河には河神居まし、草木は草木神居まし、海には海神ゐます。大地は禁闕金神、二度目世界守護神。陸と海と竜宮、乙姫どはこ砌り、綾高天に現はれて、日神とひつそうて、斯世守護と代りたり。天地覆りて上へ下タに、成ると教は此事ぞ。実にも尊き神代かな。
せまい心で鼻高さんが、高天原へ出て参り、出口筆先を、聞いたら嘸や困るべし。心に合ぬ事斗り、三日や十日や百日に、神経綸は解りやせぬ。誰しも覚え在る故に、一寸様子を書くなれば、浅智慧学者内、一から百まで知れ渡る、変性男子御身魂、出口書れたる、世界神教が、心に当りて耳痛く、聞ば聞く程腹が立ち、身体がビリビリ震ひ出し、気分悪しくてモヂモヂと、終にや遁げて去にとなる。眼と口間に在る、鼻が知らずに高く成り、夫れが邪魔して脚下が、見えない故に丼壺へ、落ちて難渋する迄は、ここ教は聞かれない。少し学が邪魔になり、理窟斗りに固まりて、何時も疑念晴間なく、心に取越苦労而巳。生れ赤子に成るまでに、高い鼻めが邪魔をして、誠垣をする、なさけないは人心。
すでに悪魔に取ひしがれて、危ふい処を差添、誠こころに染められて、捨た思案後戻り、洋服脱いで沓捨てて、皮カバンも投捨てて、昔神代人となり、熟々思ひ回らせば、出口御知らせ、通りに汚れた世界じやと、固く心を取り直し、只一筋道、心も勇み気も開き、花咲く春に遇ふ思ひ、斯んな結構が又と世に、三千世界に在らうかと、初めて覚り大本に、大きな尻を末長く、綾高天で猫と成る。オツトどつこい神様、激しき威徳に照らされて、心塵芥を、白状したが情け無い、是が出口王仁三郎。
(明治卅六年九月十日)
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