王仁DBβ版 出口王仁三郎と霊界物語の総合検索サイト 文献検索 画像検索 単語検索 メニュー開く
サイトの全面改修に伴いサブスク化します。詳しくはこちらをどうぞ。(2023/12/19)

文献名1出口王仁三郎全集 第8巻 わが半生
文献名2【上巻】故郷弐拾八年よみ(新仮名遣い)
文献名3相聞よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
備考『故山夢』p223-226
タグ データ凡例 データ最終更新日2023-11-03 17:26:17
ページ122 目次メモ
OBC B121808c55
本文のヒット件数全 22 件/ノ=22
本文の文字数460
これ以外の情報は霊界物語ネットの「インフォメーション」欄を見て下さい 霊界物語ネット
本文 ─二十五歳頃─

真夜中に雪踏みわけて想ふ人家にかよひぬ二十五
二十五春迎へども初初しく子供やうだといへる彼はも
あまりにも人目たかければ小暗き籔細道ゆかよふ
ふつくらと肥えたる彼女白き顔闇夜半にも目前に浮けり
につこりと笑める彼女面ざしに暫し忘れぬ貧しき生活も
親と親許しをうけてあからさまに添ひ遂げばやと手を握り泣く
朝なさな得意に牛乳配りをへて少し間さへ逢ひて楽しむ
田舎にはたぐひまれなる美人よと噂聞くたび胸とどろきぬ
吾が外に彼女を恋ふる人あらば如何にせむかと心いためし
色白きか弱き女はめとらせじと叱言いひ出しぬ頑固なる父
わが家は百姓なれば尻ふとく色黒き女が適すると父いふ
たらちね言葉に叛くべきみちはなけれど忘らえぬ彼女よ
恋といふ味はひ彼女に逢ひてより深くも深くもさとり初めたり
牧場は稲田隔ててむかひあへり朝夕遠く見合ひてほほゑむ
綱を握りあひし二人なかに雲霧もなし
今しばし待たせ給へよひとり世に立つとき来れば晴れて添はまし
覚束なわが独立をたしみて待てる彼女はいとしかりけり
霊界物語ネットで読む 霊界物語ネット
オニド関係の更新情報は「オニド関係全サイトの更新情報」を見れば全て分かります!
王仁DB (王仁三郎データベース)は飯塚弘明が運営しています。 /出口王仁三郎の著作物を始め、当サイト内にあるデータは基本的にすべて、著作権保護期間が過ぎていますので、どうぞご自由にお使いください。また保護期間内にあるものは、著作権法に触れない範囲で使用しています。それに関しては自己責任でお使いください。/出口王仁三郎の著作物は明治~昭和初期に書かれたものです。現代においては差別用語と見なされる言葉もありますが、当時の時代背景を鑑みてそのままにしてあります。/ 本サイトのデータは「霊界物語ネット」掲載のデータと同じものです。著作権凡例 /データに誤り等を発見したら教えてくれると嬉しいです。
連絡先:【メールアドレス(飯塚弘明)
プライバシーポリシー
(C) 2016-2024 Iizuka Hiroaki