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文献名1大本七十年史 上巻
文献名2第1編 >第5章 >3 上谷修業よみ(新仮名遣い)
文献名3霊憑り発動よみ(新仮名遣い)
著者大本七十年史編纂会・編集
概要
備考
タグ データ凡例 データ最終更新日----
ページ195 目次メモ
OBC B195401c1532
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本文  上田会長留守中に、上谷修業場は、霊憑り発動で、修業者二〇余人うち大部分が妖魅に憑かれて大騒ぎとなった。なかでも、福島霊憑りははげしかった。「丑年に生まれた寅之助で、丑寅金神だ」と叫んで、裸になり、開祖筆先言葉をまねて、べつまくなしにどなりちらし、始末におえない状態となった。
 会長が祈願をこめて鎮魂をしたで、一時は発動がしずまったが、他霊憑りにも、たくさん妖魅同類が憑って福島に加勢し、霊憑りが口をそろえて、「皆者シッカリいたさんと、上田曲津にごまかされて、ヒドイ目にあわされるぞよ。誠金神は福島大先生にちがいないぞよ」などと叫ぶと、それを聞いた福島はふたたび発動し、眉毛をあげたりさげたり、眼をむいて腕をふりあげ、とんだり跳ねたり、畳は穴があき、床は落ちるという騒ぎを再演した。村人がめずらしがって、弁当もちで見物にくるようになると、修業者親や兄弟が怒ってつめより、「狐つきにした、気狂いにした、告訴してやる」といって上田会長をせめた。四方藤太郎が協力して、会長がようやく鎮圧したが、一時はどうなることかという騒ぎであった。
 一方、足立正信は、上田さえいなければ、なんとかして金光教でやってゆきたいという野心をおこした。そして、こ修業場みだれたを機会に、金明霊学会をこわしてしまおうと、会長追放運動にりだした。また、中村竹蔵・四方春三らは、出口家養子をねらっていたで、「上田は狐使いだ、魔法師だ」といって信者間にふれ歩き、ついには、開祖悪口までをいいだした。

〔写真〕
○みそぎ滝附近 p195
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