王仁DBβ版 出口王仁三郎と霊界物語の総合検索サイト 文献検索 画像検索 単語検索 メニュー開く
サイトの全面改修に伴いサブスク化します。詳しくはこちらをどうぞ。(2023/12/19)

文献名1大本史料集成 1 >第2部 出口王仁三郎思想
文献名2第4章 道よみ(新仮名遣い)
文献名3第1節 道よみ(新仮名遣い)
著者
概要
備考
タグ データ凡例 データ最終更新日2016-11-24 18:17:22
ページ663 目次メモ
OBC B195501c2401
本文のヒット件数全 304 件/ノ=304
本文の文字数5272
これ以外の情報は霊界物語ネットの「インフォメーション」欄を見て下さい 霊界物語ネット
本文 一 奥測り知れぬ神道、浅き心では酌み取れぬぞ。
二 心を低く持ちて、神深き心を悟り、以て我が身を神によりて高くすべし。
三 本を固めて種子を蒔き、或は苗を植付けよ。
四 浅い植方は、雨風荒しなぞに倒さるゝ恐れあり、心を深く用ふベし。
五 見上げ居る間もなく、散りて踏まるゝは桜花なり。浅き信仰は恰も桜如し。
六 神道にあるもは、漫りに口を開くべからず。唯神言葉を取次ぐ事みを守るべし。
七 神言葉を取次ぐべき資格を与へられたる役員は、行状を第一とすべし。
(「神国」大正十二年九月十日号)
八 行為を先にし、言葉を後にせざれば、神御心に叶はずして、遂に亡びを招く、慎むべし。
九 伺ひが能く当りたとて、直に神と信ずる勿れ、邪神も又真実を告ぐることあり。
一〇 一時病気が癒りたりとて、直に之を神と信ずる勿れ。
一一 悪魔は人心を読みて、人を驚かせ恐れしむ事あり、世終りは偽救世主各所に現はるべし。
一二 病気を一時救ひて、其人心を奪い、後に悪魔仲間へ誘はんとすることあり。
一三 悪しき霊は悪しき姿にて現はれず、必ず善仮面を被ぶりて来り、偽り善をなし、偽り誠を立つるもなり。
一四 心浅く愚かなるもは、心眼なき故に、悪魔を善神と見誤りて、神に背くことあり。
一五 二つ眼を失ひたる人は憐れむべきもなり。其人は此明かりを見ること能はず。明かき世中に住みながら、暗きに暮すもなり。我指一本さへ見る事能はざるなり。
一六 是よりも優りて憐れなる人此中にあり、如何なる人ぞ。心眼を失ひたる人即ち是れなり、心眼を失ひたる者は、神御光を見る事能はず。高天原国を開き見る事能はずして、根国底国に落ち行くなり。
一七 是等亡者を救はんが為めに、天より瑞霊を降して、光を知らしめんとし給へるなり。
一八 人身は唯一つなり。一つ身を以て、二つ道に仕ふる能はず。神光を認めなば、怪しき邪神道を捨つベし。
(「神国」大正十二年九月二十五日号)
九 世人は近慾を知りて、誠慾を知らず、虫喰い錆腐るベき宝みを尊みて、永久に朽ざる誠宝を貯ふる誠慾を知らず。
二〇 金銀に仕ふる事を知りて、誠神に仕ふる事を知らざるは、此悪魔にして、金銭番人なり。
二一 金銭を儲け蓄へ、其金銭を以て国為に使ふは宜しき事なり。されど金銭に仕ふるは悪くして、神栄えを見る事能はざるもなり。
二二 神は今日生棲にありて、明日は鍋中ヘ焼かれ喰はるゝ魚さヘも、そ際まで全くして限りなし。
二三 人は皆神子なり、神子たるも人たる道を歩むときは、神助けざる理由なし。
二四 信仰なき者は此世にありても、常に薄き氷上を履むが如し、安心立命を得る事能はざるなり。
二五 万事を為すにも皆神教によりて為すべし、着る物、食ふ物住む家なぞに心を案じ煩ふ事勿れ。
二六 今日事は今日になすべし。必ず明日に延ばすべからず、神は一刻も休み給ふ事なければなり。
二七 明日事は今日より思ひ煩ふ事勿れ。人思ひによりて明日日を雨となし日和となす事能はざるなり。
二八 其曰く事を神に祈り、其日過ちを許されん事をみ祈るべし。
二九 人は只神正しき御心に叶はん事をみ祈り奉りて其生業を勤しみ励むべし。
三〇 病時は其罪を悔い、神篤き慈しみによりて其身苦みを許し玉はん事を真心になりて祈るべし。
三一 君為め天下公共為めに祈るは善し、其外私慾にかゝはる願ひは罪源本なり。
三二 我が眼暗きときは、我が目に横たはる太き柱も目に付かずして、却て人目にいと小さき塵埃能く見ゆるもなり。我過ちを棚へ上げて置きて、人過ちを彼是云ふ人心すべし。
(「神国」大正十二年十月二十五日号)
三三 我が口を清くし、我目を明かにし、我耳を敏くし、我手足を健やかにし、五体隈なく清まりて後、人足らざるを諭し過ちたる所を懇に教ふべし。
三四 口許り人となる勿れ、口許り大いなる人はぼうだら如し。
三五 神道にありて鼻を高くし、又其面を大いにする事勿れ。
三六 鼻高きは野天狗なり、面大なるは獅子舞なり、人と生れて面み大きく鼻み高きは化物なり。
三七 化物は神前にも、人前にも忌み嫌はるゝもなり。
三八 誠道を宜べ伝へんとするもは、様々忍耐を要す、石にて打たれ、棒にて擲ぐられ、嘲られ罵り笑はれる事は常事なり。
三九 其度毎に魂練れて神徳を与へらるゝもなり。
四〇 神道にありて様々困難に出逢ふは、之れ神試験を受くるもにして、神徳備はる礎なり。
(「神国」大正十二年十一月十日号)
四一 心に卑しき慾ある時は、直に其言葉に現はるゝもなり、如何に隠さんとすれども隠すべからず。故に心奥底より清くせざるべからず。
四二 亜弗利加或処に大なる洞穴ありて数多蟹住めり、其蟹は一つも目あるもなし。是常に暗き穴中に棲みて、光を見る必要なき為なり。神を知らざるも恰も此蟹に等し。
四三 目なき蟹は凡て世中は斯如く暗きもと思ひて、外に明かにして広き処あるを知らず、心小さき頑固なるもゝ心は亦こ蟹に等し。
四四 故に瑞光を知らず、却て眩しく思ひて口々に罵りて其徳を破らんと勤め居れり。
四五 人心より湧き出づる罪は沢山あれど大方は次如し。
悪念 姦淫 苟合 盗窃 悪匿 兇殺 貪婪 好子 嫉妬 詭譎 謗潰 驕傲 狂妄
 なぞ也、此等悪しき行ひは、皆心中より出でゝ清き其身を汚すもなり。
四六 世界万物を造り玉へる天帝稜威は譬ふるに物無し。
四七 人たるも力によりて造られたるを知りて、其厚き広き御恵みを忘るゝ事勿れ。
四八 其日業を終りなば、直に神御前に平伏して、其厚き広き御徳を慎んで感謝すべし。
四九 神広大無辺御力は、人々容易に測り知るべき事にあらず。されど人は皆神美はしき徳と敏き智慧と籠れる霊を分け与へられたれば、心鎮めて神に帰り伺ひ奉るに於ては、神御力如何なるもかを明かに悟り得らるべし。
五〇 剛柔流三物を造り、八力働きによりて我等体を造り、之に四魂を与へ給ひし其深き智識と全き御徳を仰ぎ奉りて、朝な夕なに天帝始め万神に向つて感謝すべし。
(「神国」大正十二年十二月十日号)
五一 人々は泥水如き罪穢中に漂ひて、誠生命を失はんとす。
五二 天帝之を憐み玉ひて、厳御霊と瑞御霊を此土に下し給ひて、救ひ船と現はし玉ふ。
五三 救ひ船は現はれたり。生命水は湧き出でたり。来りて乗れ、集まりて飲め。
五四 瑞御霊を天津高御座より下津国に下し玉ひて、罪に穢れたる人々魂を洗ひ清めさせ玉ふ。天津神高き広き御恵を感謝して其御旨に背かざらん事を勉むべし。
五五 瑞霊は神代昔天津罪国津罪贖ひ主となり玉ひしが、二度此世に来りて罪人贖ひ主となり玉へる、其厚き広き御恵を忘るべからず。
五六 罪を救ふにも道あり、贖ふにも道あり、其道に由て救ひ、其道に依て贖ひ給ふなり。
(「神国」大正十三年三月二十五日号)
五七 其道は瑞教なり、斯教に因りて救はれ斯教に因りて贖はるゝなり。
五八 罪を救はれて天国に上げられん事を願ふもは、斯栞を心に掛て忘るゝ勿れ。
五九 道栞に現はれたる言葉は、皆神言葉なり教なり。
六〇 神子たるもは、神言葉を守り神御教に従ふベし。
六一 神言葉によりて人を救ひ、神御教によりて迷へる人を明かに導くべし。
六二 神為道為には、其身を犠牲となすも撓まず屈せず、一筋に真理に従ひ、救ひ栞を広く世に宜ベ伝ふベし。
六三 神はいと高き処に坐しませと、慎み深き卑り下りたる優しき人心に天降り、其身を光り輝かせ給ふなり。
六四 教御親霊は、いと高き神位より下りて、普く世を救はんとなし玉ふ。
六五 故に汝等其深き御心を伺ひ奉りて、其身も共に来り喜び祝へよ、其徳を誉め称へ奉れよ。
六六 神御徳を得んと欲する者は、赤子如くなるベし。
六七 赤子が乳を慕ひ尋ぬるが如くに、神を慕ひ奉るべし。
(「神国」大正十三年四月十日号)
六八 譬て言へば神は母にして教は其乳なり。
六九 母と母乳なきときは、其子育ち難し。
七〇 故に汝等赤子如くになりて、母と乳とに離れざる様心を尽して、神を慕ひ求むべし。
七一 地震雷火雨荒し等一つになりて来る事ありとも、神懐に抱かれし身は別に恐るべき事非ざるなり。
(「神国」大正十三年四月二十五日号)
七二 瑞御恵は、束間も変る事なく、千々に心を砕き玉ひて、罪科を救ひ贖ふ道を開き玉へるなり。
七三 罪重き者よ来りて其罪を我前に下ろし其身を軽くせよ。
七四 軽き者は天に昇り、重きもは根国底国に落つるもなり。
七五 神は悪きも穢れたるも、罪深きもゝ道に逆らひたるもゝ為めに、救ひ主を下して救ひ道を宜ベ伝ヘさせ玉ふなり。
七六 稲荷下げ、あすさ巫子、口寄せ巫子等怪しき者に迷ふ勿れ。
七七 奇しき怪しき教を捨てゝ生ける神道を信じ、誠神を敬いて、神徳を受くる事を修行すべし。
七八 年若き人を見て軽んずる勿れ、老たる人過ちを責むる勿れ。
七九 年若き者は弟如くにして、之を敬ひ愛すベし。
八○ 年老たる人は之を我が父母如くにして、心限り敬ひ愛すべし。
八一 取次等よ、汝等清き言葉と清き行状と誠親と誠智と誠愛とを以て、信者鏡となるベし。
八二 物事を広く知るを以て、誠智慧と為さず、小賢しきを以て誠智慧となさず、誠智慧は学ばずして神より与へられたる智慧にして、直日光なり。
(「神国」大正十三年五月十日号)
八三 世中にも、何事にも能く亘りて知りたる人あれども、そは神智慧にあらず。勇と親と愛と伴なはざれば真智慧と云ひ難し。
八四 人智慧は悪より出づるも多し、神智慧は皆善より出でざるはなし。
八五 ソヒヤ曰く、智識に貴ぶ所は、其量にあらずして其質にありと、神道にあるもは最も味ふべき事共なり。
八六 人出世や栄ゑを嫉み羨むは、日本人最も忌はしき癖なり、此癖を改めざれば、何事を為すにも成り遂ぐる事なし。
八七 神は嫉み妬みを懐くを、忌み嫌はせ給へばなり。
八八 されど又人は影も形もなき事を作りて譏るもはいと少し。譏られ笑はるゝは幾分か此方に落度あればなり、烟ある所には必ず火あるもなり。
八九 智慧なきもは誠信神を知らず、又道徳重んずベきを悟らず。
九〇 智慧みありて徳なきもは、針如く茨如し、神に忌まれ人に嫌はれ、遂には我と我身を損なひ破るに至るべし。
九一 智慧あり信仰あり徳あるもは、何処となく穏かにして湯如し、真綿如し、神に喜ばれ人に慕はれ、遂に其身を知らず知らず間に高きもとせられん。
(「神国」大正十三年五月二十五日号)
九二 人に好かるゝもは神に好かれ、老たる人幼き子らに慕はるゝもは神御徳を得たる人なり。
九三 誠神に願ひて霊験なきは不思議なり。誠神は霊験を与へ玉ふべき筈なり。
九四 若し祈りて霊験なき時は、我心と行ひを省みるべし、神より霊験を与へられざる理由を見出し得らるべし。
九五 何ぼ頼んでも信神してもお蔭なしと呟やく人あり、是等は我身明盲目なり。
九六 神御恵は、ヒマラヤ山よりも遙かに高く、伊勢海よりも遙かに深し、人々浅き智識にては窺ひ知る事難し、一心に神にもたれよ。
九七 酌めども酌めども尽きざるは神愛なり。
九八 霊魂餌に餓え渇きたる人身を憐れみて、情雨を降らし、其生命を繋がせ給ふ。
(「神国」大正十三年十月十日号)
九九 永久に生ける神は、永久生命を汝等に与ヘ給ふ、心酒杯を以て生命清水を酌み取るべし。
一〇〇 神言葉と神御恵とは巌如く、堅くして動く事なし、風に砕けず波に流れず、千代も八千代も変り給はず。
一〇一 浜真砂は数へ尽すべき時ありとも、神限りなき力と恵は、数へ尽す事能はざるなり。
一〇二 神言葉によりて動くも、弱き身魂は力を与へられ、弱き体は健かとなるべし。
(「神国」大正十四年三月二十五日号)
一〇三 心も強く体も強き人は、如何なる事に逢ふもひるむ事もなくして、安く楽しき中に凌ぎ得べし。
一〇四 悪に強きもは、其心何となく弱し、吾に強きもは、何となく其心強し、善によりて強き心は真強き心なり。
一〇五 神は人々寝たる間も心を用ひて守らせ給ヘり。
一〇六 故に人は束間も神を思ひて神為に尽さざる可らず。
(「神国」大正十四年四月十日号)
一〇七 神は瑞手を通し、口を通して人行く手を照らし玉ヘり。
一〇八 力限り光後に従ひて、真理為めに進むべし。
一〇九 神は瑞霊によりて暖かき御手を延ばし給ひて、迷ひ苦しめる身魂を抱き救はんとして、千々に心を配り給ふ。
(「神国」大正十四年四月二十五日号)
霊界物語ネットで読む 霊界物語ネット
オニド関係の更新情報は「オニド関係全サイトの更新情報」を見れば全て分かります!
王仁DB (王仁三郎データベース)は飯塚弘明が運営しています。 /出口王仁三郎の著作物を始め、当サイト内にあるデータは基本的にすべて、著作権保護期間が過ぎていますので、どうぞご自由にお使いください。また保護期間内にあるものは、著作権法に触れない範囲で使用しています。それに関しては自己責任でお使いください。/出口王仁三郎の著作物は明治~昭和初期に書かれたものです。現代においては差別用語と見なされる言葉もありますが、当時の時代背景を鑑みてそのままにしてあります。/ 本サイトのデータは「霊界物語ネット」掲載のデータと同じものです。著作権凡例 /データに誤り等を発見したら教えてくれると嬉しいです。
連絡先:【メールアドレス(飯塚弘明)
プライバシーポリシー
(C) 2016-2024 Iizuka Hiroaki