王仁DBβ版 出口王仁三郎と霊界物語の総合検索サイト 文献検索 画像検索 単語検索 メニュー開く
サイトの全面改修に伴いサブスク化します。詳しくはこちらをどうぞ。(2023/12/19)

文献名1神霊界
文献名2大正8年1月1日号(第77号)よみ(新仮名遣い)
文献名3神諭(伊都能売神諭)よみ(新仮名遣い)
著者
概要
備考
タグ データ凡例 データ最終更新日2023-09-21 16:10:13
掲載号1919/01/01号 ページ3 目次メモ
OBC M192919190101c02
本文のヒット件数全 921 件/ノ=921
本文の文字数15212
これ以外の情報は霊界物語ネットの「インフォメーション」欄を見て下さい 霊界物語ネット
本文 大正7年12月22日
 艮金神国常立御魂が、竜宮館高天原に現はれて、世立替立直し筆先を書きおくぞよ。三千世界立替御用致さす為に、変性男子身魂大出口直に永らく苦労をさしてあるぞよ。天保七年十二月十六日、天照皇太神宮殿御誕生日に斯世へ出してから二十七年間、直は結構に気楽に暮さしてあるぞよ。さう申しても世間並気楽さでは無いぞよ。中々いろいろと肉体に就て人に変りた事がさしてありたぞよ。二十八歳冬から五十七歳まで三十年間、人民界では誰も能う堪らん艱難苦労をさして、現世衣を脱がして御用に立てたぞよ。五十七歳正月元日から、艮金神が体内へ這入りて、今年で二十七年間神界経綸で筆先を書かせ、口で世立替を知らしたぞよ。何時も三十年で世立替と致すと申して知らした事が、モウ一分になりて、跡三年残りたなれど、水も漏らさぬ仕組であるから、三年間は変性女子手を借りて立替立直し御用を致すから、是からは一日ましに世界から判りて来るから、何程鼻高でも成程と往生をいたすやうになりて了ふぞよ。変性女子は神界経綸で明治四年七月十二日に斯世へ出して、二十七年間は是も普通人民では出来ぬ苦労を致させ、二十八歳二月九日から、神が高熊山へ連れ参りて、身魂を研かして、世立直し御用経綸が致してあるぞよ。二十八歳から此大本へ引寄して、有るにあられん気苦労を致さして、いよいよ身魂が研きかけたから、三十九歳からボツボツと大本経綸にかからしてあるが、此先まだ十年気苦労を致さすから、其積りで居りて下されよ。三年さきになりたら余程気を付けて下さらぬと、ドエライ悪魔が魅を入れるぞよ。辛年は、変性女子に取りては、後にも前にも無いやうな変りた事が出来て来るから、前に気を付けて置くぞよ。外国から今に六ケ敷難題が持かけて来るが、今番頭弱腰では到底能う貫ぬかんぞよ。是も時節であるから、何程智慧学がありても今度は一文価値も無いから、日本人民が揃ふて改心いたせば良し、到底改心が出来ぬなら止むを得ず気毒が出来いたすぞよ。世界九分九厘が近よりて来たぞよ。一厘仕組で三千世界を立直すは、綾部大本より外には無いぞよ。今こ仕組が日本人民に判りたら、三千年神界仕組が成就いたさんから、今今までは誠一厘所は申さんから、疑ふ人民は未だ未だ有るぞよ。
 富士と鳴戸昔から経綸が判りて来たら、世界は激しく成りて、外国が薩張り帰順いたして日本へ末代従ふやうに成るぞよ。東京経綸はミヲハリ、尾張経綸は世終り、伊勢は丹波に丹波は神都、みやこ経綸は万古末代つづくぞよ。続く血筋は世天と地と直系大神と地神、天地揃ふて水晶誠一とつ末永き結構な神代に致すぞよ。神代に成りたら人民身魂にも御光が刺すぞよ。暑さ凌いで秋吹く風を待てど、世界は淋しくなるぞよと、今迄出口直筆先に知らして置いたが、今が其時節であるぞよ。未だ未だ世界は安心な所へは行かぬぞよ。是からが彦火々出見初りであるぞよ。目無堅間神船はこれから出て来るぞよ。水火地大名は何処に現れて居るか、これを知りた人民今に一人も無いが、燈台元暗誓え通り世であるぞよ。
 艮金神が明治二十五年に、竜宮館に出口守と現はれた折初発に、竜宮乙姫殿が御越なされて、今日御祝儀お目出度存じますると仰しやつて、今まで海底に溜めて置かれた御宝を、陸竜宮館高天原へ持遊びて、艮金神様にお渡し申すと仰せになりたが、海中には金は幾何程でもあるから、竜宮様御改心で今度はいよいよ受取りて、新つ金を吹く時節が参りたぞよ。斯世一切事は皆神自由であるから、何程人民が智慧や学で考えても、神許し無き事には、肝腎艮めを差すといふ事は、何時になりても出来は致さんぞよ。竜宮乙姫殿は誠に欲深い御神様で在りたなれど、今度二度目立替ある事を、世初発から能く御存知であるから、第一番に御改心が出来て、艮金神片腕となりて御働き遊ばすから、是からはこ大本内部も、世界を日増に大変りを致すぞよ。三千世界宝は皆国常立尊拵らえたも斗りで在るから、世が元へ戻りて、何も彼も艮金神が自由に致す時節が参りたから、今迄事を思ふて頑張りて居るとスコタンを喰ふ事になりたぞよ。人民力で行れるなら我を出して何なりと行りて見よれ、初めはチト良きやうに在るが、先へ行く程つまりて途が無くなりて、行きも帰りも成らぬやうに致されるぞよ。是が今迄世とは違ふと申すであるぞよ。珍らしき事を致して、三千世界鏡と悪鏡とを出す世界大本は、何彼事が厳しくなるぞよと申してあろうがな。キカねばキクやうにして改心さすと申してあるが、今が大事性念場であるから、心に当る人民は一日も早く我欲を捨て、神界御用第一に致すか結構であるぞよ。神は困まらねど其人が可愛さうなから、神がクドウ気を付けておくぞよ。今人民は永らく体主霊従中に染り切りて居りたから、容易一寸には改心が出来にくいなれど、モウ時節が来たから、改心さす間が無いから、今まで学や智慧を横へ遣りておいて、只一心に神申すやうに致されよ。考へたり研究いたしたりするやうな気楽な時では無いぞよ。モウ二進も三進も成らぬ所まで世が差迫りて来て居るぞよ。何程道為じや御国為じやと申しても、誠生粋道思ひ国思ひ人民は尠ないから、人民申す事は嘘が多いから、神も中々油断が出来ぬやうに成りて来たぞよ。今人民盲目聾欲に抜目無いには、神も閉口いたして居るぞよ。利己主義行り方ばかり致して居ると、夫れが世が代りて居るから、自滅自亡種になる二度目立替であるぞよ。此大本行り方と世界とを比べて見たら善と悪と鏡が出して在るから、改心せずには居れぬ事に仕てあるぞよ。世立替が初りたら、世界は上り下りで騒がしくなると申してありたが、外国有様、まだまだ斯んなチヨロコイ事ではないぞよ。何処へ飛火が致さうも知れんぞよ。夫れで永らく間艮金神が出口直身魂を使ふて、脚下へ火が燃えるぞよ。鳥がたつぞよ気を付けよと申して知らしたが、日本人民は上から下まで欲斗りで目が眩みて了ふて居るから、今に判りて居る人民が何程も無いが、今に成りてからバタ付ても、モウ守護神人民力では到底叶はんから、艮金神申すやうに、今迄やうな利己主義精神を立直して、水晶生れ赤子心に成つて、今度肝腎御用を勤めたなら、末代名残る結構な事が出来るなり、今まで心で行りて行くなら、十人並お出直し誠に気毒な事が出来いたすぞよ。神申す事毛筋も間違は無ぞよ。
 東京で経綸をするが身終りと申して知らしてありたが、キモがア通り失敗をいたし、次にイヤが真似してア通り、カカが金を掘り出すと申して失敗り、マサがまた思はく立たず、是だけ鏡を出して見せても未だキカねばキクやうに為て改心させるなれど、其処へ成りて改心はモウ遅いから、一日も早く今内に行方を薩張り替えて下され、取返しならん事が出来いたして、世間へ顔出しならん事に成るぞよ。今大本教えを拡め行くと申して、ソハそはそはしひ遣り方、斯んな弱ひ誠無い精神で、三千世界大神御用が勤まると思ふて居るか。大慢神も大間違いも程があるぞよ。トモもモウ少し筆先を調べて下さらぬと、抜きも差しも出来ぬやうな事になるぞよ。大本役員信者一同に気を付けるが、今が何より肝腎要め性念場であるぞよ。早く眼を覚して下されよ。外国体主霊従金銀為本之政策で、何時までも世が続くやうに思ふて、一生懸命に四脚守護神が操掻いで御座るが、モウ世が済みたから、何程骨を折りて見た所で、百日説法屁一つにも成らぬぞよ。猿も狐も狗も蛙も皆奥山に隠れて了ふて、今体主霊従経綸真最中であるが、気毒ながら日本神国行方は四脚手には合はぬから、要らぬ御心配は止めて下されよ。武蔵野に今は狸腹鼓たたいて鳴らして、八畳敷まで拡げた○○始末は何ふする積りか。人民では斯終局は就くまいぞよ。日本神国を茲まで四脚が曇らして置いて、未だ飽き足らひで今日持方、神はモウ肝忍袋緒が切れたぞよ。日本上に立ちて外国下を働らく四足守護神よ、気毒ながら、神申す間に聞かぬと、昔から経綸通りに気毒でも致さねば、神界永らく大神業邪魔に成るから、其仕組蓋を開けるから、跡から神に不足は申して下さるなよ。神は気を付けた上にも気を注けて在るぞよ。
 斯大本役員も余程確り致さぬと、未だ肝腎仕組が解りて居らんから、俄にバタ付かねば成らん事になるが、夫れで大本役員と申しても世界へ申訳無い事が出来いたすぞよ。出口直が上天いたしてからは、斯大本は一段に厳しく成るから、其覚悟で居らぬと、トチメンボウを振らねばならぬ事になるぞよ。筆先を充分腹へ入れて能く消化して居らぬと、筆先が間に合はぬから、モ一度念を押して置くぞよ。
 艮金神は是から暫時間は、大出口直代りに変性女子身魂を籍りて、色々と化かして御用致さすから、余程気を付けて居らぬと大きな取違いを致して、跡で愧かしき事が出来いたすぞよ。三千世界大化物じやと申して、是まで大出口直筆先に毎度出さして在ろうがな。此大化物が全部世界へ現はれる時節が近ふなりて来たぞよ。神が一度筆先に出したら何時になりても違ひは致さぬぞよ。斯大化物は三千世界晒し物であるから、今普通人民では見当が取れんやうに致して在るが、今に何も彼も皆判りて来て、日本人民がアフンと致して、眼舞いが来る者が沢山に現はれて来るぞよ。珍らしき事判る世界大本で在るぞよ。世は持切りには致させんと申すは、今度明白に判りて来るぞよ。外国八尾八頭守護神が、渡りて来られん筈日本神国へ渡りて来て、日本女を自由に致して、今では機械同様、神は誠に残念なぞよ。是でも見て居ざれよ、今に善悪身魂審判が始まるぞよ。天王台神庭会議が始りたら、何如な守護神でも薩張尾を出して、化け皮を表はすやうに成るぞよ。そうなりては可愛想なから、其所に成るまでに改心をさして、化けを表はさずに此儘で続いて行らしたいと思へども、余り事で改心為せやうが無いぞよ。思ひ違ふ人民斗りが現はれて、世界は開いた口が塞がらぬ事斗り出来するぞよ、是判りた人民今に無いぞよ。
 艮金神国常立之尊が三千年経綸いたして、待ちに待ち兼た松代五六七神代が廻りて来たから、今年からは何彼経綸蓋が開いて、何も知らぬ世界人民がアフンと致すやうな大事業が完成て来るぞよ。一番に斯大本へ世界宝を竜宮殿御手伝で世に上げて、三千世界を鳴らすぞよ。松老木に鶴が巣を組む時節が来たぞよ。鶴と亀とが此大本へ舞ひ下るぞよ。人民には今では判らねども、跡に成りたら判りて来るぞよ。十二卵を産み並べ、名も高砂尉と姥、夫婦揃ふて大地掃除を致したら、跡は結構な云ふに言はれぬ楽もしき世となるぞよ。アとスと御用は誠に結構であるぞよ。夫れに就けてはキ御用御苦労であるぞよ。神経綸開く初発肝腎五六七御用であるぞよ。こ大本は因縁身魂でないと、何事も肝腎御用は致させんぞよ。二十七年も此大本へ立寄りて居るテハ身魂は、昔から悪に強い身魂性来で、元生神を艮へ押込めた身魂であるから、元から性来は一寸やソツトには直らぬから、今に成りても陰になり陽になり、大本へ這入りて邪魔斗り致す事を考へて居るが、是も神から鏡に出してあるであるから、改心いたせば助けて遣るなれど、何時までも改心出来ねば、天地規則通りに致して了ふぞよ。気毒でも身魂に改心が出来ねば、天地規則はナンボ神でも変えると云ふ事は出来んから、助け様が無いから、神が気苦労致せども、守護神と其人心とは世心と正反対であるから、何う致す事も出来ぬぞよ。
 暑さ凌いで秋吹く風を待てど、世界は淋しく成るぞよと申して、毎度警告して置いたが、世界大戦争が一寸片付いて、是から世界人民は安神に暮せると思ふて居れど、是から先きは段々と約りて来て世界は淋しく、一旦は火消えたやうになると神言でありたぞよ。戦争は是で済みたでは無いぞよ。戦争と申しても殺合ひ喧嘩斗りでないぞよ。何に就けても大戦争であるぞよ。少しでも食物用意を致さねば、後で地団太蹈んでも追付かぬ事になるぞよ。四足奪り合ひが始まりて来るぞよ。未と申とが腹を減らして惨たらしい酉やいが初まるぞよ。今迄世界人民苦しむ大戦争を喜こんで、結構な事に成りて金銀を積んで高振つて居りた人民は気毒ながら、真逆様に地獄ドン底に落ちて苦しむぞよ。我欲本意行方では永うは続かんと知らして在りた事実地を神から為て見せてやるぞよ。是を見て世界人民は一時も早く改心を致されよ。我所有は天地間に木葉一枚も無いぞよ。頭毛一筋でも下駄裏に付いた砂一つでも、神が造りたもで在るぞよ。今人民は余り結構すぎて冥加と云ふ事を知らぬから、世立替折には、天地から戒めに逢ふて驚愕いたして、頭を下に致して歩行かねば成らぬやうに今に成りて来るから、艮金神は夫れを見る眼が辛いから、明治廿五年から大出口直体内を借りて色々と苦労をさして、世界守護神と人民とに気を付けたで在りたぞよ、今こ大本へ色々と世界心になりて居りた体主霊従守護神を、神から引寄せて居るから、大本役員は御苦労であれども昔事から後事まで説き聞かして改心さして、神世柱を研かねばならぬから、第一に役員から水晶に成りて下さらんと、一寸でも濁りが在りたら、世界から出て来る守護神人民を改心さして、神柱に用ふ事が出来んから、片時間も早く誠を覚りて下されよ。判りたと思ふても未だ未だ中々誠事は解りては居らんぞよ。茲で役員が誤解を致すと、三千年永らく経綸が遅れて来て、世界は遅れた丈けは永らく苦しまねばならぬぞよ。斯大本は世界へも移り世界からも移りて来るから、大本中からキチンと立替立直しを致して、アレでならこそ世界立直大本じやと、世間人民が申すやうに成る所まで、各自に身魂を研ひて下されよ。モウ時節が迫りて来て、改心間がないぞよ。大地上は邪神眷属やら四ツ足守護神に脚一本置く所も無いまで汚されて了ふて、昔天地生神居る所も無いやうになりたから、綾部大本は昔から神経綸で隠して在りた結構な所であるから天地神が昇降を致して今度二度目岩戸を開く地場であるから、塵一本でも無いやうに清らかに致して下され。今までは誠生神は、丹后男島女島と播磨神島とに隠れて、三千世界守護いたして居りたぞよ。時節参りて天大神様御命令を頂きて、竜宮館高天原に現はれて、水晶御用を致すであるから、人民は猶更こ大本へ引寄せて貰ふた人民は、余程心を清らかに持ちて、善道へ立帰らぬとウカウカ大本へ参りて致して居りたら、御神徳いただく所で無い恐い事が出来て来るぞよ。是からは神は日増に烈敷くなるぞよ。人民も改心せずには居られんやうに成るぞよ。こ大本は誠に結構な所恐ろしい所であるぞよ。大化物が隠くして在るぞよ。こ化け物は普通化け物でないから、現はれたら心悪るき守護神人民は腰が抜けて了ふて、四ツ這ひに成つて苦しむぞよ。
 こ大本には三千世界大気違いやら大化物が表はれて、世立替立直し神界御用を致して居るから、普通人民眼からは見当は一寸取れ難いなれど、世界大本に現はれた気違いが申した事は、一分一厘間違いない、チト実ある気違いであるぞよ。神から見れば今日本人民は真正狂人斗りで、言ふ事も為る事も皆間違ひだらけであるぞょ。それで今人民致す事はチツトも尻が結べて居らぬから、何時も縮尻るで在るぞよ。毎日毎夜嘘つく事ばかり勉強いたして、是が文明開化世行方と申して居るが、今人民致した事は、政治に因らず教育に由らず、何一つも碌な事は出来ては居ろまいがな。夫れで日本神国人民と申されやうか、判らぬと申しても盲目と申しても余りであるぞよ。外国人に自由自在に致され、眉毛数まで読まれて居りても、未だ気が付かず、ケツケまでも抜かれて了ふて居り乍ら、未だ眼尻を下げて歓こんで居ると云ふ、今日本○○○○体裁、開いた口が塞がらぬと申すは、此所事であるぞよ。今に脚下から唐土烏がたつが判ろまいがな。○○○○と申しても余りで無いか。一日も早く○○いたして下されよ。梅で開いて松で治める、竹は外国守護と致して、万古末代世界中を泰平に治める経綸致してある、神国○○と人民が何も判らむとは、惨い事に曇り切りたもであるぞよ。是から三千年経綸、竜宮館玉手箱を明けカラスと致して、日守護に掛るから、日本守護神内にも大分慮見違ふ御方が出来るぞよ。明治二十五年から艮金神が無間鐘を掘り出して、地高天原で変性男子と女子身魂が力限り根かぎり打ち鳴らして、世界守護神人民に警告せ共、聾か生倉か一人も誠者が無りたなれど、大正五年五月に、五六七大神様が大本へ御降臨あそばしてから、余程判る人民が大本へボツボツ参りて来るやうになりて、今では世界大本と申しても、余り耻かしう無い様なれど、神から見れば未だ未だいろは片方までも判りては居らんぞよ。こ節分を堺といたして、ソロソロと経綸玉手箱を開けるから、浦島太郎日本男子よ、腹帯を確りと〆て御座れよ。今迄一生懸命に成りて善と思ふて歓こんで致して来た事が、薩張煙と成つて消えて了ふから、了見違ふ守護神人民が大多数出現ぞよ。今人民精神持方では、余程改心致さんと、日本男子桃太郎殿も、何程かしこい猿智慧でも、何程強い犬を使ふても、雉子長泣女先導でも、鬼が島征伐が六ケ敷いぞよ。正反対に鬼に征服れるやうな事になるぞよ。変性男子と変性女子尉と姥申す事が、耳へ這入らぬやうな事では、日本神国は到底も立ちては行かぬから、神は昔から斯世が来るが能く判りて居りて、三千年永い経綸であるから、攻めては大本教を一口なりと聞いた守護神は、其覚悟を致して、神界御助けを致して下され。神は取りもぎには致さんぞよ。今度日本が潰れたら世界中が暗黒となりて、悪神自由になるから、斯暗き世を、天照す皇大御神子が、日本光を現はして世界を照さねば、天地祖神様へ申訳が立たぬ事になるぞよ。日本人民は天大神様分霊なり。肉体は国常立之尊守護であるから、人民は神と同じ事であるぞよ。こ結構な神御宮玉を追出して、薩張り悪神やら四足住宅に致されて居るであるから、今人民所作柄と申す者は、サツパリ鬼か蛇か畜生にも劣りて居るぞよ。夫れで今人民致す事は、逆様斗りより出来は致さんで在るぞよ。それで今度は天と地とを拵らえた元生神が、綾部本宮地場に現はれて、今度世界を構ふて遣らねば、何時までも天下泰平には成らんから、経と緯と機織仕組が世元から致してありたじやぞよ。
初り丹波綾部、あや神戸にあるわいなと、昔から歌が遺してありたは今度世界立替立直しに就て譬であるぞよ。経糸はモウ出来上りて天へ上りたから、是から先は変性女子が御苦労なれど、緯糸をかけて棚機姫殿御用を致さすであるぞよ。珍らしき機仕組であるぞよ。
二十七年に渡りて、艮金神が出口直手と口とで知らして置いた事実地が今年から判りて来るから、此大本は何彼事が忙はしく成りて、目廻る如くに成るから、モチト役員しつかり致して、神界忙がしいやうに、人間界も急いで御用いたして下されよ。一日が愚かでないぞよ。片時も早く人間界で出来る丈け仕組にかかりて下されよ。今大本立廻り人民余り気楽過ぎるぞよ。斯んな事で神界御用には成らんぞよ。我一と骨を折りて勤め上げねば今立廻り心が緩みて居るぞよ。怠惰な人民が一人でも居ると何彼一切邪魔になるから、可愛相でも暫らく成就する迄控えさして下されよ。大本枝に頼むぞよ。今大本には外国御魂は寄せられんぞよ。十日も大本に居りて、未だ神事が解らいで疑ふやうな人民は帰らすがよいぞよ。却て神界仕組邪魔に成るぞよ。一寸でも邪魔が這入りた丈は、神界経綸世立直しが遅れるから、一日でも遅れただけは世界が苦しまねば成らぬから、大本枝になりた役員は遠慮は要らぬから、ビシビシと筆先通りに致して下され。今が一大事時であるぞよ。出口直神影は金銀取りては下げられんぞよ。神界に伺ふて許可を請けてからで無いと、売物に致したら厳しき戒があるから、一寸気を付けて置くぞよ。出口直神影には人民名を出す事は相成らんぞよ。是は変性女子御用であるから、神影は神が憑りて書すなれど、女子身魂は日増に忙がしう成るから、因縁在る身魂に御手伝いを許すぞよ。神姿は何程大事役員でも妄りに筆を執られんぞよ。能く心得て居りて下され。教監役員に気を付けて置くぞよ。
 大正七年十二月二十二日、旧十一月二十日、竜宮館に女子体内を借りて国常立尊が書きおくぞよ。
大正7年12月25日
 艮金神元国常立之尊変性男子御魂が、下津岩根高天原に現はれて、世界事を書き知らすぞよ。東国は一晴れ致さぬ薄○○、実り致さな国は栄えぬぞよと申して、今まで筆先に毎度繰返し繰返し知らして在りた事、実地が近うなりて来たぞよ。○○天津御空には黒雲塞がり、地には泥水溢れて、人民憂瀬に沈み苦しむ者は数知れず、餓鬼畜生有様、誠神なら之を依然として高見から見物いたしては居れん筈なれど、今世に出て居れる方守護神にも、誠日本魂臭ひも無いから、其日暮し持方、是でも日本神国神と申されようか。力量が無いと申しても無経綸と申しても余りでないか。一日前世界出来事も判らんやうな暗い御魂では、世界どころ乎、小さい日本国だけでも治める事は出来ぬでは無いか。何も彼も一切万事が行き詰りて了ふて、進も退りも成らぬ様になりて居りても、未だ心が賤しいから、大事に抱へて能う放さん厄介な守護神斗りであるが、外国に彼れだけ見せ示がしてありても未だ気が付かぬか。岩を抱いて海へ這入る様な事斗りいたして居るが、神界生神目からは危険うて見て居れんぞよ。日本守護神よ、確かり致さんとハラが今に破れて、三千世界耻晒しにならねば成らぬ様な事が、内と外から持ち上るぞよ。根本から曇り切つた鏡には神申す誠姿は写るまいなれど、何処までも神は人民を助けたさにクドウ知らして与るぞよ。是で聞かねばモウ此先に何事が突発て来ても知らんから、神と出口に後で不足は申して下さるなよ。モウ何も知らんぞよ。ナヅナ七草用意を早く致して置かぬと、今に唐土鳥が渡りて来るぞよ。唐土鳥が羽が強ふて口嘴が長く鋭いぞよ。脚も長いし数も沢山にあるぞよ。日本鳥は余程しつかりと神力が無いと、天空から蹴り落される様な事が出来いたすぞよ。鵲橋が落ちかけるから、神が守護は致して居れど、日本守護神改心が遅れたら、一旦は何う成ろうやら知れんから、神が心を苦しみて、日夜守護を致して居れど、日本神にも守護神にも今ではチツトも気が付かんぞよ。五十鈴滝が濁つて来たぞよ。川下人民が是からは可愛相であるぞよ。時節参りて綾部大本竜宮館高天原から水御魂が現はれて、濁り水を澄まして、水晶流れに付け代えて、世界人民を泥から助けて、誠身魂に淸めて助けるぞよ。じやと申して心直らぬ人民は、助けると云ふ事は出来んぞよ。世界難儀を幸ひに致して、彭れた袋鳥は袋が破れ、腹が引裂け、夜食に外づれてアフンと致して開いた口は閉さがらず、六ケ敷貌を致して泡を吹くは、今目前に出て来るぞよ。欲に迷ふて慢心いたすと其通り、誠に気毒なれど、各自心からで在るから仕様はないぞよ。今に折角造りた立派な巣を潰すやうに成るぞよ。上から下まで大きな間違いが出来てくるぞよ。天が地に成り地が天となるぞよ。天災地妖が続いて起るぞよ。目も鼻も口も開かぬ様な事が来るぞよ。餓鬼が段々殖えるぞよ。思はぬ国替を致す人民も沢山あるぞよ。段々人気が悪るなる斗りであるぞよ。医者と坊主と葬式屋豊年は続くぞよ。米は段々欠乏する斗りで何程金銀出しても手に入らぬ事になるぞよ。用意が肝心であるぞよ。日本守護神に気を付けておくぞよ。大きなもは一時にバタバタと潰れて了ふぞよ。広い城馬塲で俄天狗風が吹き出すと、合羽干爺さんもハラをもむなれど、到底人民力では治まらんぞよ。狼狽え騷いだ其上ケ句果が、堀へ落込み土左衛門と成るが定まつた道筋、何処に一つも重い押えが無いから、ドウにも斯うにも始末が付かんやうに成りて来るぞよ。神が構ふて与らねば治りは付きは致さんぞよ。比日谷ケ原へ何程糞蛙盲目虫が集まつて喧ましう鳴き立てても、斯天狗風は妨げんぞよ。目無い千鳥、彼方へヒヨロヒヨロ此方らへヒヨロヒヨロ、兵糧尽まわつてトコトン果は、手鳴る方へ頼らねば成らん事になるぞよ。手鳴る方は神大前ぞよ。神は天地を拵らえた肉体今に其儘生きて居る元生神、国常立之尊であるぞよ。
 大正七年十二月二十五日冬至日、変性女子手を借りてしるす。
大正7年12月24日
 三千世界大本、地高天原は大正七年午年、教祖神は神馬にまたがり、天地を駆け廻りて世界御守護遊ばすを、待ちに松なる鶴首、馬で納めて綾部と神戸仕組も出来上り、目出度坤姫神が豊国主と現はれて、世界守護に掛るぞよ。未年には未生れ、百千万敵も恐れぬ変性女子と現はれて、弥々晴れ舞台に登るぞよ。丹波山奥に、角無き鬼が現はれて、摺針峠鉄棒で、世界亡者を片端から打ち懲らして改心を為せるなり、又和知流に引添ふて一つ鰐が首を上げ、世界学者を喰い殺し呑み込んで、世界害を除かせる仕組実地が出て来るぞよ。三十年立替御用も、最早後三年に約りてきたから、是からは段々と激しく物事が成りて来るから、改心する身魂も追々と出て来るぞよ。時節が来たぞよ迅いぞよ。大本経綸土台は、天王平奥津城、是から段々開けて来るぞよ。二番土台はアとク付いた守護神御用であるぞよ。体主霊従行り方を薩張り改心いたして、神界御用いたさす為に、地高天原へ引寄せるぞよ。今では斯んな事書いて出しても人民には見当は採れんなれど、後から判る仕組であるぞよ。アサ仕組御用も判りて来て、コミ御世話で永らく秘してありた、陸竜宮宝が十二揃ふて大本へ治まるぞよ。斯宝が大本へ納まらぬと、世界立直し経綸は成就いたさんであるぞよ。人民目からは何んでも無いやうに見えるなれど、神界では結構な経綸御宝であるぞよ。天地間にモウ一つと無い結構な御宝であるから、こ御用いたした守護神は、復旅政蔵と申す御魂であるぞよ。明治二十五年から筆先に出して在りた通り、此身魂が御宮仕御役を致すぞよ。是も御魂因縁で、神から命すで在るなれど、慢神が出たら途中で変るから、何んぼ神から命令下りた身魂でも油断は一寸も出来んぞよ。明治三十一年二月に、変性女子を高熊山へ連れ参りて、伊都御魂から瑞御魂に渡して置いた三千世界神宝であるぞよ。こ宝が大本へ這入りて来るから、坤金神が受取りて、夫れ夫れ経綸を致すであるから、何事もビシビシと埓が明いて行くぞよ。それに就ては此大本中は是までとは厳しくなるぞよ。大本仕組根本天地生神が、肉体そ儘でいたして居るであるから、今迄宗教行り方とは天地相違であるから、間違ふた行り方いたして居る大本中は是までとは厳しくなるぞよ。大本仕組は世根本天地生神が肉体そ儘でいたして居るであるから、今迄宗教行り方とは天地相違であるから、間違ふた行り方いたして居る大本分社は今度は皆取払ひに致すぞよ。役員も信者も皆そ通りであるから、早く改心いたして下され神から重ねて警告しておくぞよ。神が一度筆先に出したら夫れが天地規則で在るから、万古末代かはらぬで在るから、何程可愛相でも神自由に天地規則は柾げられんぞよ。
   ◎
 艮金神国常立尊変性男子宿りて居る大出口守が神界御用地守護が一段片付いたから、後御用は変性女子坤之金神身魂に地御用一切を渡して天へ上りて惟神真道弥広大出口国直霊主之命と現はれて、天地をモ一度調査いたして見れば、思ふたよりも一層甚い世乱れ方で在るから、チヨロコイ戒しめ位ゐでは今守護神、人民は到底改心は出来んから、矢張り昔から経綸通りに致さな容赦出来ん事に成りて了ふて居るぞよ。それでも世界守護神人民は天地直々子であるから、一日なりと立替大峠を延ばして、改心さして助けたいと思ふて汗を掻いて神は居れども、人民には一寸も神精神が了解りて居らぬから、誠に困つたもで在るぞよ。万物霊長と申して居る人民であり乍ら、何を言ふて聞かしても天地から見せ示を致して気を付けても馬耳に風同様、モウ神も堪忍袋が断れるぞよ。
 大出口神と現はれて天から斯世を見渡せば、何処も同じ秋夕暮、霜先烈しき状態、口で言ふやうな事では無いぞよ。○○○今○○○行状を見れば、奥山奥深き人民能ふ行かぬ所で、四ツ足と一つに成りてジヤレて居りて、国が立うが立つまいが、チツトも念頭に無いと云ふ様な事で、ドウして此神国は治まりて行くと思ふか、神は残念なぞよ。今中に守護神肉体が改心して、神国行ひ致して下されば結構なれど、何時までも四ツ足自由に致されて居れる様な事なら、神は是非なく一限りに致して、新つ世に致さうより仕様は無いぞよ。千里万里奥山に住む山精神が悪いから、雌鶏時を告げる世であるから、世界に誠事は一つも出来いたさんぞよ。何程守護神に気を付けても改心いたして呉れねば、神界から止むを得ず処置を付ける事に致さな成らんから、何うなりても神を恨めて下さるなよ。日本守護神に呉々も気を付けるぞよ。立替が初まりても可成は今姿儘で立替をいたして遣りたいが神胸一杯であれども、余り曇り様が惨いから艮めは矢張り昔から経綸どほりに尉と姥とが現はれて松根本大掃除を致して、天に届いた高砂古き松樹植え直し、末代続く神代に代えて了ふぞよ。開いた口が塞がらぬ、午糞が天下を取ると申すは、今度たとへでありたぞよ。
 大正七年十二月二十四日 陰歴十一月二十二日
大正7年12月26日
 坤金神豊国主之命が変性女子手を借りて世立替立直神言を書きおくが今度二度目天之岩戸開きは神界でも大事業で有るぞよ。何事も神界斗りでは地上立直しは出来ぬから、阿直王仁身魂を斯世へ現はして三千世界を修理かえて新つ五六七神政に致すに就ては、大出口直は若姫君御魂と一つに成りて、上天致して、天大方を修め、亦た地へも下りて此立替に掛るなり、変性女子は地高天原に鎭まりて出口王仁肉体を使ふて地世界立直しに掛らすぞよ。それに就ては女子身魂に七歳時から坤之金神が引添ふて世界塩踏がさして在るぞよ。十壹歳七月十二日に始めて帰神に致して天眼通、天言通を授けて、十三歳七月十二日から言霊応用を教へて神が色々不思議を為して見せたなれど、丹波穴太と云ふやうな草深い田舎事で在るから、誰も身上を分けて呉れるもは無く、只だ村人民は不思議な少年じやと噂さをいたす斗りで、女子両親も神界事を申すと大変に立腹いたして家には置かぬと申して、幾度も放り出した事が在るぞよ。仏法隆盛な土地で有るから、親族株内近所人々が大変に心配いたして、夫れほど神様狂ひに成りて了ふては先祖後が継げぬ。我村には神道は一戸も無いに、村に反対神道に凝るなら此村には居りては貰えんからと申して四方八方から攻め立てられ、止むを得ず小学校助教師を勤めさされたは、女子が十四歳時で在りたぞよ。十四歳時、小学校教員室で一生懸命に神道話を致して居りたら、上級教員山本と申す亀岡生れ僧侶教員と大きな衝突が出来て、其れが為に小学校を退く事に成り、十五歳秋から隣家奉公人と成り下り、一ケ年余り無事に勤めた折、村人百三十五戸と女子父、上田吉松と公事が突発いたして九死一生難義を救ふために奉公を辞し、直に宮垣内家に帰り、村人を相手に二三日対抗結果、邪は終に正に敵し難く、上田家大勝利と一旦は成りたなれど、多勢に反対を受けた上田家は忽ち生計に大困難を来たし、親子七人路頭に立たねば成らぬ所まで苦しみたなれど、誰一人として同情する者は無く、貧乏は一入甚く成り、世間人情紙よりも薄く、氷よりも冷たきを悟りた変性女子は、朝に夕に産土神に参拜致し、弥々信念は岩如くに固まりたなれど、其日暮し上田家では神様斗りに仕える事も出来ず、父子が荷車曳きと成つて其日細い煙を立てて居りたも神界から変性女子御魂を今度二度目立直し御用に使ふ為に神界深い経綸で、態とに片田舎貧しい家に生れさして、種々艱難苦労を命したで在りたぞよ。何事も皆神から知らず知らず為せられるで在るぞよ。女子が十八歳になりた春、丹波国大枝坂木峠で神界から経綸で霊学中興偉人、本田九郎親徳に途中に対面いたさせたも、皆神経綸引合せで有りたぞよ。それから変性女子身魂にそろそろと敬神行為自由を神界から赦したから、両親も親族も近所株内も、何時とは無しに邪魔を致さぬ様に成りたぞよ。何事が出来るも皆神経綸であるから、時節来ぬ間に、何程人民心で焦慮て見ても何一つ思ふやうに行きは致さんで在るぞよ。それから女子が二十三歳になりた夏から、獣医と牧畜事業に就事して身魂を研かしてあるぞよ。二十八歳春までに、神界から色々苦労艱難を命して、何事にも驚かぬ様に幾度も生命危ぶい修行を命してあるから、今は何事が出来いたしても微躯とも致さぬ身魂に研けたから明治三十一年二月から弥々神界修業に掛らせたぞよ。二十九年から綾部大元へ引寄して、亦改め十年修行を命して、身魂を水晶に洗ふて、神界経綸をボツボツと申し付けてありたが、女子が弥々三十九歳でありたぞよ。今年で亦十年目になりたから、七月十二日から七十五日身魂三度目大洗濯を致して竜宮館御用に使ふやうになりたから、変性男子御魂と、変性女子御魂とが、天と地と二つに別れて世立替は男子が天地へ昇降致して守護をするなり、女子は地高天原に豊国主之命と現はれて、地世界一切立直しを致す御役と定まりたから、百千万億人敵でも百千万億悪魔でも、チツトモ恐れん身魂と成りたから、世界に何事が出来いたしても綾部大本許し無き事は、ドンナ小さい事業でも我では行かぬ神政に変りて来たぞよ。我で行くなら何なりと人民力で行りて見よ。八九分までは行くなれど、肝心艮めが刺せんぞよ。是が世が変りて居るであるぞよ。天地間は八百万金神が守護いたすなり、天地主宰神は大国常立之命であるぞよ。坤金神は奧役で在るから、地一切を主護いたして、天地が揃ふて水晶になりたら、天御先祖様に御還し申して、五六七神代末代動かぬ松世と致して、天上天下は清浄太平に治まるで在るが、モウ時節が近寄りて来たから、一人なり共早く改心いたして、日本人だけ行ひを致して下されよ。日本は結構な国であるから、日本に生れた人民は神御用が出来る身魂に元から拵らえてあるで在るから、勇んで身魂を研いて何彼御用を我一と致して下され。綾部大本には変性男子身魂と女子身魂とが現はして、世界鏡が出してあるから、此鏡に我姿を移して、一日も早く世為国為に夫れ夫れ身魂相応活動をいたして下されよ。神界は何事も皆帳面に記して在るから、滅多に使い棄しには致さぬから、安心いたして、今まで体主霊従心を入れ替て、何なりと経綸助けを致して下され。何時まで鎭魂や帰神修行を致して居りても、実地行ひを致さねば、神界手数を掛ける斗りで、斯通りに世が迫りて来て居る二度目立替邪魔に成る斗りであるぞよ。誠さえありて神申す事が一度に解る人民御魂でありたなら、鎭魂や帰神修行は要らぬで在れども、一度で解らぬ疑ひ深い人民為に、こ大本で神が手数を掛けて居るであるぞよ。今人民程困りたもは無いぞよ。天地先祖生神でも今人民解らぬ身魂には困りて居るぞよ。
 大正七年十二月二十六日 旧十一月二十四日 坤金神が竜宮館に現はれて、変性女子身魂を使ふて書き誌るしおくぞよ。
霊界物語ネットで読む 霊界物語ネット
オニド関係の更新情報は「オニド関係全サイトの更新情報」を見れば全て分かります!
王仁DB (王仁三郎データベース)は飯塚弘明が運営しています。 /出口王仁三郎の著作物を始め、当サイト内にあるデータは基本的にすべて、著作権保護期間が過ぎていますので、どうぞご自由にお使いください。また保護期間内にあるものは、著作権法に触れない範囲で使用しています。それに関しては自己責任でお使いください。/出口王仁三郎の著作物は明治~昭和初期に書かれたものです。現代においては差別用語と見なされる言葉もありますが、当時の時代背景を鑑みてそのままにしてあります。/ 本サイトのデータは「霊界物語ネット」掲載のデータと同じものです。著作権凡例 /データに誤り等を発見したら教えてくれると嬉しいです。
連絡先:【メールアドレス(飯塚弘明)
プライバシーポリシー
(C) 2016-2024 Iizuka Hiroaki