文献名1三鏡
文献名2水鏡よみ(新仮名遣い)
文献名3人は度胸よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日----
神の国掲載号1926(大正15)年04月号
八幡書店版204頁
愛善世界社版104頁
著作集149頁
第五版35頁
第三版35頁
全集343頁
初版20頁
OBC kg014
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本文の文字数278
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本文
人は何と云つても度胸が一番だ、一度胸、二度胸、三度胸、四人物、五金だ。今の人間は、一金、二金、三人物、だから何も出来はせぬ。度胸の確な人のところには人物が寄る。人物が寄れば金なんかいつでも集まるものである。度胸がなければ仕事は出来ない。学者と云ふものは、多くは書物の研究に耽るだけで割合に度胸と云ふものがないから仕事は出来ない。
女は愛嬌、男は度胸だ。男に度胸が大切であるごとく、女には愛嬌が必要である。凡そ男女を問はず、この度胸と愛嬌とが具備してゐて、しかもそれが円満なる調和を保つて居て、利己心さへ無かつたら、どんな事だつて出来ない事はないのである。