文献名1三鏡
文献名2水鏡よみ(新仮名遣い)
文献名3天と地よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日2020-09-12 03:16:11
神の国掲載号1926(大正15)年06月号
八幡書店版86頁
愛善世界社版141頁
著作集
第五版36頁
第三版36頁
全集344頁
初版22頁
OBC kg016
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本文の文字数422
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本文
地上三尺以上は天界に属する。地上三尺迄が地の世界である。であるから人間の住居の床は三尺以上にしてはいけない、先づ一尺五寸位にすべきものであつて、寝て体の高さを加へて三尺以内でなくてはいけない。宮殿などの床の高さは三尺以上になつて居る。これ宮殿は天界に属するからである。そしてそこに住む人を雲の上人と云ふのである。地上三尺迄は人間の領分であつて、それ以上は神様の領分であるから、人間が神様の領分を犯すと、禍が身に及ぶ。二階などに寝るとよく魘されたりする事がある。天界又は霊界に身を置くからである。
昔の人間は背丈が六尺位あつた。天界に三尺、地界に三尺、即ちそれが人間である。太古の人達は、七尺も八尺もあつた事は、霊界物語に出て居るが、地界に三尺、天界に四尺乃至五尺居つたから、霊界の事がよく分つたのである。さりとて今の背高男がその通りであるかと云ふてもさうは行かぬ。今の人間にはてんで霊界の事が分つてゐないから分りさうな事がないでは無いか……。