文献名1三鏡
文献名2水鏡よみ(新仮名遣い)
文献名3霊衣の事よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日----
神の国掲載号1928(昭和3)年01月号
八幡書店版95頁
愛善世界社版133頁
著作集
第五版125頁
第三版125頁
全集401頁
初版116頁
OBC kg103
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本文の文字数356
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本文
霊衣の厚い人程、人がなつくものである。それは厚い霊衣の中へ人を包む事が出来るからである。薄い霊衣の人は、身体と身体とが接触せねば、お互が霊衣の中に入る事が出来ないから、かかる人の相互の関係は極めて冷やかなもので、離合集散常なきものである。有徳の人になると、如何に悲惨なる境遇におちて居ても、徳を慕ふて、世の攻撃などをものともせず、どこ迄もと従つて来る者も些くないものであるが、薄徳の人になると、かかる場合、どこ迄も終始するものは其妻位なものである。夫婦の情愛が格別なのは、どんな薄い霊衣の人と雖も、お互に霊衣に触れて居るからである。普通の人の霊衣の厚さは、五分位なものであるが、宣伝使のよい人になると、三尺位に拡がつて居る。又宣伝に行けとの命令を受けると、霊衣を拡げて貰ふのである。それで御神徳を頂くのである。