文献名1三鏡
文献名2水鏡よみ(新仮名遣い)
文献名3寝る時の形よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日----
神の国掲載号1927(昭和2)年10月号
八幡書店版443頁
愛善世界社版201頁
著作集304頁
第五版241頁
第三版241頁
全集
初版236頁
OBC kg207
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本文の文字数277
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本文
寝る時はさの字のやうな形がよい。仰向に寝ると鼠に呼吸を合せられた時に耐へ切れなくて、病人などになると死ぬ事がある。鼠が呼吸を合せると云ふのは、俗に云ふ襲はれることであつて、人間の吐く息を天井で鼠が吸ひ、鼠が吐く息を人間が吸ふので、かかる場合寝てゐる人間は苦しくつて息がとまりさうになり、ウンウンと唸るもので、自分の唸り声で目が覚める事もある。此時仰向に寝たる弱い人だと、遂に目が覚めず、それなりになる事があるのだ。襲はれる場合には人が傍に居て起してやるとよいけれど、一人だとさう行かないから、右の脇腹を下にして、さの字の形に寝てさへ居れば大丈夫である。