文献名1三鏡
文献名2玉鏡よみ(新仮名遣い)
文献名3憑依霊と聖地よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ
データ凡例
データ最終更新日----
神の国掲載号1934(昭和9)年01月号
八幡書店版145頁
愛善世界社版106頁
著作集
第五版158頁
第三版159頁
全集
初版130頁
OBC kg603
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本文の文字数368
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本文
安生館に来て、どうもせぬのにぶるぶる慄うて発動をするものが時々あるが、あれは長く体内に潜んで禍をして居た憑依霊が、聖地に来て赫灼たる神霊に照らされて居耐らなくなつて発動して来るのである。さういふ霊に対しては、大神様にお願ひして、
「許してやるから早くこの肉体から出よ」
と叱つてやつたらよい。天恩郷へ来る者は誰でも本当はさうなるのだが、王仁がじつと押へて居るのだ。それで王仁は気張りつめて居なくてはならないから身体が苦しいのだ。もしそれを放つて置いたら、誰も彼もが発動して忽ち大本の名を汚すやうな事になる。実際は自分の体内に居るものが発動するのであるけれど、さうとは思はないで、訳の分らぬ人達は大本へ来ると発狂するなどと云ひ出すからなあ。
往年上谷の修行場では種々の霊が出て来て大騒ぎをしたが、今でも放つて置けば同じ現象が起るのである。