文献名1三鏡
文献名2玉鏡よみ(新仮名遣い)
文献名3御玉串についてよみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ
データ凡例
データ最終更新日----
神の国掲載号1931(昭和6)年06月号
八幡書店版256頁
愛善世界社版148頁
著作集
第五版271頁
第三版272頁
全集
初版230頁
OBC kg712
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本文の文字数409
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本文
御玉串を差上げるに上書を連名でする事は神様に御無礼に当る。一人一人包んで丁寧にちやんと名を書いて差上ぐべきもので、神様は非礼をうけ給はぬ。金銭の多少に関はるのではない。唯自分の赤心を捧ぐればよいのである。長者の万燈貧者の一燈と云ふ諺がある。人各身分相応に其ベストを盡すべきものである。一円づつ出し合して包むなど云ふ事は、其の想念が既に正しくない。相談などすれば、いやでも出さねばならぬと云ふ不純な気持が混じて居るから、神様は決してお受けにならない。又実意、丁寧、誠、親切、これが神の教であるから、連名など云ふ事は、丁寧と云ふ事に於て欠けて居る。これ又神様のお気に召さぬのである。本宮山のお宮を建てた時でも、不純な想念の混じて居たお宮は取りこぼたれても、栗原さんが純な気持で一人で建てさして頂いた神饌所と燈篭とだけは残されたではないか。神様は搾取や強奪は決してなさらぬ。総て神様に捧ぐるものは純な気持でなくてはならぬ。