文献名1三鏡
文献名2玉鏡よみ(新仮名遣い)
文献名3一日の修行よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ
データ凡例
データ最終更新日----
神の国掲載号1931(昭和6)年10月号
八幡書店版90頁
愛善世界社版103頁
著作集
第五版300頁
第三版302頁
全集
初版257頁
OBC kg750
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本文の文字数279
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本文
朝に道を聞けば夕に死すとも可なり、と云ふ事は霊界への道の事である。即ち霊界の消息に通ずれば、わが霊のゆくべき道がわかるので、これさへハツキリ分つて居れば、いつ死んでもよいと云ふ事なのである。もし霊界の事を些しも知らねば其人の行手には唯暗黒があるばかりである。恐ろしいところに迷はねばならぬ。故に現界に居る時によく道を聞いておかねばならぬ。霊界百年の修行は現界一日の修行に如かず、と云ふ諺があるが、それはその筈で、其のかはり霊界は長い。現実界の命は短いから同じである。猫でも犬でも齢の短いものは早く子を生み早く死ぬ道理だから、霊界の百年は現界の一日にあたる。