文献名1三鏡
文献名2玉鏡よみ(新仮名遣い)
文献名3石女よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日----
神の国掲載号1930(昭和5)年12月号
八幡書店版459頁
愛善世界社版228頁
著作集
第五版308頁
第三版310頁
全集
初版264頁
OBC kg758
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本文の文字数365
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本文
御子生みの神業は人間として重大なる御用であるが、子が出来ぬからと云うて、それが罪の結果であるなどと思ふのは間違ひである。それは唯だ単なる体の欠陥に過ぎない。石の上に播かれた種と同様で育たない。故にうまず女の事を石女といふのである。人は二人の子供を自分等夫婦の代償として生んで育つべき義務があるのであるが、生まない人があるので、其代りに多くの子供を生まされるのであつて、神諭に「自分が生んでも自分の子ではない。神の子の世話がさしてある」とあるのは其意味である。子のなき人は、最初に誰かが貰へと云うて呉れた子が、自分の霊統の子なのであるから、それを貰ふがよい。人間心を出してあれが気に入らぬ、これが不足だと云うて、この最初のものを断ると、次に云うて来るのは、もはや自分の霊統の子ではないのであつて、他人の子を貰ふことになるのである。