文献名1霊界物語 第14巻 如意宝珠 丑の巻
文献名2第3篇 高加索詣よみ(新仮名遣い)こーかすまいり
文献名3第13章 山上幽斎〔563〕よみ(新仮名遣い)さんじょうゆうさい
著者出口王仁三郎
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日2021-08-01 15:30:15
あらすじ一行はコーカス山に向かって、小鹿峠の二十三坂の上にやってきた。ここは広い高原になっている。清浄な場所のように思え、一同は気分よく休息している。与太彦は勝彦に、このような清い場所で、鎮魂帰神の法を授けてくれ、と頼み込む。勝彦は、ここでは水がなくて禊ぎを行えないから、と言って難色を示す。弥次彦、与太彦はしきりに勝彦を説得する。ついに勝彦は承諾して、幽斎を行うことになった。弥次彦はたちまち神懸りになって、空中に浮遊すると、空高く浮いてしまった。勝彦は指から霊光を発射して、弥次彦の体を制している。与太彦と六公はそれをみてすっかり感心してしまう。勝彦も自分の神力にやや慢心の態を見せている。勝彦は、今のは木常姫の悪霊が弥次彦にかかったのを、最終的に追い出したのだ、と解説する。しかし与太彦と六公は、悪神でも何でもよいから、自分たちも空中滑走をやってみたい、と言い出す。勝彦は、人間は大地に足をしっかりつけて活動しなければならない、と諭すが、三人は聞かず、三人とも邪神に憑かれて発動してしまう。発動した三人は、勝彦の周りを飛びながら迫ってくる。勝彦は言霊や霊光を発射して抵抗するが、効かずに苦しめられる。すると、中空から馬に乗って、日の出別ら宣伝使一行が現れた。日の出別らは金幣を打ち振って邪神を追い払うと、三人はたちまち正気に返った。勝彦は懺悔の言葉を述べて過ちを悔いると、日の出別は一言も発せずにうなずき、また天に姿を隠した。一同は二十三坂上での幽斎を反省し、進んでようやく二十五番坂上に着いた。すると、またもや暴風が吹き荒れて四人の体は舞い上がり、谷底に吹き落とされた、と思うと、瑞月は目を覚ました。見れば、藪医者が自分を診断している。
主な人物
舞台
口述日1922(大正11)年03月25日(旧02月27日)
口述場所
筆録者松村真澄
校正日
校正場所
初版発行日1922(大正11)年11月15日
愛善世界社版203頁
八幡書店版第3輯 233頁
修補版
校定版210頁
普及版96頁
初版
ページ備考
OBC rm1413
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