王仁DBβ版 出口王仁三郎と霊界物語の総合検索サイト 文献検索 画像検索 単語検索 メニュー開く
サイトの全面改修に伴いサブスク化します。詳しくはこちらをどうぞ。(2023/12/19)

文献名1霊界物語 第56巻 真善美愛 未
文献名2余白歌よみ(新仮名遣い)
文献名3余白歌よみ(新仮名遣い)よはくか
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ データ凡例 データ最終更新日2020-05-22 10:00:26
あらすじ
主な人物 舞台 口述日 口述場所 筆録者 校正日 校正場所 初版発行日1925(大正14)年5月3日 愛善世界社版 八幡書店版 修補版 校定版 普及版 初版 ページ備考
OBC rm568801
本文のヒット件数全 109 件/ノ=109
本文の文字数2196
これ以外の情報は霊界物語ネットの「インフォメーション」欄を見て下さい 霊界物語ネット
本文   霊国面影
天恩郷
万寿苑松樹
絶頂に立てる銀杏大木
風にゆすられて
自然音楽を奏し
舞踏を演ず
タワタワと
七八羽
波路を
悠然として
漕ぎ渡り
初め空を
あやなしてゐる〈序文(初)〉

一茎芦にも涙滲み出る
    自然に憧憬する吾心〈総説(初)〉
大地をば再び踏まじと定めてし
    いたづき身も神に蘇生す〈総説(初)〉
一茎草にも神宝体を
    観るぞ嬉しき大本教〈総説(初)〉
一石水に天使音楽と
    舞踊を観たり神に在る吾〈総説(初)〉
病める時悲める時吾魂は
    根底鬼声に慄ひをく〈総説(初)〉
ごと氷如く冷やかな
    無宗教者あはれ霊魂〈総説(初)〉
純一に生ける神さへ種々
    相を顕はし玉ふ世中〈総説(初)〉
月星も皆打ち消され暁
    空に憤怒太陽輝く〈総説(初)〉
太陽は憤るが如く憂愁に
    沈める身をば睨ませたまふ〈第1章(初)〉
憂愁に沈み果てたる吾魂を
    月みひとり光らせる〈第1章(初)〉
闇黒な嚢やうな天地と
    思ひ悩みぬ神忘れたる夕〈第1章(初)〉
闇黒戸張に包まれて
    鬼ささやき聞くぞ淋しき〈第3章(初)〉
音は虚空を歩み笙音は
    地上を流れ極てなき国へ移り行く〈第3章(初)〉
行く水は光明を流し真白なる
    水泡と共にいづれへか行く〈第3章(初)〉
耳に聞きし神御声を面あたり
    目に見し今日夕べ嬉しき〈第4章(初)〉
時分をば見出だしたる恐ろしき
    姿に胸懺悔火盛かる〈第4章(初)〉
愚かさと弱きにをくそ外に
    吾を教ふる導師なきかな〈第4章(初)〉
人中で説法せよと攻めらるる
    そ惨憺さ消へも入りたき〈第5章(初)〉
円相光りに憧憬れ来るといふ
    人こそ吾が身導師なりけり〈第5章(初)〉
吾が魂あら浪風も和ぎ初めて
    妻子と共に神祭りしぬ〈第5章(初)〉
寂しさに悩みし吾も法悦
    雨にうるほひて祖霊を拝む〈第5章(初)〉
産土神に詣でて故郷
    母にし会へば子供心地す〈第5章(初)〉
恋しがる汝に送りし文また
    帰り来ずとも恨みも得せず〈第5章(初)〉
君まさぬ淋しき夜半に只一人
    雌猫背を撫でて眠りぬ〈第5章(初)〉
窓近く来鳴く鶯心あらば
    吾が恋ふ人に告げよくはしく〈第5章(初)〉
陽炎もえ立つ野辺に一本
    桜老木春をうたへる〈第6章(初)〉
日々に二円金を恵み玉ふ
    野原夕陽棟にかがやく〈第8章(初)〉
終日汗を搾りし代を以て
    買ひ求めたる米うまさよ〈第8章(初)〉
汗しぼり働きて喰ふ麦飯に
    妻子とともに舌鼓打つ〈第12章(初)〉

若き日を偲びて
米かひて父が帰るを待ちわびつ
    涙ながらに眠るいとし児〈第13章(初)〉
三銭稲荷鮓をば嬉しげに
    寝床にて喰ふ吾が児いぢらし〈第13章(初)〉
森厳と神秘に富める三五教も
    詩的仏教も真髄等しき〈第14章(初)〉
全心を頭陀袋とし人々
    言葉貰ひ歩行くは文士〈第14章(初)〉
言葉を胸に貯へて
    まさか時に使へ宣伝使〈第14章(初)〉
無き鋭き焔刃もて
    切り開きゆく大和魂〈第16章(初)〉
これは霜雪にやあるとよく見れば
    あした芝生剣かざせり〈第16章(初)〉
鼻垂男も言ふ花に鼻毛抜かれ〈第17章(初)〉
百花壇造る男鼻赤し〈第17章(初)〉
献労腕はシコタマ飯を食ひ
亀城趾や万代不動石たたみ
小説は謀叛人かと下女は由井
日にやけて光照殿基礎工事
亀城趾に亀甲型石を積み
宣伝使採用されたと宣伝し
名物ツツジは汽車で久留米籠
天恩郷にサツキも花咲かせ(サツキは光秀母)〈第18章(初)〉
外山氏を弔ふ詩
      瑞月
アヽ君は君は
四月三日
弥生香も
見ずして見えぬ
神国に昇りましぬ
吾は常に君
深き広き神愛を知る
君は情熱人にてありき
海軍に奉仕して
少佐となり
君が敏腕を振ひし
昔は音も鳴く
水泡と消えし
現実界果敢なさよ
アヽ去れど去れど去れど
君は大神愛を悟りて
大本基礎的神業なる
霊界物語筆者
随一者として
重きを成したり
且つ又君は誠実に
大本歴史編纂に
全力を傾注したり
偉功は
天地と共に
永遠に光輝を放つべし
生涯は
余りに多幸ならずと雖も
内的生活は
現代幸運者に比して
最も多幸なりき
心底に
神国を築き
御楯となりて
奉仕誠を完ふせり
偶々副守神ために
誤られて
稍脱線的
行動に出でし事ありしも
そは外部的情態にして
君が上天妨げたらず
浄罪界関門を潜りて
一日も早く
天界に復活されん事を
吾は信じて疑はない
君が霊肉脱離
瞬間に於て
朋友知己妻子等に
一点執着なく
二三同友に向つて
気息淹々たる裡より
吾は今
天国に往生せん
左様ならと
只一言を残して
御国に入りましぬ
アヽ何たる
荘厳さぞ
何たる快男児ぞ
君が平素
信仰に生き玉ひし
光明と
武人として面目とは
最後一言に依りて
大宇宙に躍如たり
吾は斯かる壮烈なる
大丈夫を失ひて
哀悼に堪えず
終夜君が生時を偲びて泣けり
アヽ然れど君は
大神天使に
導かれて霊国に
勇ましく昇り玉ひ
霊界に在りて
吾が大本聖団を
益々円満ならしむべく
守り玉ふ
御用に仕へ玉ふことを信ず
アヽ健在なれよ君精霊よ。
〈初版・再版 巻末「附録」(八幡版余白歌には収録されていない)〉
霊界物語ネットで読む 霊界物語ネット
オニド関係の更新情報は「オニド関係全サイトの更新情報」を見れば全て分かります!
王仁DB (王仁三郎データベース)は飯塚弘明が運営しています。 /出口王仁三郎の著作物を始め、当サイト内にあるデータは基本的にすべて、著作権保護期間が過ぎていますので、どうぞご自由にお使いください。また保護期間内にあるものは、著作権法に触れない範囲で使用しています。それに関しては自己責任でお使いください。/出口王仁三郎の著作物は明治~昭和初期に書かれたものです。現代においては差別用語と見なされる言葉もありますが、当時の時代背景を鑑みてそのままにしてあります。/ 本サイトのデータは「霊界物語ネット」掲載のデータと同じものです。著作権凡例 /データに誤り等を発見したら教えてくれると嬉しいです。
連絡先:【メールアドレス(飯塚弘明)
プライバシーポリシー
(C) 2016-2024 Iizuka Hiroaki