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文献名1霊界物語 第58巻 真善美愛 酉
文献名2前付よみ(新仮名遣い)
文献名3序文よみ(新仮名遣い)じょぶん
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ データ凡例 データ最終更新日2020-05-22 14:35:02
あらすじ本巻も例ごとく三日間に口述編纂をおわりました。三月二十八日に着手以来天候険悪にして、夜見浜に打ち寄せる激浪怒涛響きや、ガラス戸を暴風がゆする音、春雨声、並びに東北となり旅亭に聞こえる三味線、安来節声等に合せ、口述拍子を取りながら諄々として進んで行きます。「出雲富士ほど苦労はしても 末は松江で気は安来」という歌文句をしおりとしながら、末ため松神世、五六七神代教草一端にもと、湯茶をガブガブ呑みながら口述台に安臥して神まにまに述べ終わる。筆者は加藤、北村両氏にして、前巻も同様なり。惟神御霊恩頼を慎み感謝し奉る。
主な人物 舞台 口述日1923(大正12)年03月28日(旧02月12日) 口述場所皆生温泉 浜屋 筆録者北村隆光 校正日 校正場所 初版発行日1925(大正14)年6月15日 愛善世界社版前付 1頁 八幡書店版第10輯 371頁 修補版 校定版前付 1頁 普及版前付 1頁 初版 ページ備考
OBC rm580001
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本文  本巻も又例如く三日間に口述編纂を終りました。着手(三月廿八日)以来天候険悪にして、夜見浜に打寄する激浪怒濤響きや、硝子戸を暴風揺る音、春雨声、並に東北隣旅亭に聞こゆる三味線、安来節声等に合せ口述拍子を採りながら諄々として進み行く。
 出雲富士ほど苦労はしても
  末を松江で気は安来
 こ文句を栞となし乍ら、末ため松神、五六七神代教草一端にもと、油渇きし口車、湯茶をガブガブ呑みながら、口述台に安臥して神儘に儘に述べ終る。筆者は加藤、北村両氏にして前巻も同様なり。アア惟神御霊恩頼を謹み感謝し奉る。
   大正十二年三月三十日午后三時
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