文献名1霊界物語 第24巻 如意宝珠 亥の巻
文献名2第1篇 流転の涙よみ(新仮名遣い)るてんのなみだ
文献名3第1章 粉骨砕身〔731〕よみ(新仮名遣い)ふんこつさいしん
著者出口王仁三郎
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日2021-07-12 19:17:11
あらすじバラモン教が顕恩郷を支配していたとき、バラモン教幹部の鬼熊別・蜈蚣姫夫婦の間に小糸姫という一人娘があった。また部下の雉子という男、世才に長けてうまく鬼熊別夫婦に取り入り、宣伝使に取り立てられて友彦という名を賜った。しかし友彦は、なんとかして小糸姫を自分のものにして、鬼熊別の後継となろうという野心を持っていた。あるとき鬼熊別一家は部下を連れてエデン河に船を浮かべて酒宴を催した。しかし酔った鬼熊別の鉄拳を避けようと逃げる従臣によって船が傾き、小糸姫が激流に飲まれてしまった。水練に長けた友彦は、小糸姫を助けて蘇生せしめ、無事に館に連れ帰った。喜ぶ鬼熊別夫婦を前にして、友彦は現幹部の不甲斐なさを讒言して取り入る。小糸姫の無事を祝ってバラモン教の祝典が開かれた。バラモン教棟梁の鬼雲彦は挨拶に立ち、小糸姫の遭難に対して幹部連が何の力にもならなかったことを引き合いに出して、バラモン教の教勢の衰えを嘆き、一同に奮起を促した。友彦はこれに力を得て登壇し、現幹部の無力を非難して暗に己を売り込んだ。祭典の場は友彦への賛否で騒然となったが、鬼熊別一家とともに友彦はゆうゆうと引き上げた。
主な人物
舞台
口述日1922(大正11)年06月14日(旧05月19日)
口述場所
筆録者松村真澄
校正日
校正場所
初版発行日1923(大正12)年5月10日
愛善世界社版7頁
八幡書店版第4輯 613頁
修補版
校定版7頁
普及版3頁
初版
ページ備考
OBC rm2401
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