文献名1霊界物語 第44巻 舎身活躍 未の巻
文献名2第2篇 月明清楓よみ(新仮名遣い)げつめいせいふう
文献名3第9章 怪光〔1178〕よみ(新仮名遣い)かいこう
著者出口王仁三郎
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日2023-01-21 15:53:00
あらすじ晴公は、自分の言霊に神力が現れず万公に罵倒されたことを気に病み、治国別の言霊解説歌の真意を早く悟って見返してやろうと一睡もせずに両手を組んで考え込んでいた。あたりはシンとして声もなく、物寂しさが刻々に身に迫ってきた。しばらくすると、はるかかなたに光明が輝きだしたのが見えた。晴公は自分の言霊がようやく効果を表したと得意になっていたが、光が近づいてくると、それは頭にろうそくを立てて金槌、五寸釘を持った鬼女であった。鬼女は人に見られたことを覚ると、治国別一行に襲い掛かろうとした。治国別は寝たまま霊縛をかけると、鬼女は剣を振り上げたまま固まってしまった。治国別は震えおののいている晴公をからかっている。松彦は、女は鬼ではなく、お百度参りをしている娘であることを見抜いて、身の上話を聞いた。聞けば、バラモン教のランチ将軍に両親が捕えられ、殺されたと聞いたため、その恨みを晴らすために丑の刻参りをしていたのだという。女は、元はアーメニヤの生まれであったが、アーメニヤがバラモン軍に襲われた混乱のときに兄と生き別れになり、年老いた両親とライオン川のほとりで暮らしていたところ、三五教の黄金姫に諭されて改宗したと身の上話を語った。
主な人物
舞台山口の森
口述日1922(大正11)年12月08日(旧10月20日)
口述場所
筆録者北村隆光
校正日
校正場所
初版発行日1924(大正13)年8月18日
愛善世界社版118頁
八幡書店版第8輯 180頁
修補版
校定版123頁
普及版51頁
初版
ページ備考
OBC rm4409
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