文献名1大本神諭
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3明治33年旧8月8日よみ(新仮名遣い)
著者
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日----
年月日1900(明治33)年9月1日(旧8月8日)
神霊界掲載号大正8年11月15日号(第98号) 12頁
神霊界八幡書店復刻版第5巻 501頁
七巻本第6巻 236頁
五巻本未調査
三五神諭なし
東洋文庫天の巻なし
東洋文庫火の巻なし
連合会水の巻157頁
大本史料集成未調査
庶民生活史料集成なし
OBC os221
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本文の文字数1363
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本文
艮の金神国武彦命と顕現て、出口の手で書き置くぞよ。
此の経綸は石橋架けて、アチラへ飛びコチラへ飛び、又金鉄の橋架けて、十分是で落ちんと言う如うに致して、根本の橋から充分動揺ん橋であるから、此の艮の金神の大本は世界の大橋であるぞよ。チットの経綸で無いぞよ。それで誰にも判らんのじゃ。是から神に徐々と解けて聞して御用さすぞよ。改心出来た神から御用さすぞよ。
神単独では出来んから、誠の人に憑依て、御用さすのじゃぞよ。斯様な経綸は他の教会には無い、太古から無き神事じゃに依って、人民が疑ふのじゃぞよ。
疑ふのは道理じゃ。人から見れば飯綱を使ふて居る如うなから、疑うても腹立てるで無いぞよ。
時節待ちたら判りて来るぞよ。開いた口が閉まらん如うな神業が出来て来るぞよ。
そうなりたら、わしもわれもと皆出て来て、モチト大切にして置くじゃったにと言うて、地団太踏んだとて、後の後悔は間に合はんようになるぞよ。
世界に大望始まりて盛んになるのと、変性男子、女子の因縁判るのと、世界と揃うて判るぞよ。
是が判りて来たなれば結構であるから、今の気苦労耐忍りて下さりたら、其の上は結構が判るぞよ。
今迄は悪人の世でありたぞよ。世が替はりて、悪が善へ立返るぞよ。
艮の金神は悪神、崇り神と申したが、今度変性男子、女子の因縁が判りて来たら、悪神でありたか、善神でありたかといふ事が判りて来て、開いた口が閉まらん如うな事が出来るのじゃぞよ。
竜宮の乙姫様の御宝は、是はなかなか滅多に因縁無くては手に入らんぞよ。是は因縁の有る事じゃぞよ。
此の宝が手に入らんと、此の世は自由にはならんのじゃぞよ。是も仕組みてあるのじゃぞよ。
此の経綸致した神と、日の出の神の働きを見せて遣りたら、如何な悪人でも改心致すぞよ。
大化物が現はれたら結構になるぞよ。
苦労すると申せども、神が索き廻して居るから、兵糧にも水にも不自由はさせんぞよ。
可哀相なは兵隊じゃ。神の道を守りて居る人は、兵隊の働きを察して、神に祈願を掛けてやりて下されよ。
世界には未だ大神業ある依って、心得て居るが良いぞよ。
今では神床下に居る同様であるから、何にも判らんであらうなれども、神顕現たら厳しくなるぞよ。
今から心得て居らんと、其の時になりてから、俄かに神を頼みても、平常に誠実が届いて居らんと、神聞き済みは無いぞよ。
悪き精神を持ちて居りて、神取次を恨らめても、我が身の腹の中を能う掃除致さんと、他人を悪い悪いと申して居ると、此の経綸判りて来たら恥かしき事、誰に由らず出来るぞよ。
誰に由らず綾部は世界の大神業終了たら良く成るから、良く成りてから種々と不足申して来て下さるなよ。
チットは慮見の違ふ御方も出来るであろう。神布教師を恨めなよ。腹が立つ程筆先に出して気が付けてあるぞよ。此の上不足言うもの誰に由らず、燈台下暗いぞよ。
今の人民皆悪党なぞよ。
余り此の世に運否運がある故、零落て居る人民気の毒なぞよ。
今の人民と言うもの、零落て居るものには、物も心好く言わん時節じゃが、今に世が変るぞよ。
今口糊して居ると言うて、慢心致して居るが、世は持切りには致させんぞよ。
上下へ転倒ぞよ。
皆神の分神分霊じゃぞよ。善良き身魂を落してあるぞよ。今、逆様に本復ぞよ。
体主霊従は永続かんぞよ。