文献名1霊界物語 第23巻 如意宝珠 戌の巻
文献名2第1篇 南海の山よみ(新仮名遣い)なんかいのやま
文献名3第4章 長高説〔716〕よみ(新仮名遣い)ちょうこうぜつ
著者出口王仁三郎
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日2021-06-24 17:09:42
あらすじ杢助は魔我彦と竹彦をひそかに聖地に連れ帰った後、表戸を閉ざして聖地の様子を窺っていた。また玉治別、若彦、国依別の三人も密かに聖地に戻って高姫一派の陰謀を探っていた。高姫はそうとは知らず、聖地の役員信者たちに、緊急事態が突発したと触れ回って、錦の宮の八尋殿に集めた。高姫は、集まった信者一同を前にいかめしく祭典を執り行うと、得意げに壇上に登り、教主言依別命がお節(玉能姫)や杢助を重用することに対して非難を始めた。座中から加米彦が立って高姫に異議を唱え、秋山彦の館で沓島の鍵を盗んで如意宝珠の玉を呑み込んだ件をたしなめた。高姫が加米彦に反論すると、加米彦は高姫に異議のある者は起立するように、と呼びかけた。すると満場の者が起立した。高姫は、自分こそ変性男子の系統で日の出神の生き宮であるから、教祖の資格がある者だとますますいきり立つ。佐田彦と波留彦は立ち上がり、日の出神なら玉の隠し場所を透視せよ、と高姫に挑戦する。高姫は壇上で、神に理屈を言う者は改心ができていない、魔我彦、竹彦の両宣伝使こそ改心ができた立派な宣伝しだ、とわめきたてる。そこへ杢助が魔我彦と竹彦を連れて現れる。杢助は、魔我彦と竹彦の説には感服した、と高姫に告げる。高姫はてっきり杢助が自分の見方に付いたと思って居丈高になる。しかし魔我彦と竹彦は、高姫の案に相違して、高姫の悪事の企みを壇上でしゃべってしまう。杢助に自分の企みを一同の前でさらされて、高姫は壇上から駆け下り、一目散に館に走り帰ってしまった。そこに言依別命が現れて、一同に会釈すると神前に天津祝詞を唱え、皆は解散することになった。
主な人物
舞台錦の宮
口述日1922(大正11)年06月10日(旧05月15日)
口述場所
筆録者北村隆光
校正日
校正場所
初版発行日1923(大正12)年4月19日
愛善世界社版57頁
八幡書店版第4輯 514頁
修補版
校定版58頁
普及版25頁
初版
ページ備考
OBC rm2304
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