文献名1民謡 月の都
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3花明山よみ(新仮名遣い)
著者月の家和歌麿(出口王仁三郎)
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データ最終更新日2018-04-08 02:51:25
ページ2
目次メモ
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本文
月と雪との花明山城趾年が年中花が咲く
明智光秀城趾も今は法灯かがやく花明ケ岡
月と花との天恩郷に雪の肌の姫が住む
萩は咲いてる虫の音さゆる秋の花明山月が住む
千秋万寿苑の私は住居百や二百はまだ若い
私や和歌麿五十余の歌壇月も欠かさず歌送る
私や花明山天恩郷で色も香もある花造り
君は千年の鶴山住居私や花明山万寿苑
私や書に絵に著述に歌に墨と筆とで生きてゐる
椢林の下かげ行けば月にさえてる虫の声
月の光も明光殿の萩の木かげに虫がなく
萩の花咲く七月苑の松の梢に月がすむ
主は神苑の蓮月亭よいつも焼いてるくすべてる
主は神苑の春陽亭よすべての人から見あげてる
矢田の紅葉に保津川下り月と花との花明ケ岡
主は三味線三筋の糸よいつも私をひきつける
主の眼病なほしたいばかり平安観音へ百度ふむ
主のかたみのこの子を抱いてお礼まゐりの赤子石
主は花明山大安石よいつもまるまる肌がよい
私や神苑のお多福桜花より葉の方が先に出る
花明岡よいとこ名所がござる四季の花さく万寿苑
保津川下りの舟から見れば雲にういてる花明ケ岡
花と紅葉の嵐山越えりや月と花との花明ケ岡
汽車の窓あけあれ見やしやんせ雪にういてる天恩郷
そつと伊都能売観音様へ主としのんで礼まゐり
かたい約束月宮殿のもしも違ふたら化灯籠
私や花明山高台銀杏一生一代ひとりだち
私や花明山お濠の鯉よ釣りにくる奴釣つてやる
主は恋しや月照山の月の御国の宣伝使
私やどうせう光照殿のこけても起きます達磨さん
早うお帰り天恩郷へ庭にお菊が待つてゐる
霧にういてる亀山城は弥勒菩薩の救世の船
朝な夕なに七福神が玉の筆持つ明光殿
君は花明山七月苑の花に啌つく雪の肌
見たか見て来たか亀山城趾石で築いた月の宮
雪に聳ゆる天恩郷に世界無比なる石の宮
天下治めた亀山城趾今は弥勒の法の城
明智光秀手植の銀杏今にさかゆる花明ケ岡
濠をめぐらす天恩郷は瑞の御霊の仮住居
藪を拓いてチヤーチを建てて法の道説く花明ケ岡
明智光秀百万石の城趾眺めて汽車がゆく
水に写りし天恩郷の春の景色は天津国
月の浮べる亀山お濠夜の眺めは龍宮城
見れば見る程気高いものは濠にうつりし月の宮
濠に浮べる中島ごしに見れば嵩高い月の宮
丹波名所は天恩郷の雲にういてる月の宮
鶴も来て舞ふ天恩郷の空に聳ゆる一つ松
鬼の住みてし丹波の国に今は昭和の王仁が住む
千葉の葛野を汽車にて越せば丹波名物法の城
四季の花さく天恩郷の秋はうれしい虫の楽
月の光も明光殿に風雅言葉の花が咲く
花に包まる明光殿は月になほよし雪によし
西は算木山東は愛宕電灯輝く亀ケ岡
言の花咲く七月苑は月のお宮の松のかげ
高い愛宕の山から見れど空の月かげ低うない
私や丹波の草むらそだちいつも穴太が気にかかる
私や穴太出て綾部の里にひらく三五の道の主
忠と孝との二つの道を歩む誠の日本国
山と川とを眺めて暮す私や亀山花の苑
秋の丹波の霧こむ海にポツと浮いてる法の城
黄金色なす公孫樹の梢てるや末広秋の空
霧に浮いてる花明山城は波にしられぬ龍宮城
鶴も来て舞ふ亀山城は今は弥勒の法の城
西は半国東は愛宕中に清しい花明ケ岡
明智光秀城趾に今は法の道とく王仁が住む