文献名1霊界物語 第11巻 霊主体従 戌の巻
文献名2第3篇 言霊解よみ(新仮名遣い)ことたまかい
文献名3第17章 大気津姫の段(三)〔484〕よみ(新仮名遣い)おおげつひめのだん(三)
著者出口王仁三郎
概要
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データ凡例
データ最終更新日2021-06-11 18:44:13
あらすじ素尊が大気津姫を殺した段は、大神の御法則に違反していた衣食住の方法を、根本的に改められた、ということである。殺された大気津姫の頭に蚕が生ったということは、天地経綸の大道に奉仕する政治が行われた、ということである。二つの目に稲種が生った、というのは、社会の上下階級という「二つの目」に、穀食がなされ、正食に還ったということである。また宗教家であれば、顕幽一本の真理を達観して、万民を教化するに到ることを言うのである。二つの耳に粟生り、というのは、耳とは生産機関のことである。粟生りとは、物質、霊界ともに円満に発達した、ということである。鼻に小豆生り、というのは華美な衣服を改め、実務に適した制服を定めた、ということである。陰に麦生り、とは、西洋は西に位置し、陰の位置にあるため、陰の穀物である麦を食する、という意味である。尻に豆生り、というのは、日本でも北海道のような寒い地方は、脂肪が豊富な豆を食する必要がある、ということである。そして、これらの素尊の衣食改革のご提案を、神産巣日御祖神がただちに採用された、というのである。これらの素尊のご提案をもとに、天地改良の神策を樹立されたのである。人間は、この天則に反して暴飲暴食するときは、神の宮居である身体を損なうことになるので、日々の食物には気をつけるべきである。
主な人物
舞台
口述日1920(大正9)年01月17日(旧11月27日)
口述場所
筆録者谷村真友[#講演筆録]
校正日
校正場所
初版発行日1922(大正11)年9月10日
愛善世界社版160頁
八幡書店版第2輯 570頁
修補版
校定版161頁
普及版69頁
初版
ページ備考
OBC rm1117
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