文献名1霊界物語 第22巻 如意宝珠 酉の巻
文献名2第3篇 黄金化神よみ(新仮名遣い)おうごんけしん
文献名3第9章 清泉〔701〕よみ(新仮名遣い)きよいずみ
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ金公(金助)
データ凡例
データ最終更新日2021-06-05 22:32:19
あらすじ高姫は相変わらず玉を取ったのは曲津神の仕業だと思い込んでいた。そして夜に出立すると、鷹鳥山に小さな庵を結んで二三の供人と共に潜んで時を待っていた。高姫は鷹鳥山の庵で三五教を楯に教えを説いていたが、それを聞きに近隣の老若男女が集まってきて、栄えていた。バラモン教のカナンボールとスマートボールは、鷹鳥山に現れて鷹鳥姫と名乗るこの婆が、如意宝珠の玉と紫の玉を飲み込んでいると噂に聞いた。そこで二人は、蜈蚣姫に献上するために鷹鳥姫を襲って玉を奪おうと画策した。二人は鷹鳥姫の侍女・玉能姫が清泉に水を汲みに来るところを狙うが、逆に白狐につままれて気絶してしまう。スマートとカナンは気が付くが、お互いを化け物と勘違いして喧嘩を始め、清泉に落ちてしまう。泉は真っ黒になってしまった。スマートとカナンの首尾を確かめに来た部下たちは、清泉に人が落ちた音を聞いて、てっきり玉能姫と思い込み、蜈蚣姫のところへ連れて行こうとして泉にやってきた。泉ではスマートとカナンが取っ組み合いの喧嘩をしている。薄暗がりの中、バラモン教の部下の金助、銀公、鉄はスマートとカナンを水に落ちた玉能姫ら鷹鳥山の侍女だと思って助けようと、水に飛びこんだ。しかしスマートとカナンの喧嘩に巻き込まれてますます混乱してしまう。そこへ先ほどの三人の女神が現れて、金助、銀公、鉄を恩人だと言って真っ白な肌に変えてしまった。また美しい着物を着せられて三人は喜び、女神たちと手を取って踊っている。スマートとカナンはそれを羨ましそうに眺めている。また残りの二人のバラモン教の部下、熊と蜂も三人を呼び止めるが、金、銀、鉄の三人は、鷹鳥姫のお目にかかってくる、と言い残して、女神たちと山を登って行ってしまった。
主な人物
舞台
口述日1922(大正11)年05月26日(旧04月30日)
口述場所
筆録者松村真澄
校正日
校正場所
初版発行日1922(大正11)年7月30日
愛善世界社版115頁
八幡書店版第4輯 422頁
修補版
校定版119頁
普及版53頁
初版
ページ備考
OBC rm2209
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