文献名1霊界物語 第56巻 真善美愛 未の巻
文献名2第3篇 月照荒野よみ(新仮名遣い)げっしょうこうや
文献名3第14章 方岩〔1444〕よみ(新仮名遣い)はこいわ
著者出口王仁三郎
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日2024-07-01 19:25:10
あらすじヘルはベルを介抱し、目を覚まさせた。二人はデビスが死んだものと思って、宝石を残らずはぎとってしまった。するとベルとヘルは、分け前を巡ってその場で争い始めた。激しい格闘の末、二人ともその場に倒れてしまった。そこへ宣伝歌を歌いながら求道居士とケリナがやってきた。求道とケリナは倒れている三人を見つけ、ケリナは一人が姉のデビスであることを認めた。求道はデビス姫を方岩の上に運び、介抱した。デビスは目をさまし、修験者が自分を助けてくれたこと、妹のケリナも一緒にいることを知った。そして二人に、こんなところに荒行に来て、盗賊二人に襲われたいきさつを話した。求道は、倒れている盗賊が自分を殺そうとしたベルとヘルだと認めながら、神様はこの両人を使って我々に苦集滅道の真諦をお示しになったのかもしれないと宣し直し、水をくんで介抱した。ヘルは気が付いて、涙を流して求道に謝罪した。そしてデビスから奪った宝石を懐から出して、返そうと差し出した。ベルはそれを横合いから奪い取り、足をチガチガさせながら長く伸びた草丈のなかに身を隠して消えてしまった。求道はヘルにデビスを背負わせ、神言を奏上しながら月夜の道をテルモン山の神館指して進んで行った。
主な人物
舞台
口述日1923(大正12)年03月17日(旧02月1日)
口述場所竜宮館
筆録者松村真澄
校正日
校正場所
初版発行日1925(大正14)年5月3日
愛善世界社版197頁
八幡書店版第10輯 219頁
修補版
校定版208頁
普及版94頁
初版
ページ備考
OBC rm5614
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